最近、”シリコンバレー流 世界最先端の働き方”を読んでみました

最近、”シリコンバレー流 世界最先端の働き方”を読んでみました。

日本人でありながら、米国のベンチャーキャピタル”DCM”で働く伊佐山さんが、日本人へ起業についてリアルなアドバイスしてくれている一冊です。起業っていうと、とかく米国におけるケーススタディ、あるいは実際のファウンダーの成功話、あるいはベンチャーキャピタルの現場の様子などを扱ったビジネス書が多いわけですが、本書は、そういったアメリカ視点ではなくて、あくまでも日本人から観た米国を中心とした起業の現状や、実際のファウンダーのモノの考え方などを伝えてくれています。そうなんです。日本人の目から観た内容なので、アメリカ人だと当たり前と思っていることを見逃さずに、日米の違いを明確に捉え、起業に欠かせないアプローチ法や気構え、モノの考え方などを指南してくれています。POOH的には、いつか起業したいと思っているわけですが、なかなか最初の一歩を踏み出せずにいる自分へのメッセージが満載な一冊ということで、とても参考になりました。やったことに対する後悔は日に日に薄れてくるけど、やらなかったことに対する後悔は日に日に高まってくる、っていう一言がとっても印象的でした。なかなか踏ん切りが付かない向きに、是非、オススメしたい一冊です。

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