新しいカメラリックを買いました “ソニー バックパック LCS-BP3”

撮影旅行には、”Manfrotto カメラリュック advancedコレクション 12L 三脚取付・PC収納可 レインカバー付属 ブラック MB MA-BP-GPLCA“を愛用してきたのですが、2年ほど使い込んだためか、ジッパーを中心にヘタれてきてしまい、ここまま使っていると、外出先でジッパーの開け閉めができなくなる恐れが出てきたので、カメラリックを買い換えることにしました。ちなみに、現在使っているやつは、個人的にとっても気に入っているので、このカメラリュックを超える製品が見つかるか、ちょっと心配しながら、次なるカメラリュックを探していました。靴や洋服と同様、カメラリュックに関しても、実物を見てみないと、使い勝手などを想像できないので、今回もカメラ量販店を何軒か見て周りました。

で、候補が2つに絞れました。1つ目は、”Nikon スタンダードカメラリュック STD-CR“。もうひとつが“ソニー バックパック LCS-BP3”です。

どちらも、定番のカメラリュックではないんですが、見た目の大きさと収納力とのバランス感という点で、他の製品よりも圧倒的に好印象でした。ま、それと、どちらもカメラメーカーですしね。

でも、実際の物を見た時には気にならなかったんですが、帰宅後、製品のスペックを眺めていて、気が付いた点が見つかりました。それは、カメラリュックのサイズです。

ニコンさんのカメラリュックのサイズが、幅350×高さ530×奥行350mmという記載になっており、このサイズですと、航空機の機内持ち込みができません。まさか、カメラやレンズを預け荷物にするわけにはいきませんから、もし、この通りだとすると、製品を企画する段階でちゃんとマーケティングしていたのか疑問です。

例えば、JALさんの場合、

100席以上の航空機ですと、3辺の合計が115cm以内（幅55cm×高さ40cm×奥行25cm以内）10kg。

100席未満の航空機ですと、3辺の合計が100cm以内（幅45cm×高さ35cm×奥行20cm以内）10kg、ということになります。

余談ですが、実物を見た時の印象ですと、奥行が350mmという記載が誤りではないかと思っているんですが、ま、公式HP上の記載ですので仕方ありませんし、万が一、海外などで機内持ち込みを断らた時が面倒なので、製品自体は気に入ったんですが、サイズで諦めることにしました。(国内大手のエアラインなら何とか機内持ち込みできそうな感じもしますが、海外でトランジットする時にはリスクがありますよね。)

ニコンさん＞

恐らく、公式に掲載しているサイズの記載が間違っていると思いますので、一度、確認してみては如何でしょうか？

ちなみに、ソニーさんのバックパックですと次の通りですが、何よりも重さが約1550gということで、実際に持ってみても軽かったです。それと、機内持ち込みも、B737以上であれば問題ないサイズです。

 

それでは、POOHが、海外の航空祭に行く時のカメラ機材を、こちらのバックパックに収納してみましょう。

まずは、下部の収納エリア。こちらのエリアは写真の通り、前面カバーを全て開くことができるスタイル。

しかも、側面からもカメラ本体にアクセスできます。撮影の現場で、すぐにカメラを引き出せるので、これは便利！！

中央には、”Canon デジタル一眼レフカメラ EOS 7D Mark IIボディ EOS7DMK2“に”Canon 望遠ズームレンズ EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM フルサイズ対応 EF100-400LIS2“を装着した状態で収納。左右のポケットには、”Canon エクステンダー EF1.4X III フルサイズ対応“、カメラのアクセサリーがタンマリ入ったポーチ、キャノンとニコンそれぞれのバッテリーと充電器などを余裕で収納できました。航空祭では、これだけの機材があれば、十二分に対応できます。

続いて、上部の収納エリア。こちらのエリアは、バックパックの上部カバーを開くスタイル。

こちらのエリアは、カメラのアクセサリー類を収納するために設計した感じなんですが、POOHは、”Nikon デジタル一眼レフカメラ D500 レンズキット AF-S DX NIKKOR 16-80/2.8-4E ED VR D500LK16-80“を丸ごと収納してみました。いやー、こういう使い方を想定したんじゃない？って思えるほど、ピッタリ収納できました。こちらのカメラは、航空祭の地上展示を撮影したり、航空祭前後の旅行先で風景などを撮影するために、やはり海外の航空祭には持参しています。欲を言えば、”Nikon 望遠ズームレンズ AF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6E ED VR“も収納できるとベストだったんですが、流石に、そこまでは無理でした。

この他、写真掲載はありませんが、15インチまでのノートPCを、背中面に収納できます。

それと、かなり細かい点になりますが、リックの肩紐などが長く垂れないように、余分な紐を束ねておくバンドがあったり、

ファスナーの金具で、カメラ本体等を傷つけないようにする工夫があったりと、随所にユーザフレンドリーな仕掛けがあって、これらも好感度アップな要素かも。

実は。これらのカメラ機材を、いままでは、”Manfrotto カメラリュック advancedコレクション 12L 三脚取付・PC収納可 レインカバー付属 ブラック MB MA-BP-GPLCA“と“VANGUARD キャリーバッグ Quovio 20.8L PCスペース有 レインカバー 三脚脱着可能 ブラック Quovio 49T”に分割して、海外の航空祭に行っていました。でも、ニコンの200-500mmレンズを諦めれば、“ソニー バックパック LCS-BP3”だけで済みそうです。やはり、荷物を持ち歩く機会が多くなる海外旅行などでは、出来るだけカバン類の数は最小限にしたいので、今回はカメラリックに巡り会えたと思っています。

ソニーさん＞

ソニー製のカメラを1台も収納しなくて申し訳ないです。でも、このバックパックは最高に使い勝手が良いと思います。いっその事、家電メーカーからバッグメーカーに転身してみては如何でしょうか？

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