イギリス 世界最大級の航空ショー RIAT 2015で軍用機三昧 (1) “海外向けのレンタルWiFIルーター””イギリスでのレンタカー AVIS” “GARMIN カーナビ nuvi2795”

イギリスで年に一度開催される”THE ROYAL INTERNATIONAL AIR TATTOO”(RIAT)という世界最大規模の軍用機オンリーの航空ショーに行ってきました。今回のような海外の航空ショー経験は始めたなので、”羽田空港”を出発する前からドキドキです。
イギリスまでのフライトは、JALとコードシェアしている”BRITISH AIRWAYAS”の”ボーイング 777”でした。(コードシェアと言っても、日本人クルーは搭乗していませんでした)チェックインを済ませた後は、

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海外で使えるWi-Fiルーターをレンタルしました。実は、今回の旅行の前に一度空港に行って、空港内でレンタルしている会社を殆どすべてチェックしてきました。各社共通しているのは、一日に利用できるパケット容量が、おおよそ400~500MB程度。つまり、メールやSNS程度だったら支障はないんですが、例えば地図で数回ルート検索したりすると、制限に近くなってしまうみたいです。制限を超えてしまうと翌日までNGだったり、ルーターをレンタルしている期間ずっとNGだったりと、制限に伴う措置はマチマチだったりです。最悪なのは、ヨーロッパ等を周遊するパッケージの場合、一度制限を超えると旅行期間中に通信できなくなるサービスがあるみたいですよ。加えて、各社とも、海外向けのWi-Fiルーターの場合、通信の品質や使い勝手などは、現地の通信キャリアのルールやエリア毎の通信事情次第なので、レンタル会社では細かい状況までは分からないとのこと。
そんななかで、”SoftBank”さんの海外ルーターに限り、旅行期間中に利用できるパケット容量が5GBというサービスだったので、今回は現地の滞在が実質3泊ということもあって、こちらのルーターを借りることにしました。SoftBankと言えばボーダフォンと所縁があるキャリアなので、こういったサービスがあるのかも?ちなみに、5GBタイプの場合、事前に予約しておかないと、当日は在庫切れっていうケースがあるそうです。それから、当日、レンタルの手続きをしにカウンターに行く際、時間帯によっては混雑していますので、ちょっと早めに空港に入ることをオススメします。

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以下、実際に使ってみた経験から、注意しておきたい点を何点か列挙しておきます。

・空港近くは問題なく使えました。でも、今回滞在した田舎部のエリアでは、接続が安定せず、しかも通信速度がメチャメチャ遅かったです。遅いながらもホテルのWiFIを活用した方が良いかも。ちなみに、ヒースロー空港の無料WiFiは快適でしたよ。移動中にメールやチャット等をしなくても良いのであれば、今回の経験から、個人的には空港やホテルのWiFIサービスで十分だと思います。折角、レンタルしても、田舎部ではあまり役に立ちませんでしたしね。
・通信環境が悪い場所では、WiFiルーターの電源消費がとっても激しく、すぐにバッテリーがなくなってしまいました。
・3G回線で、かつ通信品質もあまり良くないので、くれぐれもカーナビ的な利用は想定しない方がいいです。実用面で無理です。動画やストリーミングなども論外です。

搭乗までラウンジで一休みした後、

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いよいよ、イギリスに向けて出発!!

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今回はビジネるクラスだったので、こんな感じのフルフラットシートです。イギリスまでのフライト時間は12時間で、朝食と昼食が出ましt。ちなみに、機内Wi-Fiサービスがなかったので、映画を観終えた後は、寝るしかない感じでしたけどね。
当日の搭乗レビューは、”FlyTeamのチャッピー・シミズ マイページ”(チャッピー・シミズは、POOHのハンドルネームです)で公開していますので、興味がありましたら、そちらをご覧下さい。

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予定どおり、イギリスの”ヒースロー空港”に到着。

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BRITISH AIRWAYASを利用したので、ターミナル 5のスポットに駐機。それにしても、メチャメチャ大きな空港です。スポットからイミグレーションなで、かなりの時間距離があります。こういう空港を経験すると、やっぱり羽田や成田って小さいって感じたりします。2020年のオリンピック、大丈夫かな?

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イミグレーションも混雑しています。イミグレーションでは、滞在の目的とか旅行の概要などを、かなり細かく聞かれたりしました。

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掲示板に従って、レンタカー会社の受付エリアに行ってみると、今回利用する”AVIS”のオフィスは隣りのビル棟(恐らく空港の駐車場)にあるよ、っていう案内が出ています。

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このお店があるところを左に曲がり、隣りのビル棟のエレベータで4階に上がるとオフィスがあります。

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こちらのオフィスはさすがに混み合っています。今回は事前に”プリファード Preferred 会員”に登録したうえで予約しておいたので、専用デスクで比較的短時間に手続きを終えることはできましたよ。(それでも20分ぐらいは待ちましたけど)会員登録はオススメです。

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手続きが終わると、車の駐車エリアの番号が書いてある封筒をもらえるので、自分でそこまで行って出発の準備をします。

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日本国内ですと、大抵の場合、レンタカーにはカーナビが付いていますが、海外では借りる時はオプション契約をしないとカーナビを利用できません。

