macOS Montereyが12.1にバージョンアップしたけどバグの殆どが修正されずに残っていますね
先日、“macOS Monterey”が12.1にバージョンアップしましたが、以前TALKした以下の不具合の殆どが修正されないまま残っているようです。
“macOS Montereyでの不具合について Thunderbolt 4、Dockアイコン、ファイル共有など”
“macOS MontereyのTime Machineって挙動がおかしくないですか?”
以前TALKで指摘したバグのうち、恐らくファイル共有の不具合は修正された模様ですが、その他の不具合は未解決のままのようです。
個人的には、< Thunderbolt 4接続の多機能ハブの接続が切れてしまう >と< アプリによってCPUとメモリの消費量が異常になる >、そしてTime Machineに関連する数々の不具合が未解決なままなのが不満です。
Time Machineの不具合は、かなり致命的です。
この症状は、M1 Maxを搭載しているMacBook Proにのみ発生しています。
とにかく、四六時中Time Machineが動いています。そんななかで一番厄介なのは、夜22時頃から自動的に実行されるバックアップ。大した量のバックアップデータでもないのに、所要時間が異常に長いです。12.1にバージョンアップしたことで、Time Machineが動作中でもマックを終了できるようになりましたが、
結果的に、バックアップが未完のままです。分かりやすく言うと、バックアップができていません。
しかも、こんなエラーも表示されます。大切なデータをバックアップできないのはとても困ります。
それと、バーション 12.1と同時にリリースされたXcode 13.2もメチャメチャ重大なバグが発生しています。何と、Packageを処理する機能が丸ごと欠落していました。こんな凄まじいバグを見たのは初めてです。しかも、App StoreからダウンロードしたXcodeだと、Package機能が欠落しているので、開発者は開発者用のダウンロードページから欠落がない同じバージョンのXcodeをダウンロードし直すしか対応方法がありません。このブログ記事を書いているタイミングでも、未だ修正版がApp Storeにアップされていない模様です。
これからクリスマスシーズンに突入するので、こういった不具合の対応は来年に持ち越しになると思いますが、一日も早く安定したmacOSと開発環境をリリースしてほしいと切に思っています。
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Time Machineの不具合は、放置しておくとバックアップ対象のファイル数が日に日に増えてしまいます。
この状況を放置しておくのも何なので、思い切ってディスクを初期化することにしました。
初期化したディスクをTime Machine用に再設定してみると、macOS 12初期の時には暗号化が必須というメッセージが出たのに、12.1では暗号化しなくてもTime Machine用に設定できました。もちかすると、これで正常な状況に戻ったかもしれません。様子見です。
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Xcode 13.2のバグはXcode 13.2.1で修正されました。ただ、開発者向けのページからダウンロードして急場を凌いだ場合は、改めてApp StoreからXcode 13.2.1をダウンロードし直す必要があるようです。
Time Machineの不具合は、macOS 12.1環境で使用するディスクを初期化し直したうえで、Time Machineにアサインし直すと正常に動作するようになりました。こういったバグフィックスの状況は、ユーザに対して明確にアナウンスすべきだと思います。
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