気仙沼で頑張っている酒造会社「男山本店」の一品 “蒼天伝”
震災で大きな被害を被った気仙沼で美味しい日本酒を作っている酒造会社「男山本店」では、地場産業で気仙沼を元気にしてほしい」という声に応えて、ライフラインの復旧ができていないなか、自力で仕込みを再開して、今年も美味しいお酒が出来上がったそうです。詳しいことは、こちらの記事をご覧下さい。
我が家は、もともと日本酒ファンということもあり、何とか、こうした現地の意気込みに応え、経済的に少しづつでも回復に向けたお手伝いができれば、という思いから、現地で大変なご苦労のなかで無事蔵出しできた”蒼天伝”を購入しました。ちなみに、地元のご苦労の貝合って、今回は300本限定で出荷できることになったそうです。
勿論、想像を超えたご苦労の末に完成したお酒をそのまま呑めるではないので、現地の復興の状況過程で、タイミングをみながら封を開けるつもりです。
これだけの災害が起きてしまったなかで、様々なかたちでの支援、応援の仕方があるわけですが、我が家では、義援金は勿論のことですが、現地の企業が一日も早く自力で復興できるようにするためには、このような経済活動のなかでも積極的にアプローチすることが不可欠ではないかと思っています。
一方で、放射線被害に対する対応、対策については、国や東電の動きやステートメントがとても不透明なので、風評被害を防止する意味からも、出来るだけクリアな情報開示が求められています。安全への指針や情報開示を一日も早くクリアに発信することが前提にはなりますが、義援金やボランティアだけでは地元の企業の復興を早めることはできないと思っています。地元の企業が元気を取り戻すことこそ、震災からの復興に欠かせないことですので、消費者の立場からも、出来るだけ被災地の商品や生産物を購入できるような環境作りができてくることを心から願っています。
先日、蒼天伝を購入しました。主人が40年務めあげた電気工事事業を9月30日に引退しました。お疲れ様の気持ちを込めて、夕食に、蒼天伝をいただきました。香りがすごく良くフルーティでまろやかでとても美味しかったです。地震と津波で想像もできない御苦労のなか こんな素晴らしいお酒を造ってくださって有難うございます。近ければ炊き出しのお手伝いに行きたいと思いつつ無力な自分が情けなく、せめてお酒をと購入しましたが、本当に心のこもったお酒を有難うございます。