今年も、MCAS Miramar Air Show 2016に行ってきたぞ!! (3) “MCAS Miramar Air Show 2016” 入場〜会場の様子
さあ、“MCAS Miramar Air Show”の当日です。
我が家は、今年も、”DEVIL DOG ALLEY CHALET“というチケットを購入したので、専用駐車場用の登録シートを車にフロントガラスに貼ります。
宿泊先のホテル”Holiday Inn San Diego Miramar – MCAS Area“から、専用駐車場に近いゲートまでは、車で10分ぐらい。
7時過ぎにゲート付近に到着した時点では、20台ぐらいの車が列を作っていました。(最終日の日曜日は8台。)
ゲートは、両日とも、概ね、7時30分頃にオープンしました。
専用駐車場のすぐ横には、”F/A-18“が沢山駐機していたのですが、見た感じは、部品取り用の機体みたいでした。
今年から、”BE CLEAR ON AIR SHOW SAFETY“というルールができて、会場に持ち込める荷物は、全て透明なビニールバッグ 1個にまとめることになりました。現地で合った日本人のご夫婦も言っていましたが、ビニールバックって、なかなか日本では見つからないんですよね。
どうしても準備できなかった場合は、セキュリティの横で、10ドルで購入することもできます。ただ、あまり大きくないので、そのあたりが悩ましいところ。ちなみに、カメラに関しては、ビニールバックに入れなくても、肩掛けでOKです。(レンズを専用ケースなどに収納して持ち込むのはNGみたい。)
まずは身分証明書を提示。日本人の場合は、パスポートでOKです。
荷物がない人は、右のレーン。
続いて、手荷物チェック。さすがに、ビニールバック方式になったので、チェック作業は出際良かったです。ちなみに、会場内で、ビニールバックのなかに、荷物をタオルなどで包んだ状態で持ち歩いていると、ソルジャーに呼び止められることがありますので、ご注意下さい。
セキュリティチェックを終えた後も、皆さん、ゆったりと会場内を移動。日本みたいな猛ダッシュするような人は一人もいませんでしたよ。というのも、入場するだけなら無料なんですが、多くの人が、自分の好みに応じた観覧席の有料チケットを購入しているので、走って陣地取りをする必要がないんです。
ま、ここまでやらないまでも、何でもかんでも無料という日本スタイルは、少しづつ変えていっても良いのではと思います。それと、やはり、こういう世の中ですから、大勢の観客が詰めかける日本の航空祭でも、セキュリティに対する明確なルール作りを進め、だれもが平等でクリーンな航空祭の運営を考えていくべきだと思います。それと、馬鹿でかい脚立やカートなどで、周囲に迷惑をかけないよう、手荷物の大きさに関しても、クリアなルールと、厳格な運用(Miramarでは、ゲート前で、持ち込んではいけないモノを改めてアナウンスし、仮に持っている場合は車に置いてくるようソルジャーがしっかり指導していました。)を徹底すべきだと思います。兎にも角にも、家族連れも、マニアックな人も、同じスタンスで楽しめる航空祭にしてもらいたいと思います。
このあたりが、”Box SeatとGrandstand“チケット席付近。
で、そのお隣が、我が家が購入した”DEVIL DOG ALLEY CHALET“。
自分で印刷したチケットをスキャンしてもらい、
その日のタグを腕に付けます。
シャレーに入ると、カモフラージュされたバーカウンター。エアショーの間、多くの人たちが、こちらのバーに入り浸り。飛行展示は見なくていいの?っていう感じです。
こちらのシャレーは、3つのテントで構成されています。
作年は、テント毎にちゃんと名前が付いていたんですが、今年は記号のみで、ちょっぷり残念。
こちらのシャレーでは、朝食、昼食、午後のスナックを頂くことができます。勿論、アルコールもソフトドリンクも飲み放題。
朝食のシーン。
昼食のシーン。
午後のスナック。スナックとは言っても、かなりのボリューム感があります。
こんな具合に、一日中、食べたり飲んだりできるので、多くの人がテントのなかでエアショーを観覧しています。ちなみに、昼間、これだけの食事ができるので、二日間の夕食からは、日本から持ってきたカップ麺とおにぎりで十二分っていう感じでした。
大型のソファもあるし、
ゲームコーナーもあるので、人それぞれ、いろんな楽しみ方があるみたいです。
テントの外には、滑走路に沿って、椅子席が設けられいます。別の機会に触れるつもりですが、今年は両日とも、ピッカピカの快晴でしたので、とにかく表は暑かったです。そんな気候もあってか、殆どの人が外の椅子席には座らず、テントのなかから観覧していました。それにしても、こう暑いと、こちらのシャレーのように、飲み放題というのが、とっても有り難いサービスになります。我が家も、両日ともに、どれだけ水分補給したか分からないほどでした。
シャレーを利用した観客の数ですが、日曜日よりも、土曜日の方が明らか多かったと思います。実は、シャレーのチケット代金も、土曜日が一番高いので、傾向として、エアショーの中日が最も人気があるようです。それと、作年までは、土曜日のみナイトを開催していたので、その名残があるのかもしれませんね。ちなみに、今年から、保安上の観点からナイトの実施はありませんでした。
ここまでの説明ですと、さぞ、シャレーって、思う存分、飛行展示を楽しめそうに思えるかもしれませんが、実はウィークポイントもあるんです。
下の3枚の写真をご覧頂くと、滑走路に向って、左側には、”AIR SHOW CENTER”と呼ばれているテントと車両、右側には航空機用の燃料施設、右奥には、”Blue Angeles”の”F/A-18″が6機、駐機しています。しかも、シャレーの前を、かなりの頻度で車両が往来するので、離発着する航空機や、低空で飛行する展示飛行にとっては、前方に障害物がアリすぎて、思うような写真撮影はできません。
加えて、背の高いアメリカ人が左右で観覧していると、更に視野が限られるといった感じになります。ですので、もし、飛行展示を徹底的に撮影したいと思うなら、こちらのシャレーではなくて、”Grandstand”チケットが良いのかもしれませんね。”Grandstand”の前にある”Box Seat”というチョイスもありますが、マップを見ると、やはり目の前には燃料施設などがあるみたいですので、もしかすると、シャレーとあまり条件は変わらないのかもしれません。
持参のカメラにしても、大きなレンズを使っている観客は数人程度。あまり大きなやつを持ち込むと、返って目立ち過ぎて、いろんな人から声をかけられるかも。しかも、英語でね。
シャレー内のトイレは、こんな感じで、とっても綺麗でした。
トレイ内の説明書きには、日本語も書かれていました。
今回のお土産は、こちらのTシャツ。
会場を撤収するタイミングでは、そこそこの渋滞が発生していまいした。
POOHが作ったアプリ”ココをマーク (Locuse)”を現地で動作確認した際のサンプルです。ご参考までに 。
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