今年も行ってきました!世界最大級の軍用機エアショー RIAT 2016 (3) “会場への入場” “Lightning Pavilion”
いよいよ、”Royal International AIR TATOO (以下 RIAT 2016)“の当日です。RIAT 2016の一般公開は、金〜日曜日の3日間なんですが、初日の金曜日は飛行展示が行われる時間が短いこともあって、大抵の人は土・日曜日に会場に詰めかけるんだと思います。ただ、展示している軍用機の離発着まで丸ごとフォローしたいという人たち向きに、1週間ぶち抜きでスポッティングできるチケットも販売されています。
我が家は、昨年同様、土曜日・日曜日の2日間、究極のエアショーを思う存分、満喫しました。えーと、なぜ2日間かと言うと、その一番の理由は、イギリスの天候が不安定だからです。一般的に、イギリスの1日を通した天気は、曇・雨・晴れのどれもがあり、という至って気まぐれなコンディションなんです。例えば、初日の天気予報は曇りだったんですが、実際には、昼間は予報通り曇り、夕刻に近づくにつれて一部晴れ、という感じ。
2日目の天気予報は、ほぼ一日を通じて雨ということだったんですが、実際は朝方が雨、その後、曇りで。その後、一部晴れという状況でした。
そんなわけで、天候によって飛行展示のスケジュールが、かなりの頻度で変更(キャンセルもあり)になりますし、初日は雨でも二日目は晴れのタイミングで、目玉にしていた軍用機の飛行展示を撮影できたりすることもあります。つまり、二日目で一日分と思っていた方が無難、という前提のエアショーなんです。ま、イギリスなので。
さて、RIAT 2016が開催される”フェアフォード空軍基地 (RAF Fairford)“に、レンタカーで向かいます。我が家は、昨年同様、”Lightning Pavilion”というシャレーでエアショーを楽しむチケットを購入したので、事前にこういったパッケージが送られてきます。ちなみに、作年は問題なかったんんですが、今年は。このパッケージが日本に送られてきませんでした。つまり、イギリスのロイヤルメール側でRIATの事務局に返送されてしまったそうです。なので、急遽、事務局とお宿双方と調整して、お宿にパッケージを送ってもらうことにした次第です。で、お宿でも、うまく受け取れず、何度も、最寄りの郵便局に取りに行ってもらったみたいです。後日、RIATの事務局の方に、そういった状況をレポートしたところ、ここのところ、日本向けの郵送でトラブルが多いとのこと。もし、来年、チケットを購入したのに、自宅に届かない、ということがあったら、早めに事務局に問い合わせた方が良いと思います。
実は、このパッケージに同封されている”G”という記号が印刷されているタグが、会場に入場する際に重要なんです。(勿論、オレンジとブルーのタグも重要です)
“G”という記号が印刷されているタグを、車のバックミラーにぶら下げておかないと、適切な駐車場に係りの人が誘導してくれません。会場内の駐車場は広大な敷地に、チケット別に割り当てられているので、正しい駐車場に駐車できないと、とんでもない距離を徒歩で歩く羽目になっちゃいます。実際、シャレーで知り合った香港のビジネス・ウーマンの方は、この”G”という記号が印刷されているタグがパッケージに同封されていなかったので、シャレーにたどり着くまでに、メチャメチャ面倒だったそうです。(勿論、事務局にクレームしていましたけどね)
えーと、会場のゲート・オープンが7時30分、シャレーのオープンが9時でしたので、7時にお宿を出発しました。カーナビでは13分で到着する予定だったんですが、会場周辺は既に大渋滞。
大渋滞の理由は、”Lightning Pavilion”以外のチケットは、早いもの勝ちだからです。特に、写真撮影を目的にしている人たちは、好位置をゲットしたいわけですから、ゲート・オープン前から並ぶことがマスト。ま、このあたりは、日本国内の航空祭とおんなじですね。
ゲート・オープンを待っている大行列です。
“Lightning Pavilion”のチケット・フォルダーは、”G”ゲートから入場して、専用駐車場に駐車。
その後、専用ゲートでチケットのチェックを受けて、シャトルバスで会場内まで移動します。(作年もそうだったんですが、手荷物検査はありません)
こちらが、”Lightning Pavilion”があるパビリオンに向かうためのチケット・チェックがあります。
こいつ、毎年いるんですよね。
企業向けのパビリオンなので、こういった商品がいろいろなところに展示されています。
こちらが、パビリオンの入り口です。
こちらのパビリオンには、各企業のゲストルームが入っています。
“Lightning Pavilion”の手前には、”RED ARROWS“のゲストルームがあります。
“Lightning Pavilion”の入り口が見えてきました。
“Lightning Pavilion”です。エアショーの会場というより、レストランと表現した方が正確かも。
ゲスト毎にテーブルがアサインされています。
こちらのお二人が、ホスト役のポールさんとパトリシアさん。ホスト役を16年努めてらっしゃるとのこと。
“Lightning Pavilion”の外に、エアショーの観覧席が配置されています。
折角、こんな観覧席があるのに、”Lightning Pavilion”に来られる人たちは、とにかくエアショーを観て楽しむ、
呑んで楽しむ、
食べて楽しむ、といった感じで、POOHのように、ひたすら写真撮影している人は他にはいません。
それと、”Lightning Pavilion”には、原則ドレスコードがあって、ジーンズとかTシャツなどカジュアル過ぎる服装はNG。とは言え、この時期の気温は、日本人的には寒いので、自然と長袖、長ズボンといったスタイルになるため、結果、あまり気にすることはないと思います。
“Lightning Pavilion”の右隣は、レッドゾーンで芝生席です。余談ですが、土・日曜日の両日とも、RWY 27の滑走路運用(2回だけ、オポジション・テイクオフした機体がありましたけどね)でしたので、こちらのレッドエリアと”Lightning Pavilion”がベストポジションだと思います。勿論、スタンド席(FRIAT)があるブルーゾーンでしたら、ハイレートクライムやバーティカル・テイクオフする機体でしたら見どころ満載だと思いますが、エアショー全体からすると、RWY 09サイドは航空機の高度が高め傾向になってしまうような気がしますが、実際のところはどんなんだろう。
“Lightning Pavilion”の左隣は、企業ブースで、すぐ隣りがRED ARROWSのゲストルームでしたので、
こんなシーンを見かけることもしばしば。
“Lightning Pavilion”のシャレー内は、無線LANを利用できます。
会場内で有料で販売されているパンフレット類は貰いたい放題。
当日の飛行展示のスケジュール表(会場内では400円ぐらい)も配布されます。当日は、物凄い数の軍用機が飛行展示を行うため、このスケジュール表が手元にないと、どうにもこうにも訳が分からなくなっちゃいます。(実際の飛び順は、天候などの状況次第でリアルタイムに変更されます、日本国内の航空祭みたいに、間延びするような状況は極力避けるよう、とにかくショーを先に進める工夫をしてくれます)
パビリオン内のゲスト専用のトイレは、エアショーではあり得ないほどゴージャス感です。
余談ですが、iOSアプリ版の”AIR TATTOO”が毎年リリースされます。事前の予習をしておくには、とっても参考になるアプリです。
POOHが作ったアプリ”ココをマーク (Locuse)”を現地で動作確認した際のサンプルです。ご参考までに 。
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