最近、”アプリ内課金+広告iPhoneプログラミング”を読んでみました
最近、”アプリ内課金+広告iPhoneプログラミング”を読んでみました。
この本は、タイトル通り、アプリ内課金(In App Purchase)と広告の戦略と実装方法について解説してくれています。
POOHも、実際に何本もiOSアプリを公開しているわけですが、POOHの場合だけで言うと、殆どが無料アプリと広告の組み合わせ、例外的に1本だけ有料アプリという、ま、ちょっと大人な事情を背景にしたアプリの公開をしています。法人ならアプリを介して本業の業績に貢献していけばいいということになりますが、個人やアプリ開発そのものを本業にしている個人事業者などにとっては、アプリの公開を契機に、それなりの収益をアプリから得たいと考えています。POOH自身も、多少、アプリ開発にかけたコスト、例えば、このように専門書を購入するコストだとか、Webサイトを維持するためのコストなどを回収したいと思っています。
出来れば有料アプリで収益を確保できればいいのですが、有料アプリって、POOHのような個人が開発しても、広告などのコストをかけられないので、なかなか購入してもらえません。そんな状況を打開する戦略のひとつが、アプリ内課金、それと広告の実装になります。これらの方法なら、まずは無料アプリとして敷居を低くしてユーザに使ってもらえるチャンスが増えるわけですし、良いアプリなら、自然とオプション機能をアプリ内課金の仕組みで追加購入してくれる可能性が高まるわけです。この本は、消費型や非消費型などといったパターン別に、アプリ内課金の実装方法と注意したいポイントを丁寧に解説してくれています。この内容なら、大抵のプログラマーが容易に理解できると思います。それと、iAd, admob, AppBank Networkといった広告の実装方法も分かりやすい説明してくれています。そうそう、アプリ内課金と広告のハイブリッドな戦略と実装のやり方についても、しっかりフォローしています。POOHのようにユーティリティ系アプリの開発者にとっては、アプリ内課金って、どのように実装するのが自然なのか、もう少し勉強してみたい感じがしますが、ゲームまたはエンターテイメント系アプリの開発者は、是非、この本を片手にアプリ内課金の実装に挑戦してみて下さい。オススメです。
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ホームページ”THE POOH FILES”にも是非お立ち寄り下さい。
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