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航空自衛隊那覇基地美ら島エアフェスタ2016 (2) “美ら島エアフェスタ 1日目” 会場への入場〜会場の様子地上展示

公開済み 2017年1月16日 · 更新済み 2017年1月4日

“”航空自衛隊那覇基地” 美ら島エアフェスタ2016” 1日目の朝。この日は、一日を通じて、文句なしの快晴。

8時過ぎにホテルを出て、基地ゲートのオープンまで列に並んで待つことにしました。

我が家が列の最後尾に並んだタイミングで、基地ゲートからの距離はおよそ500mぐらい。航空祭の早朝に並ぶことには慣れっこになっているんですが、今回、1点良かったことと、1点悪かったことがありました。

まずは、今年は、自衛隊サイドの誘導がとても良く、作年のように、ゲート正面の横断歩道から列に割り込むような中国人の姿もなく、皆さん、整然と基地の壁に沿って、ゲートが開くのを待っていました。この点は、良かった点です。

一番気になったのが、日本人グループの横入り。那覇だけではなく、どの航空祭でも見れれる光景ではあるんですが、グループの一部の人が先頭付近をキープ(自分の荷物を横に並べて場所取りするという幼稚なやり方で。)した後、他の仲間たちがゆっくりと現地に到着し、グループが確保した先頭付近に順に横入りしてくるというやつです。ま、これが家族連れなら仕方ないかなあ、と思えるんですが、SNS仲間たちが数名づつ割り込んできて、結果、かなりの人数が自分たちの前方に、何もなかったかのように並んでいくっていうのは、恐らく、だれが見ても気持ちの良いことではないはず。しかも、この日は、かなりの数の中国人観光客が列に並んでいたのですが、後から来た仲間と挨拶を交わした後、ちゃんと後方の列に順番待ちしてくれていたので、その分、一部の日本人たちの公共性のなさに、正直、呆れてしまいました。皆さん、大人なんだから、後から来た人は、仲間だからといって、平気な顔で横入りするのは止めて、ちゃんと列に並びましょうね。(ちなみに、仲間のお兄さんたちが場所取りして、後から来たオバサンやおねえさんたちが横入りしてくるっていうパターンが多かったですよ。)

9時頃になると、列が随分長くなってきたので、交通規制も本格的にスタート。

この日は、9時50分頃に、エイサーの音楽が聞こえ始め、基地ゲートがオープン。隊員の皆さん、エイサーの練習、お疲れ様でした。

手荷物検査では、一番右のレーンは女性専用。あ！オジサン、空いていると思って、紛れ込んじゃだめだよ！！

手荷物検査を済ませた後は、エプロン地区を目指して、黙々と歩きます。

エプロン地区に近くなると、屋台ゾーン。

“ブルーインパルス“の隊員たちも、屋台でお買い物中。今回の航空祭で、一番感じたことは、我々のような観光客だけじゃなくて、地元や自衛隊の人たちも、同じように航空祭を楽しんでいたことかなあ。自衛隊と国民、という線引が明確になっている従来の航空祭とは違い、会場に来ているみんなで楽しもうという雰囲気が那覇の航空祭にはあって、自衛隊との距離感を感じることなく、とても好印象な航空祭でした。そう、まさにお祭りでした。こういう航空祭に出来たのは、エンターテインメント性の高い沖縄だからなのかもしれませんが、飛行展示が少なくても、これだけ楽しめるって、那覇基地の企画力の勝利だと思います。これまでのようにマニア性の高い従来の航空祭ですと、とかく家族連れが横に追いやられてしまう傾向が強いわけですが、会場のみんなが楽しめるイベント企画で盛り上げてくれたことで、マニアはマニア、家族連れは家族連れ、それぞれに楽しめたんだと思います。他の基地で開催する航空祭も、こんな感じに少しづつ変わっていってくれるといいなあ、と思いました。

エプロン地区に到着しました。エプロン地区の様子も、他の航空祭とは異なり、猛ダッシュで場所取りする人たちは少なく、良さそうな場所を見つけて、ボチボチ、フロントラインが埋まっていくといった感じでした。とりわけ、ブルーインパルスの駐機エリアが、滑走路に向った左端に寄っていたこともあり、マニアたちがフロントラインを占領する、といった切迫感もなく、駐機レイアウト的にも自衛隊サイドの工夫を感じられた次第です。