ネットブック U100 Vogueをお買い上げ (8)
“MSI Computer MSI Wind Netbook U100 Vogue Empire Black U100 Vogue-BK“関連の備忘録です。まともなマニュアルがないので、ネットで拾ったり、自分で見つけた便利ものをこんな感じでメモメモ。
まずは、Windows XP環境の方から。
・ウェブカメラ
ビルトインされているウェブカメラを使えるようにするには、”fn”キー + “F6″。これをしないとカメラは停止したまま。Windows環境では”Microsoft Messenger”で確認しようと思ったんですけど、通信相手がいないとビデオを有効にできなかったので、代わりに”Skype”で動作チェック。確かに、ちゃんと動作しています。
ちなみに、MacOS環境だと、”iChat”では動作するものの、”Skype”ではビデオを有効にすると最新バージョンでは落ちるみたい。ま、このあたりは、インストールしたドライバソフトの状態にも依存するのかも?
・英数字のキー配列
細かいところですが、はまると気になるのが英数字で入力する際、一部のキーがキートップの表示と実際に入力される文字が異なるっていうところ。気になる場合は、”Wind.keylayout”というファイルをネットから落とし、それを”System/Library/Keyboard Layouts”に置きます。その後、システム環境設定で、”Wind.keylayout”を有効にすれば、キートップと同じ文字を入力できるようになります。
POOHはATOK 2007を使っているんですけど、念のため、環境設定のキー配列のところをこんな感じでセットしておきました。
・デュアルブート
最近では、マックでもBootCampのお陰で、MacOSとWindowsのデュアルブートが普通になってきました。で、今回のアプローチでU100をデュアルブート化したんですけど、実際に複数のOSをインストールできたまでは良かったんですけど、じゃあ、どのようにOSを切り替えるのか、ちょっと悩んでしまいました。
ちなみに、U100の場合、Windows環境で普通に起動する際、”F11″を押すと起動ディスクの選択ができます。でも、Windows以外のOSはこの方法では切り替えることができません。じゃあ、どうするのかと言うと、U100の電源をオンして起動した直後にこんな画面になるので、適当なキーを押すだけで、OSを切り替える専用画面が表示されるので、後は矢印キーで選択してリターンキーを押せばOK。分かってみれば、とっても簡単だったりします。
・カードリーダーの正しい使い方
U100を使い始めた当初から謎だったのが、ビルトインされているSDカードリーダーがちゃんとカードに認識してくれない場合がある、っていうこと。実は、OSをインストールする際、SDHDカードをMacOS仕様でフォーマットしたことが頭にあって、手持ちのSDカードもそうすればいいのかも?って思い込んでました。とにかく、折角、ビルトインされているものが正常に使えないと勿体ないので、いろいろ調べた結果、ようやく解決。
確かに、フォーマット的にはMS-DOS(FAT16)がWindowsとしては相性がいいわけですが、ただそれだけじゃだめみたいで、ちゃんとSDカードの作法に従ってフォーマットする必要が、そもそもあるみたいですね。つまり、デジカメでSDカードを初期化する際、実はそれ相応のフォーマットで処理しないと、デジカメで正常に読めないのと同じ事象みたいです。じゃあ、ということで、ネット上でSDカードをフォーマットしてくれるツールを探してみると、Panasonicさんが専用ツールを配布してくれてました。但し、Windows専用ソフトなんですけどね。
そんなわけで、専用のフォーマッタを使って初期化してみると、ちゃんとカードリーダーで読み書きができるようになりました。ふう。
で、序でにマック側でも動作を確認したところ、ちゃんと読み書きができるように改善。これで、モヤモヤが吹っ切れました。