水槽の水のコンディションは可視化する テトラ (Tetra) テスト 6 in 1 試験紙 & テトラ アクアティクス Tetra AQUATICS
“ジェックス ラクテリア ブラック 水換えが簡単・楽しいガラス水槽 LED付きでメダカの室内飼育を始めました”
“メダカを室内飼育し始めたので関連しそうなムック本や雑誌を何冊か読んでみました”の続きです。
水槽でメダカを飼育し始めて、一番の難しい課題が水槽の水のコンディションが魚にとっても問題ないの見極め方です。我が家は都内在住ということもあって、水道水のままでは魚を育てることができないので、どこまで準備すれば魚にとって支障のない水を用意できるのか試行錯誤中です。
そんな折、“テトラ (Tetra) テスト 6 in 1 試験紙”という製品があることを知ったので、物は試しということで、実際に使ってみることにしました。
この試験紙は、pH、炭酸塩硬度、総硬度、亜硝酸塩、硝酸塩、塩素という6種類の要素で水質をチェックするツールです。
基本的な使い方は、水槽の水に1秒間、試験紙を漬けた後、1分ほど放置します。その後、試験紙の試薬の色を、パッケージに印刷された色と比べて、各要素の値を確認するといった流れになります。
とは言っても、色を比べるのって意外に難しく、客観的な値の評価を素人が正確に行うのは限度があります。
そこで、“テトラ アクアティクス Tetra AQUATICS”という専用のiOSアプリに助けてもらいます。
操作手順は若干面倒な部分があります。
まず最初に表示されるコンテンツのロード処理にかなり待たされます。恐らく、1度でも計測した実績があると、アプリを再起動する際に待たされます。どんなアプリでもそうですが、毎回ではないにせよ初期画面で待たされるのはNGですので、早いところ改善する必要があると思います。(待たされるのが嫌でアプリを使わなくなるユーザ続出だと思いますよ。)
それから、このアプリを利用するためにはユーザ登録とログイン操作が必要です。加えて、コンテンツのロード処理があるので、複数のデバイス(iPhoneとiPadとか)で計測したデータを共有できるのかな?と思うはずですが、現時点ではデータの共有はできないようです。
こちらの画面で”デジタル水質テスト”をタップ。
続いて、”テトラ 6 in 1″をタップします。
ガイダンス画面が表示されますので、動画で操作手順を学べます。
“スタート”ボタンをタップして、水に浸す前の試験紙をカメラで撮影して、試験紙上の各試薬の位置をタッチ操作で関連付けます。この操作は毎回必要なようです。
“OK”ボタンをタップし、試験紙を水槽の水に浸します。
“次へ”ボタンをタップし、次の画面で60秒のタイマーを起動して待ちます。(試験紙の結果を待つため。)
試験紙の結果が出たら、再度、試験紙をカメラで撮影して、試験紙上の各試薬の位置をタッチ操作で関連付けます。
テスト結果が表示されます。
最後の”二酸化炭素 mg/l”は検査していませんので結果を無視します。
各様子の”i”ボタンをタップすると、試験結果の評価を確認できます。ちなみに、アプリの評価を読んでみると、テスト結果はあくまでも参考値であって、必ずしも正確とは言えないという意見が多かったです。POOHは専門家ではないので、その是非は分かりかねますが、客観的なテスト結果があることで、水換えタイミングを図るひとつの契機にはなるのでは、と思っています。ま、1セットで25回分の試験紙が付いてくるので、まずは試験紙がなくなるまで使ってみようと思っています。
テスト結果は保存できますが、複数の水槽がある場合、どのテスト結果がどの水槽のものなのかぱっと見では分からないことです。やはり、編集機能はマストだと思います。
余談ですが、フィルターの交換時期を教えてくれるフィルターアラート機能を利用できます。iOSの通知機能を活用したアラートですが、フィルターの交換サイクルが21日固定という点は頂けませんね。
|
|
|
ホームページ “THE POOH FILES”にも是非お立ち寄り下さい。
“Adobe Stock“でベストショットな写真素材を販売中です。是非ご覧下さい。