最近、”空飛ぶタイヤ”を読んでみました
最近、”空飛ぶタイヤ (上)”と”空飛ぶタイヤ (下)”を読んでみました。
“下町ロケット”、“オレたち花のバブル組”、”オレたちバブル入行組”、”ロスジェネの逆襲”と代表作をあげるとキリがないほどの池井戸潤さんの、これまた代表作のひとつです。
上下巻の構成になっていて、旧財閥系グループの一角を成す自動車メーカーと中小の運送会社が、事故の原因を巡って激しく戦う姿を見事に小説にしています。これは名作です。とにかく、それぞれの立場で対峙する企業の内部を見事に表現していますし、中小企業を見放す銀行と窮地を救う二行の銀行の関わりを見事に描いています。それと、事故の原因を隠し続ける大企業の論理と、そこで働く社員たちの社内での戦いも読み応えたっぷりです。小説そのもののは、かなりのボリュームですが、あっという間に読み終えちゃいました。未だ読んでいない向きは、是非、どうぞ!!オススメ!!
あ、”空飛ぶタイヤ ソフトシェル DVD-BOX”も発売されてるんですね。そうそう、ちょっと余談ですが、”連続ドラマW 下町ロケット [DVD]”を最近観たんですが、メチャメチャ感動して何度も泣けますよ。こちらもオススメ!!
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