iPhone向けアプリをアップルさんに申請したよ (2)
5月6日に7本のiOSアプリをiTunes Storeに申請したことは先日お伝えしましたが、連休中にAdMobのSDKが全面公開になったことを知り、何となく気になっていたので、これまた初めての試みですが、”Waiting For Review”のステータスになっていたものを”Developer Rejected”に移行させて、アップロードしたアプリを一旦キャンセルして、新しいSDKに対応したバージョンをアップロード(Submit)しようとしたら、うまく行かない。Googleしたり、”iTunes Connect DeveloperGuide”で調べたんですけど、なぜか詳しいことが解説されていない。
で、いろいろ試行錯誤した結果、”Developer Rejected”ステータスの状態から、iOSアプリをアップロード(Submit)できるようにする手順が分かったので、同じような境遇になった方向けにTALKしておきます。
まずは、”iTunes Connect”から”Manage Your Applications”に入って、アップロード(Submit)したいアプリを選択します。
“View Details”ボタンをクリックすると、表示された画面の右上に”Ready to Upload Binary”というボタンが表示されますのでクリック。
表示された画面で、暗号化を必要とするものを追加、変更した?っていう質問に答えて”Save”ボタンをクリックすれば、”Waiting For Upload”ステータスに戻ります。
後は、Xcode 4の”Organier”で”Submit”すればアップロードが完了して、”Waiting For Review”ステータスに遷移します。
こういった例外的な手続きこそ、ちゃんとガイドラインに詳しく書いておいてほしいものです。特に、POOHのように、iTunes Store初心者には、ひとつひとつの手順が結構ハードル高いので、出来るだけケース別に詳しく説明してもらいたいと思います。
ま、とにかく、この後、何本かRejectされるだろうから、いろいろと経験しながら打たれ強い開発者に成長しておこうと思います。いままでが生ぬるかったのかも?って思う今日この頃だったりします。
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そうそう、この1年間で開発したiOSアプリ 8本のうち、残り1本がXcode 4との相性でうまくArchiveできないってTALKしたことがあるわけですが、その件も解決したので、現時点では8本すべて”Waiting For Review”ステータスになっています。ちなみに、最後の1本で苦慮していたのは、”Core Plot”というグラフを書いてくれる便利なフレームワーク。で、つい先日、バージョン 0.3がリリースされて、そのバージョンでXcode 4に対応してくれたので無事Archiveできました。実は、このフレームワーク、プロジェクトに実装する手順がやや難解なんですけど、今回のバージョンでは、添付のドキュメント通りに作業することで、あまり迷うことなく実装できました。こうした便利なフレームワークを開発、公開してくれている作者の皆さんに、改めて感謝!!です。