最近、”はじめてのNode‐RED (I・O BOOKS) “を読んでみました
最近、”はじめてのNode‐RED (I・O BOOKS)“を読んでみました。
以前のTALK (“Raspberry Pi + Node-RED + Echo Show 5 + Google Home で「こっちに来て!」メッセージ“)で紹介した”Node-RED“が、あまりに素晴らしい開発環境だったので、もっとちゃんと勉強しなくちゃ、ということで本書を読んでみた次第です。
本書の前半は、”Node-RED”の基本、そしてフローの作り方と便利なノードの活用方法などを分かりやすい解説しています。とは言え、ページ数で100ページ以内で解説が進むので、個々の内容はざっくりとした感じなので、”Node-RED”って、こんな感じで使う開発環境なんだなあ、というところを掴めるレベルと思った方が良いと思います。ま、決して詳しくはありませんが、そもそも”Node-RED”自体が直感的な作業で、一連の処理の流れを作りながら、ハード、API、Webサービスなどを繋げていく開発環境なので、これはこれでちょうど良いレベルだと思います。
本書の後半は、”Node-RED”の応用編です。本書の構成としては後半の方が充実していて、扱っている応用事例も、TwitterやLINE、ダッシュボード、AI、GPIOやHTMLなどとの連携、そして何と、Azure、IBM Cloud、AWS上での利用まで、とにかく幅広いジャンルをカバーした事例紹介となっています。個人的には、後半の応用編が本書のグッドポイントだと思っています。”Node-RED”で一体何ができるのか?という疑問に、後半の内容は分かりやすい答えてくれていると思います。本書を読む意義は、その辺りにあるはずです。
本書を読んだことで、”Node-RED”がとても身近な開発環境に思えるようになりました。今度は、可能は限り、”Node-RED”をベースにしたRaspberry Piの電子工作を楽しんでいこうと思っています。
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