Apple TV+を3ヶ月の無料期間に一気見してみました！！
Appleデバイスを新規に購入すると、“Apple TV+”を3ヶ月間無料で視聴できるので、今年の1月から3月までの間、徹底的に視聴してみることにしました。
と言うのも、以前は“ザ・モーニングショー”ぐらいしか面白そうなコンテンツがありませんでしたが、ここ数年の間に観てみたいなあと思わせるコンテンツが増えてきたので、折角なので無料で一気見してみた、というわけです。
なお、飽くまでも個人的な好き嫌いで視聴したので、この記事に登場していないコンテンツのなかにも観るべき作品はたくさんあると思います。
“フォーオールマンカインド For All Mankind” シーズン1～3
実は、この作品を観たくて一気見を始めました。ネタバレをしない程度に内容を説明すると、もしソ連がアメリカより早く月面に着陸していたら？という架空のタイムラインで物語が進行する作品です。
歴史の順番が逆転することで、結果的には宇宙開発が飛び抜けた進歩を遂げて、人類による火星探査まで短期間に実現するという何とも現実的？なストーリーです。登場する役者さんたちは、まさに宇宙飛行士っていう人たちばかりで、なかなかリアリティーがあって面白かったです。シーズン3以降の続編があるのかは不明ですが、内容的にはあってもおかしくない展開。是非、続編も観たい！と思う作品です。
“テッド・ラッソ：破天荒コーチがいく Ted Lasso” シーズン1～3
個人的には、普段こうしたジャンルの作品は殆ど観ない派なのですが、この作品は最高に面白かったです。主演のジェイソン・サダイキス氏を始め、役者さんたちのクォリティが高いので、笑いあり涙ありで、これぞ一気見に相応しい作品だと思います。ジャンル的にはコメディになっていますが、理想のリーダーシップとはどういうことなのか、最愛の仲間を作るにはどうしたらいいのか、といった人生の教訓が盛り沢山な作品です。この作品をみるためだけに有料で契約しても惜しくないと思う作品だと思います。こういう乗りって、日本人にはない部分なので、とっても新鮮な感じがします。劇中、Siriにあるプレイリストをリクエストして、視聴者ワイドのアップルデバイスで再生させる、っていうシーンがあるんですが、観ている側がちょっと驚いちゃうという演出も素敵。既にシーズン4がスタートしています。シーズン4は、コメディ色が薄れシリアスな要素がプラスされているみたいですね。これはこれで良いかも。
“窓際のスパイ Slow Horses” シーズン1～2
こちらも個人的にはパス気味なジャンルなのですが、実際に観てみるとハマります。ロンドン郊外のスラウハウスでMI5の落ちこぼれが難解な事件を地味に解決していくというストーリーです。舞台はイギリス、俳優陣がメチャメチャ渋くてリアルな雰囲気を見事に演じています。この作品で、イギリスを舞台にしたスリラーものが好きになりました。恐らく、原作も素晴らしいんだと思います。Netflixなどの過激な作品に疲れたら、是非、この作品で本物の演技を堪能して下さい。この夏には続編がリリースになるみたいです。
“ファウンデーション The Foundation“ シーズン1
“アイザック・アシモフ“が原作の作品です。SFファンだったら外せない作品だと思います。未だシーズン1しか観ていないので詳しい内容は分かりませんが、とにかく壮大なスケールのストーリーです。もし、原作通りに続編をリリースし続けるとしたら、それだけでも素晴らしいアプローチだと思います。それにしても、原作の第1作目を1942年に出版したとは、とても信じられない内容です。1942年以前に、数学で未来の姿を解くっていう発想で、ストーリーを描いたっていうところは驚きに値します。この夏には続編がリリースになるみたいです。
“ハロー、トゥモロー！” シーズン1
こちらの作品は、この3月から配信をスタートした新作です。1話目を観たのですが、奇想天外過ぎてちょっと消化不良といった感じです。続きを観るかどうかは、現在不明です。ドラマって、第1話で視聴者のハートを鷲掴みにできないと、どんなに良い作品だったとしても、なかなか続きを観る気持ちが湧かないですよね。
“インべージョン” シーズン1
