今年最初の航空祭 小牧基地オープンベース 2017 (3) “小牧基地” 災害派遣デモンストレーション
“小牧基地” オープンベース 2017の続きです。
説明が前後しましたのが、小牧基地がある名古屋飛行場のアウトラインです。滑走路は、RWY16/34の1本で、この日の滑走路運用はRYW34でした。というわけで、航空機は、”県営名古屋空港“に向って、左から右手に離陸する、といった感じでした。
それから、滑走路の位置関係からもお分かりの通り、太陽の動きは、午前中が概ね順光、午後は次第に逆光といったコンディション。この日は、時間が経つにつれ、雲量が多くなってくるといった状況でしたが、それでも逆光は、写真撮影的にはかなり厄介でしたよ。
当日撮影した写真は、”FlyTeamのチャッピー・シミズ マイページ”(チャッピー・シミズは、POOHのハンドルネームです)で公開していますので、興味がありましたら、そちらをご覧下さい。
オープニングフライトに続き、災害派遣デモンストレーションが始まりました。
小牧基地 救難教育隊 “U-125A“が離陸。
その後、回転翼機が次々に離陸。小牧基地 救難教育隊 “UH-60J“。
陸上自衛隊 “UH-1J“。
陸上自衛隊 “OH-6D“。
今回行われた災害派遣デモンストレーションのシナリオは、大規模地震が発生したという想定でした。
被災地に一番早く到着した”岐阜基地”所属の”F-2“が、被災の状況を打ち早く把握に務めます。んんん、久しぶりに高速で通過する機体を撮影したので、こんなシーンしか撮れませんでした。トホホ。
続いて、”UH-60J”と、
“U-125A”が現地に到着。
もう1機の”UH-60J”が上空に到達した後、救難隊員がパラシュート降下。
発煙筒ポイントに見事にタッチダウン!
地上付近で旋回していた”UH-60J”が救命物資を投下。
無事に被災者を救助。
ご苦労様でした!!
続いて、”愛知県防災航空隊“所属の”Bell 412“による救難デモ。
“入間基地” 航空救援団司令部 入間ヘリコプター空輸隊の”CH-47J” チヌークによる消火活動のデモ。
最後に、小牧基地 第1輸送航空隊 第401飛行隊 CAMEL “C-130H“編隊による物資の投下デモ。いまや、決して他人事ではない災害時の自衛隊による支援活動のデモは、個人的にはとても現実味があって良かったです。ま、決して実戦で戦闘を行うことのない、防御主体の自衛隊戦闘機による飛行展示と比べ、とてもリアリティがあるデモでした。万が一の際は、是非、助けて下さいね。
こちらは、POOHが作ったアプリ”毎年カレンダ (EveryYear)”を現地で動作確認した際のサンプルです。ご参考までに。
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