インターネットを活用した写真の上達法ってないのかなあ?

自分が撮った写真って、どの程度のレベルなんだろう?とか、第三者から見てどんな評価をもらえるんだろう?って思ったことないですか?

POOHは、飛行機、花、風景を撮影する派なんですが、やっぱり、自分の写真の出来栄えを自己満足だけじゃなくて、パブリック的にはどんな印象なのかなあ?って思うことがあります。普段は、自分ひとりで撮影しているので、ぼーっとしているだけだと、なかなか他人に評価してもらえる機会がないので、POOH的には、インターネットを活用して、評価してもらえる機会を増やしています。

とは言え、フォトコンテストとか、サークル活動などへの参加、といった従来からの機会も捨てがたいのですが、個人的な経験から敢えて言わせてもらうと、フォトコンテストの場合は、どうしても、その時の審査員、つまりプロのカメラマンの好みに左右されがちですし、プロの写真家さんと行く○○空港での撮影、といったサークル活動の場合は、正直、殆ど、プロの写真家さんの指導は期待できません。ま、普段会えないプロの写真家さんと一緒に、撮影しに行ったぐらいの感じだと思った方が良いと思います。

では、どうするか?

例えば、飛行機の写真だったら、”Fly Team“といったファンサイトに、撮った写真を投稿して、アクセス件数で人気度をチェックする、といった方法があります。

ま、これはこれで楽しんんですが、こういったサイトの場合は、写真の良し悪しというより、撮った機体の話題性が人気度のバロメーターなので、一般的には作品というより、むしろ証拠写真を掲載する、といった感じ。

続いて、”500px“。こちらは、プロ・セミプロのカメラマンが自身の作品を掲載する写真に特化したサイト。無料で利用することもできますが、有料会員になると、マーケットプレイスへの出品をすることもできたりします。とにかく、レベルがメチャクチャ高い写真ばかりが投稿されているので、ワールドワイドなレベル感や、流行りの傾向などをキャッチアップするのに最適なサイトだと思います。余談ですが、こうして世界中に広がるカメラマンの作品を眺めていると、日本人の作品って、なんて地味なんだろうと思ってしまいます。勿論、日本の写真家さんたちも、素晴らしい作品を撮っているのは間違いないんですが、アピール力とオリジナリティ度が、海外の写真家さんと比べると見劣りしているのも事実かと。ま、この辺りは国民性なんでしょうね。

こちらのサイトには、自分自身でこれはいいかも、という作品を撮れたタイミングで、案外と気楽に投稿しています。勿論、プロ・セミプロのレベルには到底敵わないのは百も承知なんですが、写真を投稿すると、

こんな感じで、写真を観てくれた頻度に応じて、UpcomingやPopularといったメールを送ってくれますし、SNSサイトと同様、いいね数もカウントされるので、自分が撮った写真がどれだけ支持されるか、といった観点で体験する良い機会になっています。ちなみに、コメントやフォローといった仕掛けもあったりするので、多少の英語力は必要かもしれません。でも、ワールドワイドなので、基礎的な英語力は最低限のスキルかもね。

最後は、”Adobe Stock“。こちらは、Adobeの”Creative Cloud“を利用している方なら、こんな画面でお馴染みですよね。

Webサイトはこんな感じ。

こちらは、ロイヤリティフリーな写真素材やビデオ作品などを販売する商業サイトなわけですが、こちらで販売する写真素材などは、プロの写真家さんでなくても、普通の個人で登録して販売してもらうことができます。そんなわけで、POOHも、どんな感じなのかなあ、と思い、機会がある毎に投稿しているんですが、実は、このサイトで自分の写真を販売するためには、ちょっぴり厳しめな審査があります。(個人的な体験で言えば、アップルさんのiOSアプリの審査よりはハードルが低いと思っています。)

今回は、POOH自身が写真をアップロードした後、審査で却下された内容を、恥ずかしながらご紹介してみます。審査を経て、不採用になった写真は、こんな具合に、”不採用”の理由とともに、いつでもチェックすることができます。(個人的には、却下された写真を、いつまでも残しておいてほしくはないんですけどね…)

で、ここで注目したいのが、不採用になった理由です。んんん、恥ずかしいんですが、POOHのケースをいくつかご紹介してみると、こんな不採用の理由が挙げられます。

んんん、やっぱり一定のオリジナリティは必要なんですね。

写真に商標権があるアイテムが写っているものはNG。POOHの場合は、ラスベガスの街を撮影した写真が該当しました。

やっぱり、商業的なアピール度は必須なんですね。平凡な作品は商品にならないってことなんだと思います。この辺りは、日本人の写真にはありがちな傾向かもね。作品力をアップするって、アマチュアには一番難しい課題ですが、こういった観点を常に頭に入れておく必要がありそうですね。

最後の2つは、写真として、最低限確保しなくてはいけない重大要素なわけですが、POOHのようなアマチュアは、こういった基本がまだまだ、っていうことだと思います。とりわけ、フォーカスが合っていないっていうのは、日頃から注意しておかないといけない部分ですから、個人的には厳しい指摘。ちなみに、自分的には、フォーカスが合っていると思っていたので、こういった指摘はダブルパンチ!!

こういった審査結果に、正直落ち込むこともありますが、経験を積んだ専任の審査スタッフさんたちが、厳格で、かつフェアな評価をしてくれるので、個人的には、とっても助かっています。不採用の結果が出る都度、自分の作品を見直しだり、カメラの設定や、写真撮影のコンディションを考えたりする、とても良い機会になっているので、ここ最近は、勉強の場と思って、積極的に”Adobe Stock”を活用させてもらっています。ちなみに、”Adobe Stock”に写真を投稿するためには、米国の税制に係る所定の手続きが必要なんですが、ネットで検索しながら電子的な書類に記入すれば良いので、その辺りもひとつの経験ということで、是非、アマチュアのカメラマンさんもチャレンジしてみて下さい。写真撮影のスキルアップをしながら、もしかすると、小銭も稼げるかもよ。

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ホームページ”THE POOH FILES”にも是非お立ち寄り下さい。

tomohiko

長年に渡りMacintosh向けの自作アプリを作り続けているPOOHです。最近はiPhone,iPad向けアプリ開発にも挑戦中。グルメ、旅行、露天風呂、写真、サイクリング、映画、STAR TREKが大好き。レトロでSFなおもちゃを大量にコレクション。プレーリードッグと同居中。

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