Echo Show 5 (エコーショー5) スクリーン付きスマートスピーカー with Alexaをリビングルームに導入!

我が家の書斎は”Google Home”でスマートホーム化を進めてきたのですが、昨年末に開催されたAmazonのサイバーマンデーセールで、

Echo Show 5 (エコーショー5) スクリーン付きスマートスピーカー with Alexa、サンドストーン” (以下、”Echo Show 5″)が50%オフの4,980円(過去最大の値下げだったそうです。)で販売していたので、

リビングルームの方はAlexa中心にスマートホーム化してもいいかもと思い、ある意味、具体的な計画もなしに衝動買いしちゃいました。

 

< Echo Show 5本体側のセットアップ >

今回購入したのはサンドストーン、大雑把に言うとホワイトモデルです。本体サイズは、ディスプレイが5.5インチということもあって程よくコンパクト。本体色がホワイト系なので、リビングルームに置いても違和感はありません。

ただ、電源アダプタがメチャメチャデカイ!

普通の電源タップだと、両端のコンセントが使えなくなる程の大きさなので、サイバーマンデーセールで安かった”【USB*3+ACコンセント*2】Ewin 電源 タップ 17W急速充電 USB コンセント 1400W出力2*AC コンセント+3*USBポート(最大5V/3.4A 出力) 雷ガード 延長コード1m 過負荷保護180°スイングプラグ 省エネ 77.4%以上 小型 ドライヤーや炊飯器など対応 (白)“を買いました。

この電源タップなら、他のコンセントやUSBポートを塞ぐことはありません。ちょうど、USBポートも欲しかったのでタイミングが良い買い物でした。

“Echo Show 5″本体のセットアップは、本体が自宅に届いたすぐ直後に、Amazonからセットアップ方法を解説するメールが届いたので、メールの通りに設定作業を進めれば面倒な場面はありませんでした。

無事にセットアップが完了すると、もう一通メールが届き、”Echo Show 5″の基本的な使い方などを紹介してくれます。このメールサービスはナイス!だと思います。

“Echo Show 5″本体のセットアップを終えた後、”Amazon Alexa”というiOSアプリをダウンロードして、細かな設定やスキルの追加などを行います。

 

< iOSアプリを使ってEcho Show 5をカスタマイズ >

引き続き、”Amazon Alexa” (iOSアプリ)を使って、”Echo Show 5″本体をソフトウェア面でカスタマイズしていきます。

“Amazon Alexa”(iOSアプリ)で最初に躓いたのが、デバイスの選択画面です。肝心な”Echo Show 5″がリストにありません。いや、これには参りました。仕方がないので、”Echo”を選択して先に進むことにしました。

セットアップの細かい部分を説明し始めると切りがないので、最初に押さえておきたい”設定”、”スキル・ゲーム”、”定型アクション”辺りをざっくり触れておきます。

 

< 設定 >

設定画面の項目は多岐に渡るので、”ALEXAの環境設定”欄にある”スポーツ”と”カレンダー”に絞ってお話します。

“スポーツ”の設定は、”Echo Show 5″本体の画面にどんなスポーツに関するニュースやトピックを表示したいかを登録しておきます。スポーツ好きの方は、この設定を存分に活用すると良いでしょうし、我が家のようにスポーツに興味がない派は設定内容を全てクリアにしておいた方が良いと思います。

 

“カレンダー”の設定は、”Echo Show 5″にアシスタントしてもらう際、自分や家族の予定が絡むことが多いので、しっかり設定をしておきましょう。POOHの場合は、GoogleとiCloudのカレンダー情報を使いたいので、下図のような設定内容です。ちなみに、iCloudに関しては、セットアップ手順がやや面倒なので、事前に”AlexaでiCloudカレンダーを使用する“を読んでおくことをお勧めします。

 

< スキル・ゲーム >

“スキル”は、”Echo Show 5″が特定の分野でユーザに細かなサービスができるようにするツールです。例えば、どの情報チャネル (NHK、Yahoo、CNNとか)のニュースにフォーカスしたいのかを選択できます。個人的な感想を言うと、実用的なスキルは限られた数しかありません。具体的には、天気予報、ニュース、ラジオ、宅配といったところだと思います。それと、他社製のデバイスを制御したい場合もスキルを追加します。(デバイス制御については後述します。)

 

< 定型アクション >

“定型アクション”は、”Echo Show 5″に予め決めたフレーズを話しかけると、設定したおいたアクションを順に実行してくれるといった機能です。”Siri Shortcuts“の簡易バージョンと思えば良いと思います。

“定型アクション”を発動する条件は、”開始フレーズを設定”、”時間を指定”、”スマートホーム”、”アラーム”の4種類。ここでは、”開始フレーズを設定”、”時間を指定”についてTALKします。

“開始フレーズを設定”はとても便利な機能ですが、所詮、フレーズをきっかけに実行するわけなので、あまり多く設定しておいても、肝心なフレーズを忘れちゃいますよね。個人的には、”アレクサ、おはよう”、”アレクサ、おやすみ”ぐらいが無難かなあと思います。

ちなみに、下図の”定型アクション”の”今日の予定を読み上げる”というアクションには、前述の”カレンダー”の設定が必須です。

 

“開始フレーズを設定”は、その名の通り、決まった時間に発動するアクションです。すぐに思いつくアクションとしては、”出勤時間だよ”とか、”ジョギングに行こうよ”といった感じかな。我が家は、7時、正午、22時の時報代わりに使っています。例えば、朝7時のアナウンスに合わせて、今日の天気を伝える、っていう具合です。

 

< 他社製デバイスを制御する >

“Echo Show 5″に限らず、スマートスピーカーがいくらAIで賢いと言っても、話しかける内容にも限度がありますよね。これは個人的な見解ですが、スマートスピーカーや”Siri”、”Google Home”といったAIアシスタントが実生活のなかで本領発揮してくれる機能は、身の回りにある家電製品などの制御だと思います。

“Amazon Alexa” (iOSアプリ)の”デバイス”タブ画面で、他社製デバイスの登録や制御を行います。

“デバイス”タブ画面に表示される他社製デバイスは、予め、前述の”スキル”で当該製品とリンクしておく必要があります。

我が家のリビングルームには、”SwitchBot“製品をいくつか設置済みなので、

スマートホーム化を実現するSwitchBotを我が家のリビングルームに導入しました!

