いまさらなんだけど iPhone 8 Plus そしてmineoのSIMカードを購入しました
日々、iOS, iPadOS, macOS, watchOS向けのアプリ開発を趣味の範囲で楽しんでいます。今回のTALKでは、iOS, iPadOS向けアプリ開発の面倒な部分についてお話しようと思います。
いくら個人で開発を楽しむ範囲とは言え、開発環境として、”iPhone 11 Pro“、”iPhone 12 Pro“、”11インチの第2世代 iPad Pro“を手元に置いてプログラミングを行っています。1台では無理なの?と思われるでしょうが、アップル社の場合、インターナショナルな企業ということで、日本語仕様のアプリを開発するといっても、App Storeで公開するための登竜門、つまりアプリの審査では英語がメインです。開発者サイドは日本語でアプリを作っていても、アップル社のレビュアーさんたちの多くが英語圏の人たちなので、英語環境で提出されたアプリの評価を行っています。そのため、”iPhone 11 Pro”は英語、”iPhone 12 Pro”は日本語の環境で運用しています。それと、iPhone向けアプリでも、アップル社のレビューではiPadでの確認も行っているので、結局のところiPadも必要になります。そのうえ、毎年、新しいデバイスを発売する会社なので、手元の開発環境も更新する必要があります。このように、個人とは言え、相応の投資をしないとプログラミングを楽しめません。
さて、今回、ブログのタイトルの通り、いまさらながら“iPhone 8 Plus”を調達した理由を説明します。
App Storeで公開するためには、申請用のWebページに、最低、4種類のデバイスで撮ったスクリーンショットを登録しなければなりません。この時代になぜiPhone 7 Plusあるいは8 Plusで撮ったスクリーンショットが必須なのか?その理由は分かりませんが、とにかく登録しないと審査を依頼することができません。
実を言うと、POOHが所有している実機では、必要なスクリーンショットを撮ることができません。そのため、実機で動作テストは行いますが、審査に必要なスクリーンショットは、シミュレータアプリで撮っています。
普通のアプリを開発する範囲ならシミュレータアプリで対応できますが、今回開発したアプリはApple Musicがテーマなので、シミュレータでアプリを動かすことができないんです。アップル社製のシミュレータアプリがApple Musicをサポートしていないなんて何とも間抜けな話ですが…
6.5インチサイズのiPhoneと12.9インチのiPadに関しては、有り難いことに”MockuPhone“というモックアップ用のジェネレータを無料で使えるので何とか対応できる一方で、5.5インチサイズは画角サイズが異なるのでジェネレータではうまく変化できませんでした。
というわけで、何とも無駄な投資とは思いつつも、“iPhone 8 Plus”を調達することにしました。
調達先の候補は、中古販売会社、ヤフオク、そしてメルカリ。価格とスペック、そして何より状態の良さそうなものを探した結果、メルカリで取引成立。
結果的には、これが大当たりでした。アクセサリー類を含めてすべて揃っていますし、状態がとても良く、一度も使っていなかったんじゃないかと思うぐらい綺麗。
値段はお伝えできませんが、上記の選択肢のなかでは最も安い金額で手に入れることができました。状態が良いiPhone 8 Plusなので、手放す時もソコソコで買い取ってもらえそうです。
メモリが64GBモデルなのでちょっと心細い感じはしますが、ま、あくまでも開発機なので工夫次第で何とかなりそうです。
iPhone 8 PlusをWiFiで使っているだけでも開発機としては十分なんですが、野外でスクリーンショットを撮る可能性もゼロではないので、格安のSIMカードを試してみることにしました。
安ければいいや、という乗りだったら楽天モバイルという選択肢がベストだと思いますが、残念なことにiPhone 8 PlusはeSIMを利用できないので今回は“mineo”を試してみることにしました。
選んだプランは、一番安い“シングルタイプ”の”お試し200MBコース”。
データ通信のみで、最初の2ヶ月は月 200MBを上限に300円、その後は月 1GBで800円。ちなみに、ドコモ回線プランをチョイスしました。
iPhone 8 Plusへのインストールは、同封のマニュアルに沿って進めていけば迷うことはないと思います。メールアドレスの設定も簡単でした。
サークルみたいなのに参加すると1GBのプレゼントを貰えます。ちょっと得した気分。
iOS用のアプリも利用できてなかなか良い感じです。
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