iLife ’11のiPhotoっていまひとつかも?
あまり旬な話題ではないんですけど、少し前に、メインマシンのiMacでもiLife ’11にバージョンアップして、iPhotoやらiWeb等を中心に日々使っているんですけど、新しいiPhotoが我が家であまり評判がよくないので、ちょっとTALKしてみます。
最も評判が悪い機能が、イベント表示時の表示順。
旧バージョンでは、最新のイベントは常に一番下に表示したまま、自分で自由にイベントの表示位置も入れ替えることができたんですけど、新しいバージョンでは、イベントの作成順、つまり写真を取り込んだ順に表示をすることで設定すると、自分でイベントの位置を入れ替えても、再起動すると作成順に戻っちゃうっていうこと。これ、とっても面倒なんですよ。旧バージョンの方が良かったッス。そうそう、細かいところだけで、起動時に表示されるイベントの位置なんですけど、これ、一番下に移動した状態で起動時には表示してもらえるといいかも。新バージョンでは、何となくセンター付近のイベントに合わせて表示されるみたい。これ、中途半端な仕様では?
次に不評なのが、イベントの結合。
旧バージョンでは、ツールバー上に結合ボタンが配置されていたのでクリックひとつで結合できたんですけど、新しいバージョンでは上図のようなコンテクストメニューか、メニューバーで実行する仕様のみに。しかも、メニューバーの項目にはショートカットがないので、それも面倒だと感じさせる原因なんですよね。POOHの場合、POOHと女房がそれぞれ撮影した写真をイベントとして読み込んだ後、ブログ等の写真を選別したら、常にイベントを結合しているので、とにかく、アイコンボタンがなくなっちゃったのは不満だね。
それから、iPhotoの起動、終了時に待たされるのも、ちょっとイラっとします。
このあたりは、アップルさんがお得意なキャッシュを使って、少なくとも起動時にはパッと表示していれるようにしてほしいものですね。
最後に、右側の情報表示パネル。
右側の情報パネルって、ツールバーの情報アイコンボタンをクリックすると表示できるんですけど、このパネル、あまり役に立ってるとは思えないですね。ま、撮影場所の設定をする時に表示する、っていうことではあるんですけど、iPhotoを起動し直すと、このパネル閉じちゃうんですよね。しかも、情報量もあまり多くないので、やっぱり旧バージョンみたいに、一時的に表示するパネルっていうのが心地良い感じがします。
新しいiPhotoについては、まだまだ突込みどころがあるんですけど、最低でも、今回指摘したようなところを旧バージョンの仕様に戻してもらえると、使い勝手は随分と向上するんじゃないかな。ま、新しいバージョンになって、かえって使いづらくなっちゃったっていう典型的なパターンなので、何とかして下さいね。アップルさん。