VMware Fusion 7 vs Parallels Desktop 10

先日購入した”Parallels Desktop 10”を数週間使ってみて、個人的にはちょっと馴染めない感じがしています。
確かに、OS X上でWindowsアプリが動いたり、相互のデータ交換ができたりと、便利な機能が満載なので、本来なら不満を感じるっていうのはおかしな話かもしれません。でも、あくまでも個人的な感想なんですけど、OS XとWindowsそれぞれがとってもシームレスにデスクトップ上で共存しているのが、かえって使いづらいんですよね。一番、違和感を感じるのは、マック上のフォルダがWindows上のディレクトリを包含しているので、Windows環境固有なディレクトリを見つけづらいんです。ま、もともと別の文化なので、Windowsを敢えてマックっぽく見せてくれるのが、結果的に違和感を覚え、スムーズに操作できない原因なのかも。加えて、Windows上でエラーとかシステムのメッセージが表示される時、利用しているアプリとメッセージがかぶってしまい、全く操作できないケースがあったりしました。
それと、POOHの環境だからかもしれませんが、あまり安定しているとは言えないかも。とりわけ、マック純正のDVDドライブとの相性があまり良くない感じがします。それと、ちょっとレスポンスがね。
そんなわけで、ま、あくまでも個人的な感覚で、イライラ感を覚えながら”Parallels Desktop 10”を使ってきたんですが、先日、“OS X Yosemite”版の”VMware Fusion 7”が遅ればせながらリリースしたので、イライラ解消ということで、乗り換えました。

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確かに、”Parallels Desktop 10”と比べるとマックとのシームレス感は薄れるものの、そうは言っても、オプションでそこそこ両環境の間で共有できる部分もあるので、実用面では支障はないと思います。それと、何より、無理やりシームレスにせず、お互いの文化を侵食せずに共存するアプローチなので、個人的には使いやすいですね。ちなみに、DVDドライブとの相性も問題ないです。
どちらが好みなのかは個人差があるんだと思います。ま、そこはいきなり購入というよりは、どちらの製品もトライアルバージョンを提供していますので、まずは試用してみるのが良いと思います。

ホームページ”THE POOH FILES”にも是非お立ち寄り下さい。

tomohiko

長年に渡りMacintosh向けの自作アプリを作り続けているPOOHです。最近はiPhone,iPad向けアプリ開発にも挑戦中。グルメ、旅行、露天風呂、写真、サイクリング、映画、STAR TREKが大好き。レトロでSFなおもちゃを大量にコレクション。プレーリードッグと同居中。

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