東北地方太平洋沖地震
東北地方太平洋沖地震の被害に遭われた方々、心からお悔やみと激励の気持ちをお伝えいたします。
最も被害の多い東北各県に比べれば、都内の状況は交通機関の全面麻痺といったところがメインかと思います。昨晩も、日本橋から自宅までおよそ3時間ぐらいかけて歩きましたが、まず驚いたのは、都内で仕事をされている方々の徒歩での帰宅が、とても整然と秩序をもって行われていたということ。会社の仲間同士、声をかけながらの帰宅風景をみるに、大きな出来事のなかでも、ふと気持ちが和らぐ瞬間でした。
今回の地震で一番痛感したことは、都内の状況でさえ、携帯がなかなか繋がらなかったという事実。家族の安否や現状をタイムリーに把握できない恐怖は、これまで経験したことがなかった激しい揺れと同様、今回の大きな経験になりました。こういう時にもインターネットは比較的利用できていたので、例えばSkypeをいつでも使えるようにしておくとかといった対応を考えておくべきだと思いました。
POOHの自宅の状況は、マンションの高層階ということもあって、風呂の水は全て表に散乱、棚の上に置いてあった観葉植物が全て落下、クロスバイクが転倒といったところが比較的軽微な被害、一番大きかったのは書斎に飾ってあったコレクションの散乱と、一番痛かったのが愛用しているiMacが机から落ちてディスプレイにヒビが入ってしまったこと。
マンションのコンディションとしては、エレベーターが使用不能ということと、ガスが自動停止して復旧に手間取り、東京ガスの方に支援いただきました。インフラをご担当されている会社の方々は、今回、とても苦労されていることと思います。本当にご苦労様です。
といった具合です。このぐらいの被害で済んだっていうところで、家族や一緒に暮らしているペットくんたちが被害が及ばなかったことが幸いでした。
いずれにしても、これから被害の実態が少しずつ明らかになっていくわけですが、まずはこれ以上被害が広がらないよう、深刻な被害に繋がる地震が続かないこととを心から祈っています。それと、安否が未だ分からない方々と、一刻も早く連絡が取れるあるいは消息が判明することをお祈りしています。
今回のTALKは、この教訓を自分自身の戒めにもする意味を込めて、敢えてアップした次第です。その点、ご理解下さい。