最近、”エリカさん! iPhoneアプリを作らないと「廃部ね」って言われたのですが、どうしたらいいですか?”を読んでみました

最近、”エリカさん! iPhoneアプリを作らないと「廃部ね」って言われたのですが、どうしたらいいですか?“を読んでみました。

一見すると、おちゃらけっぽい印象を醸し出している表紙ですが、実は、この本、メチャメチャ楽しく読ませてもらいました。

POOHは、長年の間、iOSアプリ開発の指南本を何冊も読んできましたが、これまでの本は、とっても詳しくて難しい解説本か、これ1冊で初心者でもOK的な乗りの本のどちらか。しかも後者の部類については、未だ嘗て、これ1冊でOKだった例がありませんでした。これ事実です。加えて、分厚くて難しい本を1冊読むより、ある程度、コツを掴めた後は、自分自身でアプリを作りながら経験値を高めていった方は、どれだけ自分自身の肥やしになるのか、というところを分かっていない学者肌の執筆者が多すぎますよね。この分野では。

で、この本はどうかと言うと、まず読んでいて面白い！プログラミングを解説する本で、これほど楽しく読めた本は始めてです。それと、通勤、通学、家事の合間に読める、という作者が目指したスタイルがズバリかたちになっています。POOHは、こういう本が欲しかったんですよ。兎にも角にも詳しいのはいいけど、分厚くて重い参考書なんて、一体、社会人の我々に、いつ読めっていうんですか？この本は、厚みはソコソコあるものの、軽いし、何より、章や節の区切りが短いので、短い時間でも、ちゃんと何かを理解することができます。それから、細かい内容にも触れてはいますが、何より、プログラミングって、こんな感じなんだよね、という雰囲気を伝えてくれているのと、最初は分からないことだらけでも、こんな流れとやり方で知識を吸収し、かつアプリ開発を進めていけば何とかなるよ、という極めて本質的なところを、分かり易く教えてくれています。

POOH自身は、本来、このレベルの本を読む必要はないのですが、アプリ開発関連の書籍に不満を感じていたので、今回、敢えて読んでみた次第です。実際、プログラミングの知識というより、アプリ開発の進め方、という側面を見事に教えてくれているなあ、と感心しながら読み進めることができました。いやー、本当に良本ですよ、この本は。欲を言えば、今回の初心者編から、少しずつレベルアップした内容で、何冊か出してほしいなあ。くどいようで申し訳ないですが、これまでの本は、詳し過ぎて途中で飽きてしまうか、幼稚すぎて読む気にもなれないか、どちらかの本しかありませんでした。是非、このテーストで続編を！期待しています！！

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