歴史と芸術と食の街 イタリアの旅 2014年 (10) “困ったこと編 トイレのことなど”
女房は何度かイタリアに旅行した経験がある一方で、POOHは今回が初めてのイタリア旅行だったので、それなりに困ったことがいくつかありました。
このTALKでは、恥を忍んで、本当に困ったことをいくつか紹介しておきます。イタリア旅行を計画している方々にとって、少しでもお役に立てば幸いです。
今回のイタリア旅行で最も困ったことは、トイレです。そう、トイレ。
日本国内の観光地を想像すると、当然、要所要所にトイレがあるって思うじゃないです。でも、イタリアには、日本人的にあるべき場所にトイレがありません。
逆に、公共のトイレがありそうな場所は、列車の駅、空港、そして美術館です。
実は、”アマルフィ Amalfi”に向かう途中、急に腹痛を感じ、まさにトイレが必要な事態が発生!!
でも、日本で普通にありそうな公共トイレがないことは分かったいたので、“ポジターノ Positano”ではたまたまあった有料のトイレを利用しました。もし、幸運にも近くに有料トイレが見つかれば、あとは小銭が必要です。こちらの有料トイレの料金は、0.5ユーロでした。
ま、いつも幸運に恵まれるわけじゃないので、どうしてもトイレが必要なら、近くにある”バール”に駆け込んでみて下さい。旅行中、何度かバールのトイレを借りましたけど、たまたまかもしれませんが、お借りしたトイレはいずれも、とっても綺麗でした。でも、トイレだけ借りるわけにもいきませんので、用が済んだらエスプレッソ等の注文は不可欠ですよ。
それと、日本では一般化しているウォシュレットはどこにもありません。およそ、トイレの形式はこんな感じです。なかにはお尻を洗うシャワーが付いたトイレもありますが、直感的に使い方が分かるっていうものではないので。ま、もし機会があれば、イタリア人に使い方をレクチャしてもらって下さい。
それから、多くの場合、トイレットペーパーは細切れなので、日本のように、自分で好きな長さに切るっていうことは出来ません。とにかく、細かく切れたタイプのトイレットペーパーです。
旅行中に健康を害した場合は、意外と現地で販売している市販の薬が効くことが多いかも。POOHの場合は、お腹に効く薬を、駅構内に出店している薬局で購入しました。
ちなみに、こちらの薬は、ガイドさんが腹痛の時に良く効いたというもの。一日一錠で、3日間続けて飲むんだそうです。実際、そのような処方で飲んだら、体調が回復しました。
どこの薬局もそうなのかは分かりませんが、こちらのお店では、入口付近にある順番待ちのレシートを受け取り、順番が来ると掲示板に自分の番号が表示されますので、あとは薬剤師さんに症状を話すか、あるいは欲しい薬をオーダーするという手順です。
トイレほどじゃないにせよ、困ったのは英語圏ではないっていうこと。勿論、日本語でのコミュニティは全く期待できない国です。
イタリア語が分からなくて一番困ったのは、レストランのメニューかな?ま、大抵は英語で話せば何とかなりますが、書いてある文字を全く理解できないって、こんなに困るんだ、っていうことを痛感しました。
料理の注文にいよいよ困った時は、とにかくお店のスペシャルを訊くか、もしくは周りを見渡して、美味しそう料理を、こっそり指差すか、勇気を出して「美味しい?」って訊いてみると良いかも。ちなみに、我が家は後者のスタイルです。大抵のイタリア人は笑顔で応えてくれますよ。(なかには、注文したけど美味しくなかったっていう人もいましたけどね)
レストランのメニュー以外にも、イタリア語を読めなくて観光する時に困るのが、このように現在いる場所を示す標識の文字。ちなみに、こちらは“バチカン美術館 Musei Vaticani”の標識ですので、ま、この程度なら、何となくは分かりますけどね。
そんな時は、やっぱりiPhoneのマップが頼りになるかもしれません。POOHは何度か助けられました。
そうそう、テレビのどのチャンネルもイタリア語でした。ですので、テレビは殆どBGM状態でした。
