iPad活用指南 紙の本を一気に電子書籍化 自分で自炊に挑戦 (4) 活用編
自炊にしろ代行サービスにしろ、PDFで電子書籍化した書籍を気持よく読める環境作りも大切なアプローチですよね。
ま、最初に思いつくのがiPadに電子書籍を保存しておいて、読みたい時に開くっていうシーンですね。で、iTunes Storeで捜すと、PDF書籍の閲覧アプリが沢山登録されていますので、そのなかからお好みのアプリをチョイスすればいいわけです。POOH的には、まずは無料アプリを試してみて、どうしても満足できないなら有料アプリ、というスタイルでアプリを選んでいるので、最初に試したのは勿論、”iBooks – Apple®”ということになります。
実のところ、POOH個人としては、iBooksが一番感覚的にフィットするアプリなので、手元にあるPDF書籍は全てiBooksに保存しています。
iBooks以外にも、無料アプリなら”CloudReaders pdf,cbz,cbr – Cloud Readers”や”PDF/コミック/電子書籍リーダー Bookman – Takashi Kato”、有料アプリならi文庫HD – nagisa”や”GoodReader for iPad – Good.iWare Ltd.”といったチョイスが考えられますよね。
今回の一連のTALKでは、iPadの活用支援としての電子書籍をテーマにしてきたわけですが、原点回帰ということで、MacOS上でPDF版の電子書籍を気持よく扱えるアプリをひとつだけ紹介しておきます。そのアプリはiDocument Lite – Oscar Wu”。例によって無料アプリでApp Storeからダウンロードできます。
このアプリが凄いところは、PDFファイルをドラッグ&ドロップするだけでコピー版を保存してくれて、iBooksみたいにコレクション別に本棚に陳列しておけるんです。保存しているのはコピー版なので、オリジナルは別の場所に保管していくことも可能。一旦、このアプリに保存したPDF書籍は、QuickLookエンジンで内容を即座に参照することも可能ですし、プレビューで開くことも可能だったりします。それから、マック上のiWork書類やMS Office書類、PDF書類等をファイルの属性をもとに一括登録してくれる機能もあります。つまり、このアプリさえあれば、ローカルに置いてある殆どの種類の書類を本棚のスタイルで保存、管理できるっていうわけです。しかも、これだけの機能があるのに無料っていうところも気持よさ倍増っていう感じですよね。
ちなみに、POOHは、iMacに保存してあるPDF電子書籍をSugarSyncという同期型のクラウドサービスを使ってMacBook Airとシンクロしています。この機能をうまく活用すると、母艦のマックからモバイルに使うマックにファイルを同期できるので、いちいち転送コピーする手間が省けてとっても便利です。
もち、SugarSyncを使ってみたいと思った時は5GBのスペースまで無料ですし、「こちら」から申込むと、あなたとPOOHにそれぞれボーナス容量がもらえる仕組みになっているので、是非ご利用下さいませ。