今年も小樽で美味しい早秋を楽しむ (4) “航空自衛隊 千歳基地”
折角、小樽に来たので、これまでじっくりと観たことがなかった”千歳基地”の撮影ポイントをチェックしておくことにしました。
この日は、9月の連休開けの平日、天候はまずまずとは言っても雲の多い空といった感じでした。なぜか、どこ飛行場も雲が多い時が多いですよね。
まずは、空港周辺の概況を確認しておきます。こちらの飛行場は、下の地図で分かる通り、西側が千歳基地、東側が”新千歳空港”です。この日は南風でしたので、千歳基地はRWY18からの離陸でした。
今回、基地の周囲を車で走りながら、軍用機の撮影が可能なポイントを探してみた次第です。とは言っても、今回が初めてのトライでしたので、勿論、見落としはあると思います。そのあたりを間引いてご覧下さい。
結論から言うと、RWY18方面は小高い林と住宅街、そして基地の正門方向になりますので、適切な撮影ポイントは見当たりませんでした。ですので、この日のように、RWY18からの離陸ということになるとタキシング等を間近に観ることはできそうにありません。
ただ、RWY18側にある基地の格納庫やエプロンは、空港から337号線に入る陸橋あたりから眺めることができそうです。でも、駐車スペースがないので、徒歩っていうことなろうかと思います。それと、かなり焦点距離の長い望遠レンズがないとつらそうです。やっぱり、RWY18方面は航空祭の時に、っていう感じだと思います。
徒歩ということであれば、管制塔付近もありだと思います。ただ、滑走路を真横から観るポイントになるので、もしかすると、エアバンド受信機がないと、撮影タイミングを図りづらいかもしれません。
じゃあ、RWY36方面はというと、ただ単に、130号線や1091号線沿いを来るで走っていても、周囲は小高い丘になっているので無理。
で、今回、一番良いと思われた撮影ポイントは、RWY36R END付近です。最初、このポイントにたどり着けなかったんですが、導入部分をようやく発見しました。上の地図の2箇所の矢印が導入部分になります。
1箇所目は、空港から130号線を南下する途中に、こんな風景が見えて来たら、迷わず細い道に向った右折します。
2箇所目は、1091号線沿いにある民間のパーキングのすぐ右側にある小道を、こんなところを入って大丈夫?って思いつつ入っていきます。この看板も目印です。くれぐれも、パーキング側には入らないようにね。
ただ、他のブログ等をチェックすると、冬場は除雪しないので、この細道に進入するのはやめた方が良いとのことです。あくまで、季節が良い頃が良いということだと思います。
こちらのRWY36 END付近のポイントでの機材ですが、RWY18の運用時ですと、滑走路からの離陸直後を撮影したい場合は、400mm以上の望遠レンズが必要だと思います。ま、一旦、上がってしまえば、自分のいる場所に向ってきますので、F-15Jのコンバットブレイクなどがなければ、そこそこのレンズでOKかも。
今回は体験できませんでしたが、仮に北風でRWY36の運用であれば、こちらの撮影ポイントには3箇所ほど、フェンスより高い位置を確保できる場所があるので、そこそこのレンズでタキシングから離陸までを狙えそうです。勿論、着陸シーンもね。
RWY36 ENDの正面に立つと、右手に国内線・国際線ターミナル、管制塔、そしてその奥に政府専用機専用の格納庫が見えます。
政府専用機が駐機していれば、こんな風景が見られますよ。
左手の遥か奥に、基地の格納庫やエプロンが見えますが、肉眼では確認が難しいかも。この写真でも見づらいですよね。
ちなみに、END真正面のフェンスはかなり高めですので、それなりの脚立が必須です。
では、この日に撮影した写真を何枚か紹介しておきます。
当日撮影した写真は、”FlyTeamのチャッピー・シミズ マイページ”(チャッピー・シミズは、POOHのハンドルネームです)で公開していますので、興味がありましたら、そちらをご覧下さい。
この日は、連休開けだったので、F-15Jをお目当てにしていたんですが、行きと帰りに立ち寄った両日とも、格納庫は閉まっていて、訓練時に待機するはずの消防車も表には出ていませんでした。トホホ。ただ、これまで、”羽田空港”の格納庫で何とか目にした”政府専用機”が格納庫前のエプロンに2機とも駐機していたので、”KC-767J”の離陸とともに写真に収めることができましたよ。
後、やや遠目になりますが、南風の運用でしたら、新千歳空港から離陸する民間航空機を眺めることもできます。ただ、新千歳空港の滑走路は、林の向こう側になりますので見えません。
こちらは、POOHが作ったアプリ”空港ファン AirportFun”を現地で動作確認した際のサンプルです。ご参考までに。
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