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アグレッサー部隊と夜間訓練を観に小松基地に行ってきたぞ (1) “小松基地スポッティングその1”

公開済み 2016年6月17日 · 更新済み 2016年6月17日

6月の第二週、”新田原基地“から”アグレッサー部隊“(飛行教導群)が“小松基地”に移転し始めているということでしたので、久しぶりに行ってみることにしました。地元の方たちの情報(噂？)では、6月10日に移転絡みの式典があるということでしたので、このブログ記事を読んでいただいている頃には、アグレッサー部隊が小松の空を飛び回っているのでは、と思います。そんなわけで、アグレッサー部隊を観に行くといっても、このタイミングだと駐機しているところしか見れない可能性が高かったので、小松基地の夜間訓練と絡めて日取りをアレンジしました。

“羽田空港”を早朝に出発。この時間に東京を出発すれば、小松基地で運が良ければ、その日の最初の訓練からスポッティングできることが多いです。

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“小松空港”上空は、雲は多いものの薄日ぐらいのコンディションは期待できそうな感じ。兎にも角にも、小松空港周辺は、天気が良い日がとても少ないので、少しでも日差しがあればラッキーです。確かに、日本国内の基地所在地からすれば、小松基地ってほぼ中心に位置しているんですが、それにしても、なぜ、こんなに天候が安定しない地をアグレッサー部隊の移転場所に選んだのか疑問？

小松空港に到着後、早速、空港の展望デッキに向かいました。

天気予報では、午前中は晴れ、ということでしたが、薄日が差し込む程度のコンディション。ま、これでも曇天よりはマシ。展望デッキからの眺めが東寄りなため、午前中を中心に逆光になるので、このぐらいの薄日の方が写真撮影にはいい感じかもしれません。

展望デッキからの眺めです。ちょうど正面に、小松基地のエプロン付近を一望することができます。

ここで、今回、スポッティングした時点でチェックした小松基地の様子を、下の地図を使ってTALKしておきます。

展望デッキから見ることができる範囲は、RWY24 END付近のアラートハンガー、小松救難隊、そして第306飛行隊のハンガーデッキなどです。この日、アグレッサー部隊は第306飛行隊の右隣にあるハンガーデッキを使っていましたので、それが恒久的であれば、ほぼ正面にアグレッサー部隊の機体を観ることができるかもしれません。そして、新しく新設されたRWY06 END付近のハンガーデッキを第303飛行隊が使っている模様です。

というのも、展望デッキからは、RWY06 END側が全く見えないので、この日、RWY06側から着陸するJALの機内から撮影した写真を元にTALKしています。写真では、アラートハンガーらしき施設も見えるのですが、あくまでツーリストなので、詳しいことは不明です。もしかすると、RWY06方面の”スカイパークこまつ翼“公園から、もっと詳しい状況を確認できるのかもしれませんね。

RWY24 END側は、今年3月に新しくオープンした”こまつ共生の丘“があります。公園ができる前は、RWY24 END方面は道路脇に車を駐めるか、公園ができる前の敷地にグレーに駐車するしかなかったのですが、公園内に駐車場とトイレができたことで、随分、スポッティング環境が良くなりました。

こちらは、RWY24 ENDの道沿い。写真の左側が飛行場です。

滑走路の両ENDに公園が整備されている空港は少ないので、小松空港はスポッティングするには良いところだと思います。ただ、以前のTALKでも何度か触れましたが、小松空港って、一日を通して風向きが何度か変わることが多く、展望デッキで離陸を見た後、どちらかのENDに移動すると、途中、風向きが変わり着陸のシーンが観れなかったことが多いので、POOHは滑走路の運用に左右されない展望デッキ一本でスポッティングを楽しんでいます。それと、写真でお分かりのように、両ENDとも、高いフェンスがあるので、飛行場内のクリアな写真を撮りたい撮りたい場合や、着陸機をそれなりにフォローしたい場合は、かなり高い脚立がマストです。後、マニア的には上空で”ブレイク“する”F-15J“の背中を撮るなら、RWY 24 END側がベスト、らしいのですが、かなり長い焦点距離のある大きなレンズがマストです。POOHのようなツーリストは、そうした機材を持ち歩けないので、やはり展望デッキがベスト、という結論に達しました。

ちなみに、展望デッキなら、空港内のショップでランチを調達できるので、昼休みの間、ゆっくり金沢の美味しいものを味わうこともでき、気に入っています。