D500とLi-ionリチャージャブルバッテリー EN-EL15の相性問題

先日、ニコンから”ニコンデジタル一眼レフカメラ「D500」ご愛用のお客様へ”というお知らせが届きました。
詳しい内容は、ホームページに掲載されているお知らせを参照してほしいんですが、ま、要約すると、純正のバッテリーを使っていても、D500の場合、撮影枚数が明らかに少ない、というクレームに対するサポート、ということなります。

純正のバッテリーは、2013年夏にバッテリーの容量を変えずに放電特性に関する仕様変更を行ったことが原因で、市場に出回っているバッテリーには2種類のタイプが存在するんだそうです。で、今回、クレームがあった現象が起きてしまうバッテリーは、バッテリー本体のラベルに”Li-ion01″と記載されているので、D500ユーザに限り、該当のバッテリーを持っている場合は、問題のない”Li-ion20″というものと無償で交換する、という内容。

実は、POOHの場合、D500を購入する予定があったので、ヤフオクで安い純正品(勿論、新品)を見かける度に落札していました。で、改めて、手元にあるバッテリーをチェックしてみたところ、確かに、1個だけ該当するバッテリーがありました。写真の下に写っているバッテリーがそうです。

該当するバッテリーは、修理センターかニコンプラザで交換してくれるそうなんですが、わざわざ出向く手間もかけたくなかったので、着払いで修理センターに送ることにしました。着払いなので、ユーザサイドに手間以外のコストはかかりません。POOHの場合は、なか2日ぐらいで、新しい”Li-ion20″仕様のバッテリーが届きましたよ。

今回は、ニコンさんの誠意ある対応に好感を持てたこともあって、面倒は面倒でしたが、所定の手続きをすれば問題が解決できたので、まずは一安心。でも、今後、ヤフオクで落札する際、バッテリー本体のラベルを写真で掲載していない出品、あるいは購入年月が不明な出品には、正直、手を出せないですよね。しかも、購入日が分からない新品となると、わざわざ出品者側でパッケージを開封して確認しなくてはならなくなり、でも開封済だと、本当に新品なの？っていう疑惑もなくはない。一方、量販店などで購入する場合は流通品なので問題はないと思いますが、今後、生産する当該のバッテリーのパッケージ箱に、”Li-ion20″という表記をしてくれないと、何かと面倒かも。ちなみに、こういう事情があると、互換バッテリーは絶対に買えませんね。

ホームページ”THE POOH FILES”にも是非お立ち寄り下さい。