SwitchBotの新しい周辺デバイスとして3.5L 大容量 除菌対応のスマート加湿器が発売になったので早速導入しました

“Amazon Alexa” (iOSアプリ)に登録しました。下図が”SwitchBot”のスキル画面です。

所定のリンクが完了すると、

“Echo Show 5″と同じネットワーク上にある”SwitchBot”製品を自動的に検出してくれます。

実際の場面では、”Echo Show 5″に”アレクサ、リビングの温度は?”と尋ねることで計測した温度を答えてくれます。”Echo Show 5″に話しかけてデバイスを制御する程度の機能なので、どれほど実用的なのか?という疑問符付きといった感じかなあ。外出先で、”Amazon Alexa” (iOSアプリ)を介してリモート制御するといった使い方が便利ということなのかなあ?

それから、”Google Home”のように、別のネットワーク上に設置している他社製デバイスも登録できるわけではないようです。

 

< コミュニケーション機能は便利!>

個人的には、リビングルームに置いてある”Echo Show 5″に、外出先から”iPhone”でビデオ通話できる、という機能は、画面付きの”Echo Show 5″ならではで面白いかもと思います。

ポートレートでも、

ランドスケープでもビデオ通話ができます。”Echo Show 5″側のカメラの解像度は1MPなので綺麗です。残念なのは、着信時、”Echo Show 5″側で”アレクサ、電話に出ます”、あるいは画面に表示される通話ボタンをタップしないと、ビデオ通話が成立しない点です。これが、条件次第で自動接続できるようになれば、自宅を監視するネットワークカメラの代わりになるんですけどねえ。

例えば、旅行先のホテルで、WiFi環境下でiPhoneから”Echo Show 5″にビデオ通話すれば、通信料金がかからないのでお得感がありそうですね。一見すると、スマホでも可能な機能ですが、使い方次第では”Echo Show 5″の方が便利な場面もありそうです。その辺りを考えて、購入を決めても良さそうですね。ちなみに、”Echo Show 5″に向けて一方的にメッセージを伝える”アナウンス”という機能も使えるので、”いまから帰る!”的な連絡に便利かもしれませんね。

 

< 現時点ではEcho Show 5からiPhoneにコールできない >

上記の通り、”Amazon Alexa” (iOSアプリ)から”Echo Show 5″に電話できるので、その逆も可能なはず、ということで何度も試してみたのですが、結果、できませんでした。ネットを検索すると、可能という説明がたくさん掲載されているので、なぜできないのか悩んでしまいました。

結局、”AlexaコールのクイックヘルプAlexaコールのクイックヘルプ“に記載の通り、現時点ではAndroid端末(Android OS 5.0以降)しか、Alexaコールをサポートしていないそうです。こういった制限事項は、販売ページや機能の説明ページの分かりやすい箇所に明記してほしいものです。

 

< 1ヶ月ほど使ってみた感想など >

1ヶ月ほど”Echo Show 5″を使ってみて、一番利用頻度が高い機能は、”定型アクション”の時報です。実際、この機能はとても重宝しています。後、アラームやタイマーなどは時々使う感じかなあ。

“Echo Show 5″は5.5インチの画面が付いているので、他のEcho端末に比べて、端末が提供する情報量は多いので、便利と言えば便利ですが、常に画面を見ているわけでもないので、お気に入りの写真をスライドショーしたり、音楽をBGMっぽく流したりするような付加価値的な活用をしないと、単なる置き時計になってしまうはずです。そういう意味では、Amazonのプライム会員になって、会員特典を上手に”Echo Show 5″で使っていくのがベストプラクティスなような気がします。

それから、Alexaコールで分かった通り、iOSとAndroid OSとで利用できる機能に差がいるような部分を、一日も早く改善してほしいなあと思います。

使ってみた感想の総括としては、Echoに限らず、単にスマートスピーカーに何かを尋ねる程度の使い方だと、結局、お部屋のインテリアになることは間違いありません。今回のTALKで紹介したように、スマートスピーカーに付加価値を加えていくことで、始めて日常生活に溶け込んでくれるガジェットになるんだと思います。

個人的には、”Google Nest Hub Max“も気になっているんですが、お値段を考えると当面は”Echo Show 5″一択かなあ。

 

p.s>

余談ですが、”Echo Show 5″を買った以降、AmazonのAlexa対応製品のページに、自分がセットアップした”Echo Show 5″の名前が掲載されるようになりました。これって、なかなか鋭いレコメンド手法ですよね、いやー参りました!

 

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tomohiko

長年に渡りMacintosh向けの自作アプリを作り続けているPOOHです。最近はiPhone,iPad向けアプリ開発にも挑戦中。グルメ、旅行、露天風呂、写真、サイクリング、映画、STAR TREKが大好き。レトロでSFなおもちゃを大量にコレクション。プレーリードッグと同居中。

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