今年は断捨離の一年にしようと思っています (3) ロードバイクと着物の処分、それとヤフオクその後
“今年は断捨離の一年にしようと思っています (2) 3ヶ月間の成果の程は? ヤフオク ソフマップ ブックオフの活用”の続編です。
(1) ロードバイクの処分。
我が家はマンション住まいなんですが、その狭い居住スペースに、何とロードバイクを置いています。玄関スペースなので、部屋の出入りが毎回面倒で、どうしようかなあ、と思っておりました。ま、折り畳み自転車も持っているので、最近では年に数回しか乗らないロードバイクは、断捨離期間中に処分した方が良いかなあ、と思い、自転車専門の買取りサービスを利用することにしました。
こちらのロードバイクは、”TREK 7.3FX“というモデルで、2011年に購入しました。最初の数年は、かなりの利用頻度でしたが、ここ数年は、旅行する頻度が高くなったことと、週末でも都内を走る物流トラックの往来が激しくなったことで、めっきり利用頻度が減ってしまいました。
利用頻度の減少傾向は、ある意味、ライフスタイルの変化とも捉えることができるので、恐らく増加に転じる可能性はなさそうな感じです。
というわけで、自宅のスペースをかなり占有しているロードバイクを売却することしました。まずは、Google検索でヒットした上位3社に無料見積もりを依頼。その日のうちに大まかな査定結果をメールで返信してくれましたので、そのなかで最も高額の査定額を提示してくれた”CycleParadise サイクルパラダイス“に、出張買取りに来てもらうことにしました。ちなみに、査定額は、1万7千円、1万5千円、7千円といった内容でしたよ。査定額の差は、恐らく、お店の在庫状況だったり、お店が力を入れている車種(ロードバイクやクロスバイクなど)が影響しているのではないかと思います。
今回買取りをお願いしたお店の本査定の段取りは、まず電話で、自転車を置いてある場所、傷と錆の状態の確認をした後、実際に自宅まで出張してもらい現物を確認するといった感じでした。出張査定の所要時間は、およそ15分程度。本査定の結果は、自転車本体が無料査定時の金額通りで1万7千円、空気入れが5百円でした。ヘルメットについては、保証期間を超えたものは値段は付かず、引き取りのみとのことでした。以上、ご参考までに。
p.s>
ヘルメットをブックオフに持ち込んだのですが、買取ってもらえませんでした。トホホ。
(2) 着物の処分。
田舎に実家があるお宅であれば、必ずと数枚の着物を後生大事にとっておいてあって、しかも、お婆ちゃんから頂いたモノだからと、捨てるに捨てられないっていうシチュエーションって、あるあるのひとつだったりしますよね。我が家も不ご多分に漏れず、着物があったのですが、着物って、場所をとりますよね。
で、今回の断捨離の一環で、数枚あった着物を、着物専門の業者さんに買取ってもらいに、わざわざ日本橋まで持っていったのですが、結果はやはり惨敗で、何と500円でした。当時、とっても高額で仕立てた着物がなぜ、たったの500円なのか?その理由は、業者さん曰く、以下の通りでした。
・そもそも着物の市場はとても小さく、需要そのものが極めて少ない。にも係わらず、モノがダブついている。
・古い着物の場合は、デザイン的に流行から外れているので、いまの人たちには売れない。
・古い着物は、全般的に状態が悪い。古いため、黄ばみとかほつれ等があるモノが多い。
・着物と言うよりは、むしろ、生地の価値がいくらか、という評価しかできない。(市場では、ただで取引されていることもしばしば。)
・既に古着のマーケットは飽和状態。完全に需要と供給のバランスが崩れている。(原因は、我が家のような持ち込みが過剰に多い。)
じゃあ、売れる着物はどんな条件をクリアしていれば良いのかと言えば、
・着物の有名な作家さんのモノは需要があるので、それなりの値段で引き取ることが可能。但し、無名な作家さんのモノは基本NG。
・西陣などのブランドモノも、状態が良ければ、それなりの値段で引き取ることが可能。
・有名と言っても、着物業界と着物以外の作家さん、例えば絵描きさんとか書道家さんとか、とのコラボモノも高くは買い取れない。
という説明でした。ご参考までに。
(3) コレクションの整理。
4月も引き続き、コレクションやら、自宅で不要になったものやらを、”ヤフオク“に出品しました。
オークションに出品した段ボール箱の数は、4ヶ月間の合計で、100個になりました。最初は、コレクションの整理に伴う処分という目的で、今年から週末のオークション出品を始めたわけですが、後半戦になると、コレクションに紛れて、自宅で何年も使わずに保管していたバッグ類や食器類なども何点か出品してみました。ちなみに、落札率は100%と言いたいところですが、4ヶ月間で、100件中、うち2件は”落札者なし”でした。結果的には、まあまあ効率的な出品を実現できたと思っています。
オークションを活用することで、それなりの売却益を伴うPOOH的断捨離を実現できました。前にも触れた通り、今回の断捨離は、単に身軽にするという活動だけではなくて、売却益をちゃんと確保することで、モノを捨てるというモチベーションを保つ、という側面も大切にしてきました。そんなわけで、今回の活動で処分したことで得たお金は、スプレッドシートでしっかり管理することで可視化するように心掛けました。
勿論、自宅のスペースもすっきりした感じになり、数十年前に住み始めたころのように、あまりモノがなかった自宅の様子に近づいた感があります。我が家はマンション住まいなので、一言で断捨離の成果を表現すると、家のなかを歩きやすい導線を確保できたっていうところかなあ。
これから季節が良くなってくるので、断捨離は一旦お休みして、旅行やエアショーを中心にした遊びモードに切り替えようと思います。人生、楽しまないとね。で、秋から冬にかけて、それなりの時間が出来る季節になった頃、第二弾の断捨離を進めようと思っています。こうしたサイクルを何度か繰り返せば、もっと住みやすい家になっていくと思います。ま、こういった活動は、一度に詰め込みすぎると息切れしてしまうので、何度かに分けることで、自分自身の負担感をあまり感じることのないよう工夫していかないと、長続きしませんしね。
新・片づけ術断捨離 [ やましたひでこ ] |
必ずできる!断捨離BASIC [ やましたひでこ ] |
見てわかる、断捨離 [ やましたひでこ ] |
ホームページ”THE POOH FILES”にも是非お立ち寄り下さい。