KICKSTARTER “Aurga, World’s First Smart DSLR Assistant & Cloud Storage”
“KICKSTARTER“で、今年の2月、”Aurga, World’s First Smart DSLR Assistant & Cloud Storage“というプロジェクトで投資を募っていて、
将来、店頭で購入する額により$87も安くて、しかも日本への送料が無料ということだったので、1口出資してみることにしました。
当初の予定より1ヶ月ほど遅れましたが、無事に商品が到着しました。
何気にバッグの仕様が変更になっているみたいなんだけど、ま、これはこれで良いかも。
これで何ができる様になるのかと言うと、写真撮影の際、シーン毎に最適なカメラ設定をインテリジェンスに行ってくれたり、カメラをタッチ操作でリモートコントロールできるようになるそうです。詳しい内容は、”Aurgaのホームページ“を参照して下さい。
まずはじめに、ハード周りのセットアップをしてみようと思い、製品付属のmini USB 2.0 cableを使ってカメラ本体に接続しようとしたところ、”Canon EOS 7D MarkII“の場合は、”Canon インターフェースケーブル IFC-150U II IFC-150U2“、つまりUSB3.0のA-MicroBコネクタ仕様のケーブルでないと接続できないことが判明。
このケーブルはカメラ本体に付属しているので、それを使えば良いわけですが、実際に接続してみると、下の写真のように、ケーブル地獄になってしまい、このままだと何とも写真撮影がしずらい状態になってしまいました。
というわけで、短いケーブルを探してみたところ、長さが217mmというお手頃な製品”【pocketgames】USB3.0対応 充電&通信 microUSBショートケーブル“が見つかったので、早速、購入したのですが、何と短すぎました!!機能的には問題なかったものの、300mm前後の長さがあるケーブルを改めて購入しないと、という何とも面倒なことになってしまいました。ふう。
気を取り直して、ソフトウェア面の機能チェックを進めてみることにしました。iOSアプリ”Aurga – Jun Hu“をインストールした後、最新のファームウェアにアップデートします。
その後、ざっっと各機能の使い勝手を確認してみました。
こちらは、iOSアプリからカメラを操作するリモコン機能の画面です。おおよその使い方は、公開されているデモ動画で分かるものの、個々の機能に関する詳しいマニュアル類がないので、いまひとつ操作の全容を把握できません。
続いて、気になっていたシーンという機能を確認してみます。この機能は、撮影するシーンに応じた美しい写真を自動的に撮影できるという有り難い機能なんですが、こちらの機能もいまひとつ理解できずといった感じです。
このレビュー記事を書いている段階では、ソフトウェアは恐らく開発中のステータスでといった印象です。一番気になった点は、iOSアプリ上で、カメラのファインダーをリアルタイム表示しておかないとシャッターが切れないことです。これだと、カメラを手持ちした状態では撮影できず、三脚にカメラをセットしたうえで、iPhone画面を見ながら細かい設定操作をすることになってしまい、撮影時の自由度が極めて悪くなってしまう気がします。仮に三脚がマストだとすると、自分の撮影スタイルには向いていない製品ということになってしまいます。恐らく、この先もソフトウェアのバージョンアップが続きそうなので、もう少し長い目で製品の評価をすべきだと思いますが、少なくとも、現時点で、この製品を手放しで購入するのはリスクが高いような気がします。
何とも、中途半端なレビュー記事になってしまいましたが、取り敢えず、現時点では仮の評価ということでご理解いただければと思います。今後、使い勝手の改善に関する進展があれば、その都度、追加のレビューをするつもりです。
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