デジタル一眼レフカメラって消耗品なので買い替えのタイミングが大切かも

趣味の航空機撮影に使っているカメラは、“Canon デジタル一眼レフカメラ EOS 7D Mark IIボディ EOS7DMK2”がメイン。もう1台、ヤフオクで落札した”Canon EOS-1D Mark Ⅳ“も現役で使っていますが、そちらは”35mm フルサイズ “仕様なので、同じレンズでも焦点距離を稼げる”APS-Cサイズ“仕様の7D MarkⅡを航空機、1D Mark Ⅳを風景などの撮影に使うようにしています。

で、今回のTALKでフォーカスしたいのが、カメラのショット数です。航空機のなかでも、最近、撮影する機会が多くなってきた軍用機の場合、目の前を通過する速度がメチャメチャ早いので、連写に頼ることが必然的に多くなります。ちなみに、POOHの場合、今年の1月〜5月の間のショット数は、軽く見積もっても8万回ぐらい。7D Mark Ⅱは、昨年3月に購入したので、ま、恐らく、13〜14万回ぐらいのショット数を消費している計算になります。

デジタル一眼レブカメラって、いくらデジタル化したとは言っても、シャッターやミラーなどの機構はメカそのもの。つまり、そういった箇所の部品は、紛れもなく耐久性に限度がある消耗品なわけです。ネットでちょっと調べてみた範囲では、旧モデルの5Dだとショット数の上限値が15万回、1D系だと30万回ぐらいなんだそうです。実際のショット数は、メーカーのサービスセンターに行けばチェックしてもらえるんですが、7D Mark Ⅱ辺りですと、恐らくモデルの違いはあれど、5Dと同じぐらいではないかと推測しています。

勿論、部品の耐久性能を超えたからといって、即、故障するわけではないですが、以前、ヤフオクで落札した別の1D Mark Ⅳでは、実際にエラーが表示されたまま、シャッターが切れないことが数回あり、結局、安く落札しても、修理費が想定外に高額だった経験があるので、現在、使っている7D Mark Ⅱも、そろそろ買い替えのタイミングかな、と思っていました。余談ですが、撮影の現場で、いきなりシャッターが切れなくなるほど、悲しいことはありません。だって、目の前に素晴らしい被写体があっても、全く撮影できないわけですからね。

こちらが、シャッターが切れなくなった時に表示されたエラーです。その時の修理費用は、いまでも思い出すと腹が立ちます。(1D Mark Ⅳの場合)

IMG_4800

では、どうすれば、最もリーズナブルな対処ができるのか?

ちなみに、シャッター周りの修理をサービスセンターに依頼すると、目安の修理料金が、7D Mark Ⅱの場合、23,760円〜30,240円(税込)だそうです。修理料金の目安は、キャノンのサイトで事前にチェックできますので、お使いのカメラの場合を確認しておくと良いかと。

でも、この修理料金って微妙ですよね。と言うのも、現在の7D Mark Ⅱの市場価格は、現金払いのお店だと、12〜13万円(税込)です。(クレジットカード決済ですと、最安値圏での購入は、いま現在は難しく、14万円台前後がクレジットカード決済での安値圏になるようです。)一方、現在の相場で、使っている7D Mark Ⅱを買取サービスに出すと、”ソフマップ“では、およそ9万円台で買い取ってくれます。(今回は、別のカメラを”ビックカメラ“の店頭で新規購入した際にもらった現金買取10%増額クーポンを利用したので10万円台で買い取ってもらいました。)そうなんです。その差額がざっくり修理料金に相当するんですよね。

今年も、国内外の航空祭で、連写を多用した撮影の機会が多そうなので、現場で故障する前に買い替えすることにしました。買い替えのやり方としては、買取サービスと新規購入の差額をミニマムにすることで、実質的な出費を出来るだけ押さえる工夫をしてみました。ま、そうすることで、カメラの無償修理の期間が新たに1年間確保できますし、バッテリーも劣化度もゼロリセットできるので、大局的にもお得かなと思った次第です。

というわけで、買取サービスの手続きと、新しいカメラの購入(銀行振込で決済)を同時に行いました。もしかすると、近い将来、発生するかもしれない修理料金相当の差額の範囲で、真っさらのカメラを手に入れることができ、まずは一安心。

送られてきた梱包箱に、こんなシールが貼ってありました。お店の誠実なスタンスが伝わってきて、いい感じですよね。

IMG_6418

IMG_6419

IMG_6420

今回は買い替えなので、あまり新規に購入するようなアクセサリーはないんですが、”HAKUBA 液晶保護フィルム MarkII Canon EOS 7D MarkII用 気泡レス 低反射 高硬度 DGF-CAE7D2“だけは万が一のことを考慮して買いました。

IMG_6417

今回は、直球勝負というより、保険的なアプローチのお買い物指南をご紹介しました。カメラのように、高額な消耗品を、出来るだけ安価に買い換える、ひとつの方法として参考になれば幸いです。

で、別件もあったので、”羽田空港“の第二ターミナルの展望デッキで試し撮り。天候がいまひとつで、作例的には全く参考にはなりませんでしたが、カメラ本体の動作チェックは問題なく完了。これで、また心置きなく連写ができるぞ!!

この日は、南風の滑走路運用でしたので、まずはC滑走路からの離陸シーン。

8R9A0020

8R9A0033

8R9A0031

B滑走路へのアプローチ。晴れている日の午後だったら、東京らしい背景をバックに撮れるんですけどね。

8R9A0028

D滑走路へのアプローチ。

8R9A0019

 

 

 

ホームページ”THE POOH FILES”にも是非お立ち寄り下さい。

tomohiko

長年に渡りMacintosh向けの自作アプリを作り続けているPOOHです。最近はiPhone,iPad向けアプリ開発にも挑戦中。グルメ、旅行、露天風呂、写真、サイクリング、映画、STAR TREKが大好き。レトロでSFなおもちゃを大量にコレクション。プレーリードッグと同居中。

おすすめ

コメントを残す