HomePod miniがプロアクティブに情報を伝えるスマートスピーカーにする方法を見つけました!

HomePod mini – ホワイトが我が家に届きました!とっても小さくてビックリ!!

 

我が家に導入したスマートスピーカー (“Google Nest Mini” と “Echo Show 5“)は、ユーザが喋って情報を教えてもらうのではなく、適切なタイミングでスピーカー自身に情報を知らせてもらう、という方向性で活用してきました。個人的には、それこそがAIスピーカーの役割だと思っているからです。

先日、我が家に届いた“HomePod mini – ホワイト”も、Siriに教えてもらうのではなく、一定の条件を満たしたら”HomePod mini”が必要な情報を伝えてくれるようにできないものか、いろいろ試行錯誤をしてみました。

“HomePod mini”自身は”Homekit“の管理下にあるデバイスなので、なかなか外部から喋らすのが難しそうですが、やはりiOSの”ショートカット“である程度コントロールすることができることが分かりました。

こちらのショートカットは、”ショートカット”のギャラリーで紹介されている”朝のブリーフィング”をベースに改造しました。

オリジナルのショートカットは、Siriが天気と職場までの移動時間を読み上げる、という内容なので、このショートカットにSiriが喋る出力先となるデバイスを”HomePod mini”に指定できれば何とかなりそうです。

新しいショートカットを作成する際、アクションを選択する画面で”Air” (AirPlay)と検索すると、”再生出力先を設定”というアクションがヒットするので、このアクションをショートカットの先頭に配置します。アクションの位置を間違えると、思惑通り、再生先が”HomePod mini”にならないので注意して下さい。

こちらが、完成版のショートカットです。先頭にAirPlayのアクションを配置し、”テキストを読み上げる” (“書類”というカテゴリーにあります。)というアクションに喋ってもらう内容を記述すればOKです。

完成したショートカットを”オートメーション”に登録すれば、例えば、毎朝7:30に今日の天気概況を”HomePod mini”が伝えてくれるようになります。これ便利ですよ!

なお、”オートメーション”では、”実行する前に訊ねる”をオフにして下さい。そうしないと、実行前に確認画面が表示されてしまいます。

“HomePod mini”は、”Apple Music”のサブスクリプション契約で本領発揮できるガジェットなわけですが、iPhoneに保存してあるお気に入りの音楽をショートカットに登録しておき、オートメーションで目覚まし代わりに活用することもできます。

 

同様に、”ホーム”アプリに登録してあるセンサーの値に応じて、室内のコンディションを”HomePod mini”に伝えてもらうショートカットも作ってみました。このショートカットを定時点に実行すれば、室内の空気質の状態を”HomePod mini”を通じて把握することができるようになります。

 

ただ、現時点でどうしてもクリアできない課題があります。それは、AirPlayの出力先を固定できない点です。”HomePod mini”は、一定時間使っていないと、出力先に指定した”HomePod mini”が解除されてしまうようなんです。解除される条件は分かりませんが、これだと常にショートカットの内容を”HomePod mini”に喋らすことができません。困ったなあ。

それと、空気質の状態が悪化したタイミングで伝えてくれたり、リモコンで室内の換気をスタートさせたりできれば良いのですが、不勉強ながら、そこまでは達成できていません。もしかすると、”Raspberry Pi“などと組み合わせると出来そうな気がするのですが、ま、今後の課題ということにしておきましょう。

また、実用性がありそうなオートメーションが完成したら、別途TALKしようと思っています。お楽しみに!!

 

 

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tomohiko

長年に渡りMacintosh向けの自作アプリを作り続けているPOOHです。最近はiPhone,iPad向けアプリ開発にも挑戦中。グルメ、旅行、露天風呂、写真、サイクリング、映画、STAR TREKが大好き。レトロでSFなおもちゃを大量にコレクション。プレーリードッグと同居中。

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