現在契約中のサブスクリプションサービスを見直して出来るだけ年額費用をコストカット
先日、”Flickr“からサブスクリプション料金が増額になるという通知が届きました。”SmugMug“に買収された時から何となく想定していたことなので驚きはありませんでしたが、これを機会に現在契約している全てのサブスクリプション・サービスを一度見直してみようと思った次第です。
< 写真をバックアップするためのクラウズストレージ >
まず始めに、今回のきっかけとなったFlickr Pro契約については来年6月まで現在の契約が有効なので、それまではそのまま継続し、以降は解約することにしました。
というのも、もともとFlickrは写真共有サービスからスタートしたこともあってか、”JPEG”形式の写真データしかアップロードできません。
幸いなことに、昨年から本腰を入れて写真のバックアップを始めた”Googleフォト“への自動アップロード機能のお陰で、Flickrに保存している写真データの枚数に近づいてきたので、Flickrなしでも何とかなりそうな状況になってきました。(写真のクォリティはやや劣るみたいですけどね。)
Google フォトのグッドポイントは、PCに保存している写真を”Google のバックアップと同期“で自動アップロードする際、JPEGは勿論のこと、キャノンのRAWデータも写真としてバックアップしてくれるという点です。全てのRAWデータというわけにはいきませんが、この機能はあるとないとでは雲泥の差があると思います。
それと合わせて、Amazonプライムの”Amazon Photos“でも数年前から写真をバックアップ (現在、9.7TB使用中。)しているのでFlickrの継続は不要です。
Flickrを来年解約することで、年額 およそ7千円の節約を実現できます。
< ストリーミングサービス >
個人的に一番悩ましいサブスクリプション契約が、ストリーミングサービスです。既にテレビ番組の99.9%は面白くなくなってしまった現在、自宅で楽しめるコンテンツはサブスクリプション契約で成り立つストリーミングサービスだといっても過言ではありません。
・”Netflix” スタンダードプラン (HD画質・同時2画面)を契約しているので月額 1,200円、年額ベースで14,400円。
Netflixは個人的に大好きなSF系作品を多く観れるし、女房も別のジャンルで楽しんでいるので、今後のさらなる値上がりが心配ではありますが、コンテンツの面白さを優勢すると、当面の間は契約を契約するつもりです。(確かにユーチューブって暇つぶしにはいいけど、やっぱりプロが精魂込めて製作する素晴らしい作品には敵いません。)
・Amazon プライム会員の年額 4,900円は、ドコモのキャンペーン (“ドコモに「Amazonプライム」がやってきた。ドコモの「ギガホ」契約者なら、「Amazonプライム」が1年ついてくる!“)のお陰で今年いっぱい無料。
今年はドコモのキャンペーンのお陰もあって、たまたま1年間無料で利用しています。恐らく、どのご家庭でも同様だと思いますが、Amazon Prime Video自体の8割ぐらいは面白くないコンテンツなので、仮にAmazon Prime Videoが別契約になったりすれば即解約だと思います。とは言え、送料無料で買い物ができる特典は、買い物の頻度を考えると絶対お得なので、Amazon Prime Videoのある無しに係わらず、プライム会員契約は継続します。
・”ディズニーデラックス“の月額 700円、年額ベースで8,400円も、ドコモのキャンペーン (“ドコモ 『ギガホ』『ギガライト』&『ディズニーデラックス』セット割」キャンペーンを実施中“)のお陰で来年2月まで無料。
こちらもドコモのキャンペーンで1年間実質無料。しかも、個人的にお気に入りな”マンダロリアン“と”エージェント・オブ・シールド“を観れるので、こういったコンテンツが継続的に配信されるなら、有料化になっても継続は継続するかもしれません。ま、1年間様子見ですね。
・”Apple TV+“は、アップルの新製品を購入したので、1年間無料で視聴できる特典を利用できます。でも、コンテンツが真面目過ぎるんですよねえ。ま、無料ならいいじゃんっていうことなんですが、アマゾンみたいに、抱き合わせ商法でアップル製品の購入が安くなるとか、といったお得感がないと、正直触手がいまひとつ動かないんですよねえ。と思いつつも、1年間無料なので取り扱い視聴してみることにしました。macOS版の”TV”アプリで観てみたのですが、4Kって音声を聞き取りにくいぐらいに小さくないですか?