イタリア語で困ったのは、最終日の夜にアパートメントのボイラーがエラーになってしまい、アパートメントのレンタル会社に電話した時のことですね。担当のエイジェントの人は英語で会話ができたんですが、夜間ということでオフィスの留守電はイタリア語だったので、ちょっと困りました。幸い、エイジェントの人を直接電話でつかまえることができたので、トラブルはすぐに解消しましたけどね。
3つ目は、ガジェットのバッテリー対策。イタリア旅行中は、”docomo”の”海外1dayパケ”でパケット通信を常に利用できたので、その点に関しては困ることはなかったですが、なぜか、日本国内と比べ、パケット通信量の消費が激しいかな、って思ったことと、それと関連があるかもしれませんが、バッテリーの保ちがあまり良くなかったことが困りました。
そんなわけで、ま、いつもは保険みたいな感じで持ち歩いている”ANKER Asto Mini モバイルバッテリー 3000mAh 小型 軽量 スティックタイプ”に、今回は何度となく助けられました。
4つ目は、“シエスタ siesta”という習慣。目安としては、13:00~16:00ぐらいの間、お店は昼休みになるんだそうです。でも目安なので、休み時間はまちまち。それと、持ち込みバール、つまりワインはお店のものを頂きますが、サラミとかチーズとかといった酒の肴は持ち込みOKというお店などは、開店時間が遅めです。こちらの写真のお店は18:00オープンっていうことでした。実は、こちらのお店で美味しいワインを分けてもらおうと思ってたのですが、開店時間の都合で残念ながら買うことができませんでした。ということで、ショッピングをする日は、シエスタのこと、お店の開店時間のことをチェックしておいた方が良いと思います。
ちなみに、観光地のお店などは、お店の方針もあるんだそうですが、シエスタしていないところもあるそうです。
5つ目は、直接困ったことじゃないですが、参考までにという意味で言うと、駐車場がないっていうことかな。どこに行っても日本のような駐車場としてのスペースはありません。
じゃあどうするのか?基本は路上(路肩)駐車なんだそうです。但し、青いラインが引いてあるエリアは有料の駐車スペースですので注意して下さい。ちなみに、縦列駐車が基本みたいで、ぎゅーぎゅーに縦列するので、バンパーが本来の役目を果たしているみたいですね。そんな事情もあってか、コンパクトカーが人気のようで、なかでも”smart”のシェアが高そうです。それと、車泥棒対策の一環として、洗車してある車はほぼ皆無。
それと、信号機が付いている交差点が少ないです。とにかく、自分が行きたい方向に積極的にアプローチするんだそうです。運転はメチャメチャ乱暴です。左ハンドルで、あの荒っぽさですから、恐らく日本人には運転は無理なのでは、って思いました。ですので、レンタカー等を検討しているなら、思い切って諦めましょう。
6つ目は、注意しましょう編です。
こういう話題を敢えてTALKするのも何なのですが、公共施設やホテル等、基本的に人が多いところは、スリに気を付けて下さい。一言でスリと言って、単独犯だけじゃなくて、集団でアプローチするやり口もあるそうです。例えば、旅行者に対して親切に自動販売機の操作方法を教えてくれる過程でお財布のあり方をチェック、その後で別の者が実際に財布をスルといった感じです。我が家も、実際に駅のコンコースで、そういった場面に遭遇しました。幸運にも、被害はなかったですけどね。
とにかく、駅構内、周辺、そして美術館などの施設では、十分お気を下さい。
こちらは、旅先で撮影した動画を”iMovie – Apple”で編集したムービーです。ご参考までに。
こちらは、POOHが作ったアプリ”毎年カレンダ (EveryYear)”を現地で動作確認した際のサンプルです。ご参考までに。
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