これを知っていると困った時に役に立つTips インターネット WordPress 編
今回のTALKでは、今年に入ってから書き溜めた、”WordPress“に関する個人的な備忘録をご紹介します。いずれも、ちょっとした内容ですが、知っていると何かと役立つTipsです。
< レンタルサーバーのデータベース容量の空き容量を増やす >
レンタルサーバーで”WordPress“を運営していると、一番気になるのがデータベースの空き容量だと思います。
いくらSSDやディスクの割当容量が大きくても、1つのデータベース当りの容量には各社独自の制限があります。”WordPress”の場合、使用しているデータベースの空き容量が枯渇してしまうと、それ以降、新規にブログ記事などを投稿できなくなってしまいます。
データベースの使用状況は、各社レンタルサーバーが用意しているサービス画面で確認することができます。こちらの例では、1GBの容量に対し、残りは30%しかありません。
実は、データベースの容量不足を解消したくて、他社を含めてレンタルサーバーの契約内容を確認してみたのですが、調べた限りでは、1GBを超えるサービスは見当たりませんでした。勿論、自由に構成を調整できるクラウドサービスはありますが、契約金額を考えるとハードルは高いです。
そこで、使用しているデータベースの最適化する方法を検討した結果、”WordPress”のプラグイン “WP-Optimize – Clean, Compress, Cache“を試してみることにしました。
このプラグインを使用すると、テーブルの最適化や投稿リビジョンの整理などを手動あるいはスケジュールで実行することができます。ちなみにスケジュール実行はベータ版の機能なので、手動で実行することをオススメします。勿論、データベースのバックアップは忘れずに行ったうえで実行して下さい。
空き容量の拡張に一番貢献するのが”データベーステーブルの最適化”の実行ですが、とにかく実行時間が長いので実行のタイミングがポイントかと思います。
最適化を実行した結果、データベースの空き容量が70%に拡張できました。レンタルサーバーの引っ越しを検討する前に、やってみる価値はあると思います。
< 投稿・固定ページの複製をワンクリックで可能にする >
なぜか、”WordPress“には、投稿記事や固定ページの内容を簡単に複製する機能が標準でサポートされていません。それを可能にしてくれるのが、その名も”Duplicate Post“というプラグインです。
このプラグインを使うと、下図のように、投稿記事や固定ページの下に”複製”というボタンが追加され、クリックするだけでコンテンツをコピーできます。これは便利!
< Google フォトに保存している写真の枚数を知りたい >
スマホで撮った写真などを保存しておくクラウドサービスとして、”Google フォト“を愛用しているユーザはとても多いと思います。
スマホで撮った写真を自動的にアップロードしてくれるし、何と言ってもアップロード・サイズに拘らなければ容量無制限に無料ですからね。
でも、アプリ画面やWeb画面で、アップロード済の写真枚数を確認できないのは、ちょっぴり不便な感じがします。
アップロード済の写真枚数を確認したい時は、ご自身のGoogle アカウント画面 (“https://myaccount.google.com/“)にアクセスします。余談ですが、こちらの画面では、セキュリティ関連の状況も確認できるので、たまにチェックしておくと良いかと思います。
“データとカスタマイズを管理”をクリック。次の画面で、”Google ダッシュボードに移動”をクリックします。
こちらの”Google ダッシュボードで、写真の保存状況を確認できます。
|
|
|
ホームページ “THE POOH FILES”にも是非お立ち寄り下さい。
“Adobe Stock“でベストショットな写真素材を販売中です。是非ご覧下さい。