TaoTronics Bluetooth ブルートゥース 4.0 ワイヤレス オーディオ トランスミッター ポータブルステレオ 送信機 TT-BA06

航空機のスポッティングや撮影などでマストなアイテムと言えば、エアバンド受信機ですよね。定期就航している民間航空機ならまだしも、戦闘機をはじめとする軍用機を撮影する時は、エアバンド受信機がないと、離発着する航空機の有り無しが分からないので、ボッーっと待っているだけになってしまい、時間を持て余してしまいます。勿論、ベストショットを逃すこともしばしば。
で、POOHは“アイコム IC-R6 エアーバンドスペシャル”と“DJ-X81 アルインコ ワイドバンドレシーバー エアーバンドスペシャル+ミニアンテナ 1000chメモリー書込済み!0.1MHz-1299.995MHz”を、飛行場の状況によって使い分けていたり、両方持っていったりしたりしています。
冬場はポケットがたくさんある衣服を着ているし、ネックストラップで首に吊るしたり、ズボンにひっかけたりして使っていましたが、夏場になってくると薄着になり、汗ばむ季節になることもあって、エアバンド受信機を携帯したままで撮影するっていうのが、結構、煩わしくなってくるかと思います。
そこで、今回、“TaoTronics Bluetooth ブルートゥース 4.0 ワイヤレス オーディオ トランスミッター ポータブルステレオ 送信機 【1年間の安心保証】 TV、iPod、デスクトップ、ラップトップ、タブレット、MP3/MP4プレイヤー、CDおよびDVDプレーヤー、 メディア・プレイヤーや3.5mmオーディオ出力ジャックに適用 日本語マニュアル付属 TT-BA06”というトランスミッターを買ってみました。

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正直、あまり聞き慣れないメーカーの製品なので、製品サポートが心配だったんですが、日本語対応のサポート窓口があるみたいです。製品に同封のマニュアルも日本語のページがあるので、セットアップ方法や基本的な操作方法などに関しては心配ないかと思います。

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下の写真の水色の矢印が占めている黒いボックスが製品本体です。iPhone 6sとサイズを比較してみると、かなりコンパクトなサイズであることがお分かり頂けるかと思っています。重さは、11gととっても軽量です。しかも、このサイズで、連続転送時間約10時間というのですから、ちょっとビックリですよね。

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この製品はトランスミッター、つまりオーディオ・データの送信機になるので、エアバンド受信機で使う場合は、下の写真のようにイヤホン端子に、製品付属の3.5mmオーディオオス-オスケーブルを使って接続します。こうすることで、エアバンド受信機で受信した音声をBluetoothを介して、ヘッドセットなどに飛ばすことができるわけです。

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POOHの場合、iPhoneで音楽を聴いたりや映画を観る時に普段から愛用している”JVC HA-FBT60 XXシリーズ ワイヤレスカナル型ヘッドセット Bluetooth対応 ブラック“を使って、エアバンド受信機で受信した音声を聞くことが目的でした。

で、ここでちょっと技術的な内容に触れておきます。

今回購入したトランスミッターは、通信方式がBluetooth Ver.4.0で、対応BluetoothプロファイルがA2DPというスペックです。一方、受信機側になるヘッドセットは、通信方式がBluetooth標準規格Ver.3.0+EDRで、対応BluetoothプロファイルがA2DP/AVRCP/HFP/HSPというスペックです。

両者ともに、Bluetoothプロファイルで”A2DP“をサポートしているので問題ないはず、とは思っていたものの、ネット上で公開されているBluetoothに関する複数の解説ページによると、Bluetooth Ver.4.0とBluetooth標準規格Ver.3.0との間で互換性がない、という説明を多く見かけたので、実際に実機で試してみるまで不安でした。ま、そうは言っても、これまでiPhone 6s(Bluetooth Ver.4.2)とヘッドセットの組み合わせで普通に使えていたので、そういったネット上の解説のどの部分をどこまで信用して良いのやら…

で、結果的には、全く心配する必要はありませんでした。製品に同封のマニュアルにしたがって操作すれば、あっという間にペアリングできました。ただ、どの製品でも、このように相性が良いとは言い切れませんので、上記の内容を参考にご自身で事前に確認してみて下さいね。

いやー、兎にも角にも、この製品のお陰で、カメラ用のバックにエアバンド受信機を入れたままで音声を聞くことができるようになり、とってもスポッティングが快適になりました。実際には使用する環境にもよるのかもしれませんが、Bluetoothのスペック的には、10mぐらいの距離であれば、音声データを飛ばすことができるそうです。お値段的にもリーズナブルなので、良いお買い物ができました。

実際のスポッティングで何度か使ってみましたが、エアバンド受信機を携帯せず、しかもイヤホンのケーブルもない、っていうは、なかなかの快適感です。しかも、POOHが愛用しているヘッドセットは、最大8台までマルチペアリングできるタイプなので、スポッティングの最中、エアバンドを聞いたり、音楽を聴いたりできるので、メチャメチャ楽しくスポッティングできてGOO!!

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ホームページ”THE POOH FILES”にも是非お立ち寄り下さい。

tomohiko

長年に渡りMacintosh向けの自作アプリを作り続けているPOOHです。最近はiPhone,iPad向けアプリ開発にも挑戦中。グルメ、旅行、露天風呂、写真、サイクリング、映画、STAR TREKが大好き。レトロでSFなおもちゃを大量にコレクション。プレーリードッグと同居中。

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