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オプション契約でカーナビを利用してもいいんですが、我が家は、事前に購入しておいた”GARMIN ポータブルカーナビ 7型 nuvi2795 ブラック 116600 【正規品】”を利用しました。なぜ、わざわざカーナビを購入したのかと言うと、生まれて始めて走る海外の道路を、全く使ったことのないカーナビで、しかも英語で案内されるのに不安を感じたからです。(ルート検索も面倒という噂を聞いたこともあります)今回購入したガーミンのカーナビは日本語版なので、日本国内でも利用できます。何より、表示と案内の音声が日本語、しかも旅行の前に、シミュレーション機能で、実際のルートを自宅で予習できたので、安心感に大きな差があると実感しました。

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車から電源を供給できるACアダプタが付属しています。これ重要です。(ナビの最中に電源が落ちちゃうと困りますからね)

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空港で車を借りた直後にガーミンの電源オン!!
でも、なかなかGPS情報を受信してくれません。かなり待ったんですが、なかなかセットアップが終わりません。カーナビを使えないと出発できないので、内心焦りましたが、駐車場で見晴らしのよさそうな場所にちょっと車を移動させてみると、すぐにGPSを受信して、地図情報がイギリスに切り替わりました。ふう。
下の写真では、今回用意したカーナビをダッシュボードの下の方に仮置きしていますが、実際に走ってみると、やっぱり車にもともと付いているカーナビのところにガムテープで貼り付けた方が見やすくて良かったです。実際、2日目からは、日本からもっていったガムテープを使って貼り付けました。

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ちなみに、日本語版のガーミンを買っただけでは、日本国内の地図情報しか利用できません。海外用の地図情報は別売なので、今回はヨーロッパ版の“[ガーミン/GARMIN] CityNavigator ヨーロッパ microSD/SD(正規輸入品) 海外地図ソフト 【品番】 1068050”を購入しました。マイクロSDカード仕様です。

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自宅でシミュレーションした時のルート情報が履歴として保存されているので、現地で目的地をセットするのに手間が一切かかりませんでした。
イギリスの場合は、郵便番号で目的地を検索すれば、目的地をかなり正確に設定できました。

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スピード違反監視用のカメラに気をつけながら、空港から目的地にドライブ。

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イギリスは右ハンドル、しかもカーナビのルート案内も適切で、かつ日本語表示と日本語音声のお陰て、普通に道路を走る分にはストレスはありませんでしたよ。但し、日本国内と違い、イギリスでは、”ラウンドアバウト”と呼ばれる独特の交差点があるので、ラウンドアバウトが近づくにつれ、ちょっと緊張しました。ラウンドアバウトに入る時は、右から入ってくる車が優先というルールを守っていれば支障はないんですが、場所によっては混雑していたり、曲がる方向別のレーンがあったりと、ちょっとドキドキする場面もあったりしました。

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今回、イギリスの田舎道を中心に運転した経験から、日本との違いを感じた点を何点か列挙しておきます。

・既に触れたラウンドアバウト。混雑するラウンドアバウトなどでは信号機がある場合もありますが、田舎道の場合は信号機がなくて、右から来る車が優先というルールをきっちり守れば支障はないんですが、肝心の曲がる箇所は、ガーミンなどのカーナビがないと、かなり厳しいかも。
・村に入ると制限速度が30マイルに制限されますが、その他の道路の制限速度は、日本の高速道路並です。田舎道でも80~90キロ程度まで速度を上げられます。そのため、片側1車線の狭い田舎道でも、信じられないほど速度を出す車が多いです。日本と違って、カーブにミラーもないので要注意です。後続車に煽られて、無理にスピードを出し過ぎないようにした方が良いので、積極的に路肩に車を駐めて後続車に道を譲りました。
・田舎の村などでは、車を停める駐車スペースが少ないので、両脇に路駐している車がかなり多いです。
・田舎の道でも、速度違反を取り締まるカメラがあります。スピード違反をすると、レンタカーでも、レンタカー会社を通じて、高額の違反金の請求があるそうです。ちなみに、今回使ったガーミンのカーナビは、現地の細かな速度規制をちゃんとフォローしてくれて、速度を超過すると警告音で知らせてくれる機能が付いています。これがなかったら、違反していたかも。
・今回、ベンツのレンタカーだったんですが。ベンツって、速度制限を防止する機能があるようです。予め設定した速度以上出ないようにする機能で、この機能、運転中でも簡単に設定できます。今回、一度誤って、その機能を有効にしてしまったため、ハイウェイで急に速度が出なくなって困ったしまいました。
・幸いなことに、道路標識のマークの意味はだいたい日本と同じものが多いみたい。運転する前に、ひと通り予習しておけば問題なかったです。(今回のように、田舎道を走る範囲では)でも、キロとマイルは、おおよそで換算できるようにしておくと何かと便利かも。
・車に欠かせないガソリンを入れるやり方が最初分かりませんでした。ガソリンスタンドでの苦労談は、別のTALKでご紹介します。

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ガーミンのお陰もあって、空港からおよそ1時間40分ぐらいで、この日のお宿がある村に無事に到着しました。

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今回のホテルは、ホテルの裏手に駐車スペースがあったので、不慣れな縦列駐車をするようなことはなかったです。

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こちらは、POOHが作ったアプリ”ココをマーク (Locuse)”を現地で動作確認した際のサンプルです。ご参考までに 。

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ホームページ”THE POOH FILES”にも是非お立ち寄り下さい。

tomohiko

長年に渡りMacintosh向けの自作アプリを作り続けているPOOHです。最近はiPhone,iPad向けアプリ開発にも挑戦中。グルメ、旅行、露天風呂、写真、サイクリング、映画、STAR TREKが大好き。レトロでSFなおもちゃを大量にコレクション。プレーリードッグと同居中。

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