iPhone 3G TV&バッテリー (2)
TV&バッテリーを使う準備ができたので、早速、いろいろいじってみました。
まずは、TV&バッテリーの電源をオンにして、iPhone 3G側の”テレビ“をタップして起動。
“テレビ”が起動すると、まずはチャンネルリスト上で番組情報を自動取得してくれます。取り敢えず試している環境では、電波の入りが良くないのか、番組情報の取得に時間がかかったりしましたが、環境の違いがあるかどうかは、今後、いろいろな場面で試してみることにしようと思っています。
次に観たい番組をチャンネルリスト上でタップすると、
という画面が表示された後、
選択した番組が観れるといった操作手順。とっても簡単です。肝心なテレビ画面のクオリティですが、ま、こんな程度なら個人的には充分かも、っていうのが第一印象。他の機種でワンセグを見比べたことがないので、比較できる方が観ると、また別の感想があるのかもしれませんね。で、番組放映中の画面をタップすると、
画面上に、番組選択画面に戻るための”完了”ボタンと、番組名、無線ネットワークの状態、TV&バッテリーの充電状態等が表示されます。ちなみに、TV&バッテリーの充電状態は、チャンネルリストの右下にも表示されます。
チャンネルリストの右下には、”設定”ボタンがあります。どんな設定が可能かと言うと、
と、現バージョンでは3種類の設定が用意されています。順番に各内容を見てみると、こんな感じです。
まずは、”地域選択”。番組情報を取得するエリアを設定する画面です。
次に、”ネットワーク変更”。無線ネットワークのアクセスポイントの識別名を変更する設定画面。特に、混線等の問題が生じない限り、この画面で新しいSSIDを設定する必要はないと思います。
最後が、”情報”。バージョン情報を表示する画面です。
ま、製品レビューは、こんな感じなんですけど、使い始めて、それなりの頻度で表示されるエラーがあります。
このエラーは、TV&バッテリー本体の電源が入っていない、もしくは充分に充電されていない場合だったりとか、iPhone 3G側の無線ネットワークの設定で、TV&バッテリーのネットワークが何らかの理由で解除されている場合等に、よく表示されるエラーみたいです。このエラーは、”テレビ”の起動時に表示されるものなので、これが表示されると、テレビは観れないし、設定もできない、っていうことになるので、最初の頃、個人的にはちょっと不安を感じたりしました。せめて、設定画面は、iPhone 3Gの設定の方に移動させた方が、ユーザフレンドリーなんじゃないかな?
それと、電波が弱かったりすると、チャンネルリストから番組をタップした後、
というエラー画面が表示されることもあります。
取り敢えず、ワンセグとしての基本的な機能は揃っているわけですが、全体的にはやや荒削りっぽさを感じる部分もあるのが正直な感想です。使用環境にも依存するのかもしれませんが、まずは各操作のレスポンス向上と、番組情報の確実な取得あたりを、マイナーバージョンアップで適宜フォローアップしてくれると、製品としての完成度が高くなっていくんじゃないですかね。近いうちに、実用面を確認するために、外出先やドライブ中など、いろいろなシーンでどこまで使えるかチェックしてみようと思っています。