< Yahoo! プレミアム会員 >
ここ最近、ヤフオクへの出品や落札頻度がかなり低くなっています。”プレミアム会員の特典“もあまり魅力的ではありませんし、そもそもプレミアム会員でなくてもヤフオクを利用できるので、会員資格を解約することにしました。これで、年額 およそ6千円の節約を実現できます。
ちなみに、会員資格の解約に伴うデメリットは軽微です。それにしても、プレミアム会員のお得感、無さすぎですよね。
というわけで、当面の間、プレミアム会員を月末に解約しました。”Yahoo! ウォレット”画面から利用中のサービスを停止できます。
< レンタルサーバー利用料 >
いまご覧いただいているブログは、レンタルサーバーを契約して運営しています。契約料金は、年額でおよそ1.7万円です。ま、月額換算にすると1.4千円なので決して高額ではないにしても、この機会にサービス内容と合わせて見直してみました。
今回改めてレンタルサーバーの提供サービスを確認したところ、新しいサービスでは現在の2倍のディスク容量で、年額でおよそ1.2万円であることが分かりました。それにしても、くだらないPRメールは沢山送ってくるのに、ユーザにとって本当にお得なプランはホームページでわざわざ確認しないと見過ごしてしまう、というのはおかしな感じがしますね。しかも、このプラン変更は限定サービスのようなので、次回の契約更新まであるのかどうかも疑問。
それと、メールでサポート担当に問い合わせした時には、「料金は前払い制なので新しい料金は次回の更新時から適用。差額の払い戻しはなし。」という回答だったのに、実際にプラン変更の手続きを行ってみると、ちゃんと月割の調整が適用されるようです。東証一部上場企業なのに、何ともヘッポコなサポートですよね。
なお、利用料金は同じで、ディスクからSSDに変更できるサービスもあるのですが、そちらは移行作業を伴うので、別の機会に、ということになりそうです。実は、レンタルサーバーに関しては、アマゾンの”AWS“などの選択肢も考えたのですが、料金もさることながら、移行作業の面倒を考えると、いますぐにというわけにはいきそうにありません。
ということで、今回はディスク容量倍増で年額費用がおよそ5千円程度削減できる契約変更を行うことにしました。いずれにしても、現在契約中のサブスクリプションサービスを見直しておくのは良いことだなあ、と思った次第です。
< 見直し後のサブスクリプション料金 >
見直し後のサブスクリプション料金を計算してみます。契約・解約時期が異なりますが、2021年1月時点ということで試算しました。なお、サブスクリプションという意味では、ドコモの通信量やケーブルテレビの利用料などもありますが、それらはライフライン的なサービスなので、今回の試算からは除外することにします。
・アマゾンプライム会員 年額 4,900円。
・Netflix 月額 1,200円 年額 14,400円。
・ディズニーデラックス 月額 700円、年額ベースで8,400円。(契約の是非は提供コンテンツ次第ですが…)
・Apple TV+ 有料契約をする可能性はほぼゼロ。
・レンタルサーバー 月額 900円、年額ベースで10,800円。
・ヤフオク 0円。
・写真関連クラウド 0円。
トータルの年額料金は38,500円ということになりそうです。
どれも月額換算で千円前後と安価なので契約してもいいかも、という感覚で利用し始めたわけですが、まとめてみると、それなりの費用を負担しているなあ、と改めて思った次第です。個人的な目安としては、年額 4万円を超えるような支出は避けたい感じです。レンタルサーバーは別としても、サブスクリプション契約をおまとめサービスで更にお得!みたいな新しいソリューションを提供してくれないと、そろそろ個人が支出できる範囲を超えちゃう心配がありますね。
ま、今回の整理を通じて、サブスクリプション契約は年額 4万円以下に抑える、というひとつの指針が見えたので、新しいサービスが登場した際には、指針を思い出して検討しようと思います。
皆さんも、時間がある時に、一度、契約しているサブスクリプション契約の負担額をチェックしてみると良いと思います。
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