シーズン1を通しで観たのですが、正直なところ何なの？といった感想です。恐らく、シーズン2以降で、宇宙からの侵略者の意図などが分かっていくんだと思いますが、シーズン1では人間模様を時間を掛けて描き過ぎていて、もう少しテンポよくストーリー展開してよ！って叫びたくなる作品でした。1話が1時間で、その殆どが地上で起こっている場面なので、これって演出上の失敗作なのでは？と思ってしまうのは私だけではないと思います。シーズン2から観始めても良いのでは？
“トム・ハンクス“が主演なので、間違いなく良い作品です。相棒の犬とロボットとのやりとりがとっても泣けます。やはり、NetflixなどのチープなSF作品に幻滅したら、是非、この作品でリカバリーして下さい。
“リエゾン” シーズン1
こちらの作品は今年の2月から配信開始された新作です。未だシーズン1の途中です。サイバーテロと戦うというストーリーで、こちらも主にイギリスが舞台だと思います。未だ数話しか観ていませんが、リアリティーがマックスな作品だと思います。こちらも続きを観たい作品のひとつです。
“シュリンキング 悩めるセラピスト” シーズン1
コメディですが、セラピストだって悩みをたくさん抱えているんだよね、っていうところは共感できますよね。いろいろな悩み事を周りの人たちにちょっとだけ助けてもらって生きてくっていう、平凡だけどハートウォーミングなストーリーです。ちょっと人生に疲れちゃったかな？って思うことがあったら、ぼーっと観てみると前向きになれそうな気持ちにさせてくれそうな作品だと思います。”ハリソン・フォード“も相変わらず良い味だしているしね。なんやかんや言っても、続きが気になるので最後まで観てしまった作品です。ただ、最終話の最後に、シーズン2が嫌な方向に進んでいきそうなアクシデントが発生！
“エクストラポレーションズ：すぐそこにある未来”
この作品は、まさに人類が直面している気候変動が未来に与えるであろう影響を、何ともリアルに描いたドラマです。3月中旬にスタートした作品なので4月まで続きます。この作品は、アップルだからこそ作れる作品なんだと思います。恐らく、Netflixなどはこの手の作品を手がけることはないはず。と言うのも、商業ベース的には視聴率を稼げそうにないし、あまりに真正面から起こるべき未来を描いているので、全く気を抜けないし笑えないからです。でも、個人的には時間を作ってでも観るべき作品のひとつだと思います。気温が1.8℃上昇すると、人間の生活がどれだけの変化を強いられるのか、とても良く分かる作品に仕上がっています。この作品、まずは超大国の政府関係者は絶対に見るべきだと思います。経済云々なんて言ってることが、どれだけ空しいことなのかを実感できると思います。
” Sharper 騙す人”
一見、よくありそうなミステリー & トリックですが、最後まで観てみると、これまで観てきた作品とはワンランク違う極上のミステリーだと気付きます。こちらも、Netflixなどで見かける普通のミステリーに満足できなかったら、是非観てみることをオススメします。
今回、“Apple TV+”の一部の作品を一気見したわけですが、個人的にはオススメのストリーミングだと思いました。全般的に丁寧に作品を作っているので、クォリティの高い作品をゆっくりと楽しむにはオススメですし、折角、高額なアップル製品を買ったわけですから、今回のように3ヶ月の無料期間に観てみる価値は十分にあると思います。Youtubeをダラダラ観ている時間があるんだったら、無料視聴で上質な作品を観賞した方が、心が豊かになるはずです。
で、今回の無料期間後はどうしようかな？と思いつつ、サブスクのプランを改めてチェックしてみたら”One“が月額1,200円。ちなみに、現在契約している”Apple Music”が月額 1,080円なので、月額でプラス120円を負担すれば、”Apple TV+”も視聴できるので、この機会にサブスク契約を”One”に切り替えることにしました。個人的には、4月以降も新作や新シーズンが目白押しみたいなので、プラス120円はメチャメチャお得だと思います。それと、上質な作品を観ると心が豊かになりますしね。ちなみに、プランを切り替えると、現在契約中の”Apple Music”を含め、1ヶ月間無料になるみたいです。
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