ADBキーボード USB変換アダプタで往年の名作キーボードを復活だ!

Macintosh SE/30あたりが現役だった当時は、アップル純正のキーボードはとってもキータッチが良くて、とっても人気でしたよね。でも、”Apple Desktop Bus (ADB)“という特殊なインターフェイスなので、USBインターフェイスのPCとは接続できないのが残念なところ。

ADBからUSBに切り替わった後も、愛用してきたキーボードを使いたいというニーズに対応した“Griffin iMate ADB-USB アダプター”という製品を使って、POOH自身もキーボードを使い続けたのを、いまでも思い出します。

で、先日、”ヤフオク!“をブラブラしていたら、“ADBキーボード USB変換アダプタ”という同人ハードウェアが出品されていたので、思わず落札してみた次第。(お値段的にもリーズナブルでしたしね。)詳しいことは、Webサイトを参照してほしいのですが、本アダプタはWindows OSでの使用を主目的としていて、ファームウェア更新ツールおよびアダプタの設定変更ツールがWindows用しかないという点が留意しておきたい点です。つまり、macOS環境は保証対象外。ただ、POOHの場合は、特別にお願いして、キーマップの通りに打鍵できるファームウェアを提供してもらいました。勿論、実際の利用は自己責任ということで。ちなみに、現在、オークションを通じた取り引きは行なっていないようですので、個別に在庫などを問い合わせる必要があるようです。

ま、そんな前置きをしたうえで、POOHの場合は、macOS SierraをインストールしたiMac (Retina 5K, 27-inch, Late 2014)で動作確認をしてみました。

我が家には、アップル純正の名機キーボードをいくつか保管していたりします。また、いつか使える機会があったらいいなあ、と思いで、大切に保管している次第です。

で、実際、USBインターフェイスで接続を完了すると、下図のように、”キーボード設定アシスタント”が表示されるので、”ANSI”を選択して、”完了”ボタンをクリックします。

そうすると、特段、支障なく、キーボードを使うことができました。ちなみに、パワーキーは無効です。(昔のように、キーボード上のパワーキーで電源オンになると気持ち良いんですけどね。)

折角、ちゃんと動いたので、このアダプタは、現在、進行中の一体型マックのRetina化という個人プロジェクトで活用したいなあ、と思っています。オールドMacに、往年のキーボードの組み合わせって、やっぱり良いよね。

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このブログ記事を書いていて思い出したんですが、USB接続なんですが、”PFU Happy Hacking Keyboard Lite2 for Mac“というやつも、打鍵しやすいキーボードっていうことで、愛用していた時期があったなあ。あ、それと、なぜ、未だに、JIS配列のキーボードってあるんだろう?カナ表示で日本語入力する人って、未だいるのかなあ?

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ホームページ”THE POOH FILES”にも是非お立ち寄り下さい。

tomohiko

長年に渡りMacintosh向けの自作アプリを作り続けているPOOHです。最近はiPhone,iPad向けアプリ開発にも挑戦中。グルメ、旅行、露天風呂、写真、サイクリング、映画、STAR TREKが大好き。レトロでSFなおもちゃを大量にコレクション。プレーリードッグと同居中。

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2件のフィードバック

  1. Old Fan より:

    自分はMac ProでAppleアジャスタブルキーボードを使っています。uKeyというUSB-ADB変換アダプタを使用して問題ないですが、一つCaps Lockキーだけが認識されません。
    そのアダプタではCaps Lockキーは認識され正しく機能していますか?

    • tomohiko より:

      こちらのアダプタは、マック環境を持たない個人の方が提供してらっしゃるものですので、大前提として、マック環境に関してはOn your riskです。この点は、開発されたご本人もWebで明記されています。私が使っているキーボードの場合は、Caps Lockキーも含め全般的に有効に機能していますが、この状態が他のキーボードにも同様に言えるかどうかは一切保証の限りではありません。ちなみに、別のキーボード、確かApple Keyboard IIで試した時は、キーボード自体のコンディションのせいかもしれませんが、キーボードバッファにやや不具合が見られました。ですので、こればかりは、実際にご自身のリスクで、実機で試してみる他はありません。恐らく、オークション等で落札した際、開発者の方からも同様のコメントがあるかと思います。

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