伊丹空港の夜撮とユニバーサル・スタジオ・ジャパンを楽しむプチ旅行 (2) “伊丹スカイパーク” “千里川土手 (堤防)”
“伊丹空港”で航空機の夜間撮影を楽しんだ当日の天気は快晴。ここ最近の天候が安定していないため、実は、ちょっとお高めの航空券を購入して、天気予報をチェックしつつ、晴れそうな日を見極めた(天気予報なので当てにはなりませんけどね)うえで、フライトの日程をこまめに調整して、この日に夜間撮影を行うことにしました。勿論、翌日のUSJも晴れた方が良いので、二日間、天気が良いところを選んだわけです。
そんなわけで、お天気に関しては不安はなかったんですが、伊丹空港の滑走路運用については、正直、空港に着陸するまで気になっていました。下の地図のように、RWY32L/Rの滑走路運用でないと、撮影ポイントで着陸機を狙うことができないからです。
伊丹空港の場合、北側に山があるのと、比較的、風の影響を受けにくい滑走路であるという背景から、離発着の手順がスムースに行えるRWY32L/Rを基本にしているそうです。但し、夏場を中心に、南東あるいは南の風が強いと、稀に滑走路の運用が逆(RWY14L/R)になるんだそうです。詳しい方たちの情報では、滑走路運用がRWY14L/Rになる確率は5%程度なんだそうですが、それでも、当日は南西の風でしたので、到着するまで気をもんでいた次第です。
まずは、空港の様子を一望できる“伊丹スカイパーク”に寄って、いま一度、滑走路の運用状況をチェックしました。
続いて、夜間撮影を行う撮影ポイント”千里川土手 (堤防)“に移動して、航空機が着陸する様子を改めて確認。
この辺りが、RWY34L/RのEND付近になります。誘導灯があるので、すぐに分かると思います。
RWY34L/Rの滑走路運用ですと、こんな感じで着陸機が頭上を通過していきます。
日没が近づいてきました。
雲がやや多いものの、綺麗な夕焼けが期待できます。
今回、夜間撮影で使用した機材をご紹介しておきます。
まずはカメラですが、”Canon デジタル一眼レフカメラ EOS 7D Mark IIボディ EOS7DMK2”と“Canon 単焦点レンズ EF50mm F1.8 II フルサイズ対応”です。そして、三脚は、”Velbon カーボン三脚 中型 4段 3Way雲台マグネシウム製 Geo Carmagne E645M 444141“です。普段から、三脚は不要!と言っていますが、夜間撮影の場面だけは例外です。さすがに、三脚なしでは安定した写真は撮れません。(撮影ポイントは土手なので、場所によっては三脚を置くと迷惑になります。夜間撮影とは言っても、大勢の人たちが現地で楽しんでいますので、くれぐれも迷惑にならないよう最大限の配慮をしましょう。)今回使用したF1.8の50mm単焦点レンズは、メチャメチャ安い価格で購入できるエコノミーなレンズにも係わらず、F1.8ですので、こういった動く被写体の夜間撮影には欠かせないレンズです。このレンズがなければ、今回のような航空機の夜間撮影は実現できていなかったはずです。それと、実際に夜間撮影を体験してみて思ったこととしては、周囲が真っ暗になると、如何に大きな機体でも、なかなかフォーカスをピッタシ合わせるのが難しいです。加えて、航空機の離陸って、機体やその時の風向きや風速などが影響して、機体の進入角度は上下左右ともに一定ではないため、機体を中央に収めるのも、意外に大変だったりします。そういった事情から、個人的には、明るい単焦点レンズの方が夜間の航空機撮影には向いているような気がしました。
ここで、ちょっと余談です。4月28日にようやく発売になった“Nikon デジタル一眼レフカメラ D500 ボディ”も、“Nikon 単焦点レンズ AF-S NIKKOR 50mm f/1.8G フルサイズ対応 AF-S 50/1.8G”あるいは“Nikon 標準ズームレンズ AF-S DX NIKKOR 16-80mm f/2.8-4E ED VR”の組み合わせで、是非、航空機の夜間撮影で使ってみたいと思っています。ただ、先日もTALKした通り、絶対に使わないXQDカード仕様のカメラなので、その点だけが気になって、未だに購入していません。残念ながら、少し様子見です。
さて、当日、撮影した写真を時系列的にちょっとだけ紹介しておきます。ただ、今回のベストショットは、後日、コンテストに応募しようと思っていますので、ブログに掲載できません。悪しからず。
“500px”でお気に入りの写真を公開中です。是非、覗いてみて下さい。
こちらは、POOHが作ったアプリ”空港ファン AirportFun”を現地で動作確認した際のサンプルです。ご参考までに。
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