MCAS Miramar Air Showでは透明ビニールバッグがマストなんです “BE CLEAR ON AIR SHOW SAFETY”

9月23日～25日に開催の“MCAS Miramar Air Show”に、今年も行く予定なんですが、今回から、新しいセキュリティポリシーが追加になったので、ちょっと特別な準備が必要になりました。

新しいセキュリティポリシーは、”BE CLEAR ON AIR SHOW SAFETY“。(アメリカ人っぽいキャッチーだよね。)

航空祭の会場では透明になれ、っていうことなんだけど、その意味は、エアショーに持ち込む自分の荷物は、全て透明なビニールバッグに入れなければならない、というポリシーなんです。透明じゃないバッグでは会場に入場できないんです。確かに、国内の航空祭でも同様ですが、入り口の手荷物検査場は、長蛇の列になることが多いので、どうしてもざっと中身をチェック、という段取りになりがち。それと、透明ビニールバッグは、一人1個まで。これまで良しとしていたクーラーボックスの持ち込みも禁止で、写真付きのIDがマストになりました。これらの措置は、効率の良いセキュリティチェックには欠かせない対策だと思います。

世界中、至る所でテロが発生している状況のなか、今後、海外のエアショーでは、こうしたセキュリティポリシーが浸透していくと思われます。目先を変えて、日本国内の航空祭では、カメラおやじ(お兄さん)たちを中心に、不必要に馬鹿でかいレンズ、他人の迷惑なんてお構えなしの脚立と三脚を、会場に持ち込む光景を目にしますが、保安上の観点からも、セキュリティチェックがしずらい荷物の持ち込みは、今後禁止の方向に持っていった方が良いと思います。ま、そもそも、航空祭を楽しむ普通の人たちからすると、邪魔くさいですしね。

※ 8月28日に開催予定の松島基地復興感謝イベント以降、国内の航空祭でも、”３辺の和が１００cmを超える手荷物は基地内へは持ち込めません”という措置が適用されるようですね。9月11日の三沢基地航空祭でも同様のルールが適用されていますが、とりわけ米軍基地(共用を含む)の場合は、現地のセキュリティはかなり厳しくチェックされるのではないでしょうか。

そんなわけで、透明ビニールバッグを調達しに、ショッピングモールに出掛けてきました。夏場のショッピングモールだったら、あんなもの、雑貨系のお店を見て回れば、必ず見つかると思っていたのですが、甘かったです。ちょっとした小物を入れる透明ビニールバッグは何とか見つかったものの、カメラと望遠レンズを入れられるぐらいのサイズとなると、どこを探しても見つかりませんでした。

仕方がないので、いつも通り、アマゾンで検索してみた結果、何点か候補が見つかったので、一番評判の良い製品を買ってみることしました。

まずは、“抗菌 透明ビニールバッグ Lサイズ”。写真だとわかりずらいかもしれませんが、透明ビニールバッグに、”Canon デジタル一眼レフカメラ EOS 7D Mark IIボディ EOS7DMK2“と”Canon 望遠ズームレンズ EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM フルサイズ対応 EF100-400LIS2“を入れてみたところなんですが、Lサイズだとギリギリっていう感じ。

で、もうひとつが“抗菌 透明ビニールバッグ LLサイズ”。同じカメラとレンズを入れたみたところ、まだ他のモノも入れることができそう。兎にも角にも、持ち込めるバッグは1点のみなので、見た目、大きすぎるぐらいのバッグの方が何かと汎用性が高いと思われます。このLLサイズの透明ビニールバッグは、今回購入したお店にしかありませんでした。ちなみに、耐久性ですが、ま、なんやかんや言っても、所詮、ビニール製なので、恐らく使用回数には限りがあるように思います。勝手な印象としては、ぜいぜい4〜5回使ったら、どこかに破れが出てくる可能性はあるのかも。感じとしては、LLサイズより、Lサイズの方が丈夫かな？

小物グッズも透明なモノに入れなくてはならないんですが、そのあたりは、普通のビニール袋で代用すれば良さそう。ビニール袋に入れて、今回買った透明ビニールバッグに入れておけば、何とかなるかもしれません。ま、今回は、この程度の準備しかできませんでしたが、エアショーの会場で、アメリカ人の人たちがどんなビニールバッグを持参するのか、じっくり観察したうえで、更に良さそうなモノが見つかれば、次回は、そちらを調達してみようと思っています。

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