伊丹空港 千里川土手での夜撮に再挑戦だ! (1) “千里川土手”
先日のTALK”C-3PO ANA JETに乗ってきたよ 羽田-伊丹の往復 (2) “千里川土手で夜撮“”と”Nikon 単焦点レンズ AF-S NIKKOR 50mm f/1.8G フルサイズ対応 AF-S 50/1.8G“でお話した通り、”Nikon デジタル一眼レフカメラ D500 ボディ“って、ISOをAUTOに設定したままにしておくと、夜間で光源が少ないと、ISOが即、51200までいってしまい、ノイズが目立つ写真になってしまいました。このままでは、今後の撮影時に不安が残るので、再度、”伊丹空港“で夜撮に挑戦してきました。
この日は、夜撮が目的でしたので、午後のフライトで伊丹に向かいました。東京は雨模様。
ちなみに、”ドラえもんJET“でした。
伊丹に到着後、早々に、千里川土手に向かいました。というわけで、この日は、およそ5時間、千里川土手で撮影したことになります。
この日は、”C-3PO ANA JET”が伊丹に向っているということで、空港周辺では、満開の桜に絡めた写真を撮る人たちで賑わっていました。ただ、生憎の曇り空でしたので、ベストな写真にはならなかったかと。
こちらは、”C-3PO ANA JET”ではありませんが、恐らく、こんな感じで撮れたのかなあ、というイメージです。
本題に入る前に、ちょっとしたクレームです。
実は、予定していた日の天気予報が雨になってしまったため、急遽、曇でも雨よりはマシということで、日曜日に現地入りしました。週末だったからなのかもしれませんが、千里川土手は、カメラマンというより、家族連れやカップルさんで賑わっていたのですが、待ちに待った夜、滑走路のライティングシステムがオンになり、いよいよ夜撮開始!というタイミングに、POOH的にはあるはずのない悪夢が起きてしまいました。
POOHが、三脚を立てて、カメラを構えている真正面で、楽しそうに土手に遊びに来た若者グループが、こんな感じで記念撮影を始めたではありませんか。ま、確かに、綺麗に点灯した滑走路は、皆のモノとは言え、何時間も待機して、この瞬間を待っていたPOOHの真正面に立ちはだかることはないでしょ!!
それでも、一言、「ちょっといいですかねえ?」と断ってくれれば良かったんですが、まるでPOOHがいないみたいに、我が物顔で楽しんでいた若者たち!、一からマナーを勉強しなさい!!小学生でも分かりことでしょ??一人じゃなにもできないくせに、グループだと気持ちが大きくなっちゃんだろうね。
そうやく、無礼な若者グループが、寒いからと撤収した直後、今度はオバサン三人組が登場。
滑走路の誘導灯に照らされて、頭のかたちがくっきりと写り込んでしまいました。トホホ。
さらに、うち一人は、ミラーレスを使っているみたいで、ディスプレイの光が写り込んでしまいました。これが昼間の写真だったらトリミングもできますが、夜間の写真ですと、仮にトリミングしたりするとノイズが目立っちゃうんですよね。
話しぶりから、地元のオバサンたちで、日頃から伊丹空港周辺で、航空機の撮影を楽しんでいるみたいでした。写真を趣味にしているだったら、周囲の状況にもっと気を遣ってほしかったなあ。オバサン三人組って、普段でも始末に負えないのに、こういう場面では、より迷惑な存在です。
ま、正面に塞いでいる人たちが子供連れの仲が良いご家族だったら、それなりに楽しい絵になっていたと思うんですが、今回のように、世間知らずのヤンキーグループとか騒がしいだけのオバサン三人組だと、写真的に何の価値もありません。
そんなわけで、5時間近く、寒いなか粘ったなかで、こんな悪夢にあって、撮影した写真の何割かは不採用になってしまいましたが、それでも、再挑戦した甲斐はありました。
使用機材は、D500本体と“Nikon 単焦点レンズ AF-S NIKKOR 50mm f/1.8G フルサイズ対応 AF-S 50/1.8G”の組み合わせで、前回と同じです。
前回の反省ポイントは、D500の”感度自動制御機能”を信頼したあまり、夜間になると、ISOが最大値の51200に張り付いてしまう、ということでしたので、今回は、同機能は有効にしつつも、”制御上限感度”を6400、”低速限界設定”を1/250に設定しました。そのうえで、マニュアルモードの設定を、露出をf1.8開放、シャッタースピードをギリギリの1/250にしました。本来なら、ISO値もマニュアルで、その場の状況に沿って決めるようにしたかったのですが、夜間の撮影現場って、兎にも角にも暗いので、下手にマニュアル設定を自力で調整しようとすると、設定ミスをしてしまいそうでしたので、今回も”感度自動制御機能”の使用を前提に、再挑戦した次第です。
当日撮影した写真は、”FlyTeamのチャッピー・シミズ マイページ”(チャッピー・シミズは、POOHのハンドルネームです)で公開していますので、興味がありましたら、そちらをご覧下さい。
この日、最初の”C-3PO ANA JET”。
滑走路のライティングシステムがオンになったので、夜撮スタートです。
真っ暗になっても、ノイズは殆ど目立たないなあ。やはり、実用的には、ISOは6400が限界っぽいですね。
D500って、暗くなると、ファインダー内のピント表示が赤く光ってくれるので、夜撮時でもピントの合わせ易かったりします。
この日、二度目の”C-3PO ANA JET”。
最終便の1機前のB777。時間的には、20時45分頃。(タイムテーブル的には、20時35分。)
こちらは、POOHが作ったアプリ”空港ファン AirportFun”を現地で動作確認した際のサンプルです。ご参考までに。
ニコンD500スーパーブック |
アサヒカメラ特別編集 Nikon D500完全マスターガイド |
Nikon D500プロフェッショナル撮影ガイド [ 塩見徹 ] |
ホームページ”THE POOH FILES”にも是非お立ち寄り下さい。