macOS版のMicrosoft Edgeってなかなかいいかもよ、メチャメチャ高速だし!
“Microsoft Edge“って”Windows 10“じゃないと使えないんじゃない?と思っているマックユーザー (自分も含めて)って多いと思うのですが、実は”macOS”でも”iOS”でも利用することができるんですよね。マジ、知らなかった!
こちらはiOS版。評価はなかなか良いみたいですが、”Safari”と比べてみても、”Edge”はこれがあるからいいんだよ!っていう売り的な機能がないので個人的には使う予定はありません。とは言え、レスポンスはかなり良いですし、設定などの同期ができるので、WindowsユーザさんがiPhoneを使う時なんかに良いかも。
今回のTALKのポイントは、iOS版じゃなくて、macOS版の”Edge”なんです。そうなんです、マック版があるんです。
“Microsoft Edge”のホームページからダウンロードできます。
専用のインストーラーで、あっという間にインストールが完了します。マイクロソフトっぽくないなあ。
iOS版同様、レスポンスが素晴らしく良いです。(“Safari”よりも断然高速です。) ユーザインタフェースも少し触っていれば、すぐに慣れるレベルです。ダークモード (個々のコンテンツは普通のまま)にもなります。マックユーザーが言うのも何ですが、デフォルトのWebブラウザとして使っても差し付けないと思います。強いて言えば、macOS版では”Safari”で便利に利用しているリーディングリストと共有メニューを使えないのが残念かなあ。iOS版やWindows版にはリーディングリストが実装されているようなので、いずれはサポートしてくれるのかな? リーディングリストがないと、ネットで調べものをする時の機動力が半減します。
なかなか魅力的なWebブラウザなわけですが、個人的には”Edge”の拡張機能に注目しました。拡張機能は”Microsoft Store”からダウンロードできるのですが、サポートしている拡張機能の数がとても多いのに驚きました。以前は”Safari”もソコソコの数の拡張機能を選択できたのですが、現時点では申し訳程度しか揃っていません。これでは、Webブラウザのガラパゴスと言えなくもありません。
POOHがどうしても使いたかった拡張機能は次の通りです。うち2つはアマゾン関連です。以前は”Safari”でも使えたのですが、アップルお得意のプライバシー保護なのか、はたまた大人の事情なのかは分かりませんが、これらの拡張機能が”Safari”で使えなくなったことで、お得なお買い物生活に支障が出てしまいました。
“Amazonアシスタント for Edge“は、アマゾン純正の拡張機能です。サポートしているサービスは以下の通りです。
兎にも角にも、どのページを閲覧中でも、ブックマークバーからアマゾン関連の情報に即アクセスできるので、とても重宝しています。
“Keeps – Amazon Price Tracker“は、アマゾンで販売している全てのアイテムの販売価格を対象に、過去の履歴を参照することができます。
Webブラウザの拡張機能なので、アマゾン上の個別販売ページに、下図のようなグラフを自動的に表示してくれます。買いたいアイテムの販売価格と、過去の履歴を見比べて、タイムセールに出品する頻度とか、現在価格と過去の最安値を比較しながら、いま買うべきかどうか判断することができます。例えば、タイムセールに出品しているので必ず最安値というアイテムばかりでもないので、待てる買い物であれば、最安値を把握したうえで当面待つ、といったショッピングスタイルを実践することが可能になります。ちなみに、これらの拡張機能は”Edge”以外のWebブラウザでも利用できますが、悲しいかな”Safari”だけは利用できません。まさにガラパゴスです。
というわけで、個人的には、これまでサブの位置づけでインストールしていた”Google Chrome” (エンジンは”Edge”と同じ。)はアンイストールし、アマゾン専用に”Edge”を利用することにしました。やはり、”Keeps – Amazon Price Tracker“があるのないのとでは大違いですからね。
p.s>
iMac Pro環境で、”Edge”で”ディズニーデラックス“を観ようとすると、下図の警告メッセージが表示されます。”Netflix“や”Amazon Prime Video”の場合は、こういったメッセージは表示されないので何が原因なのか分かりません。そんなわけで、”ディズニーデラックス“は”Safari”で視聴しています。
p.s>
ネットで情報を閲覧したり検索したりする側のユーザさんにとって、”Edge”の” 追跡防止”機能はとてもウェルカムだと思います。広告の表示を減らすことができる機能なので、煩わしい広告を見ずに欲しい情報を手に入れることができる素晴らしい機能です。でも、良く考えてみて下さい。広告収入でブログ記事を書いている個人ユーザが世の中には沢山います。マイクロソフト社は、そういった個人ユーザの活動を妨害し、結果的に個人が役に立つ情報発信を止める方向に誘導しています。皆さんはユーチューバーが広告収入のために動画を公開しているのをご存知ですよね。ユーチューバーは広告収入を得ることで、皆さんに面白いコンテンツを作成し楽しませています。ブログ記事なども同じなんです。鬱陶しい広告を表示できるからこそ、有料のレンタルサーバーでコンテンツを配信しています。Googleは広告を企業収益の柱にする一方で、コンテンツ提供者にも利益を還元、そして閲覧者はただで情報を得る、というウィンウィンの関係を見事に築いています。こういったことを理解したうえで、マイクロソフト社が、本来あるべき”追跡防止”機能とはどんなものなのかを、いま一度考え、行動を起こすことを切に願っています。自分だけが得をすれば良い、というビジネススタイルは、結局、世の中の役に立っていないわけです。
|
|
|
ホームページ “THE POOH FILES”にも是非お立ち寄り下さい。
“Adobe Stock“でベストショットな写真素材を販売中です。是非ご覧下さい。