第40回 海上自衛隊/米海兵隊 岩国航空基地フレンドシップデー 2016 航空ショー (3) “フレンドシップデー当日 入場と会場の様子”
“第40回 海上自衛隊/米海兵隊 岩国航空基地フレンドシップデー 2016 航空ショー”の当日は、天気予報通り、ピッカピカの晴天。まずは、基地内への入場と、フレンドシップデー会場の様子を地上展示を含めてご紹介します。飛行展示の模様は、明日のTALKに続きます。
今回は、岩国駅の近くにある”岩国シティビューホテル“に宿泊したので、朝5:30にホテルをチェックアウトして、岩国駅でタクシーに乗り、基地への入場待ちをしている列の最後尾で降ろしてもらいました。今年は、岩国駅でタクシーにすぐに乗れましたし、入場待ちの列も昨年に比べれば半分程度と、ちょっぴり拍子抜けした感じでした。
7時にはゲート・オープン。身分証明書と持ち物検査をパスした後は、ひたすら長い道のりを歩いて、フロントラインまで進んでいきます。
ようやく、バンカー裏のエリアに到着。こちらのエリアは、お土産ショップや食べ物ショップが並んでいて、地上展示を楽しむこともできます。
奥に、厚木基地のF/A-18が見えます。もうすぐ岩国のF/A-18になっちゃうんですね。観たい衝動を押さえて、更に先に進みます。
ちなみに、昨年はアンテナ塔の方向に入らなくても、すぐ正面に無料席があったんですが、大規模な基地の改修工事の結果、そういった無料席のエリアはなくなっていました。
ようやく、滑走路前のフロントライン付近にたどり着きました。いやー、日頃から体力を付けておかないと、こういう時に辛いですよね。
今回は、有料の特設観覧席で、フレンドシップデーの飛行展示を楽しむことにしました。
特設観覧席の入り口で配布していた特設観覧席用のグッズ類。
このタグを付けていれば、自由に出入りができます。
特設観覧席は、このように滑走路に近い席と、
スタンド席の2種類があって、いずれも指定席ではないので、早い者勝ちで席をチョイスするスタイルです。我が家は、スタンド席の最上段を確保できましたが、兎にも角にもいち早くたどり着かないと良さそうな席を選べません。それと、昨年と異なり、一般席は特設観覧席の後方エリアになるため、飛行展示を障害物なしで楽しむには、有料ではありますが、特設観覧席がマストだと思います。しかも、特設観覧席とは言っても、かなり広い面積なので、正直、昨年までの無料席をなくして、全て有料席にした、といっても良いほどの会場レイアウトでしたよ。航空祭の開催には、相当のコストがかかるはずですので、このように有料化を進める代わりに、飛行展示を楽しみやすい場所を幅広に提供する、というスタンスには賛成ですね。余談ですが、自衛隊が開催する航空祭も、一部でも有料化を積極的に進めることで、例えば、ぎりぎりの予算でやりくりしている”ブルーインパルス“なども、飛行展示の回数を増やせるのではないかと思います。とにかく、航空祭って、殆ど手弁当で運営しているそうなので、是非、有料化も視野に入れて、より楽しめる航空祭の実現に向けて検討してみては如何でしょうか?ね、空自さん!?
特設観覧席のエリア内には、専用のトイレと、
有料のミールサービスを提供しています。
オープニングフライトが始まる10時になると、特設観覧席は満席モード。
航空機は空を舞う方向に、無数のカメラ・レンズが踊るように動きます。
下の写真ぐらいのレンズなら何も問題ないんですが、上の写真のように馬鹿でかいレンズの人が横になると、メチャメチャ迷惑なんですよね。ご自身が持っている機材と周囲の迷惑度のバランスを、もうちょっと配慮してくれないと、大人失格では?
我が家は、この日の最終便のフライトで羽田に戻る予定だったので問題なかったんですが、観光ツアー(どの航空祭でも良く見かける光景ですが、観光ツアーの場合、現地の出発時間が早めなので、折角の飛行展示のフィナーレが観れないみたいですよ。)でフレンドシップデーに参加した人たちや、ちょっと早めのフライトを予約した人たちは、飛行展示の途中で会場から撤収しなくてはならず、飛行展示の後半になると、特設観覧席に空席が目立ってきました。なので…
地上展示は、30分の昼休み時間と帰り道に観た程度ですが、雰囲気だけでもご紹介しておきます。
撮影した写真は、”FlyTeamのチャッピー・シミズ マイページ”(チャッピー・シミズは、POOHのハンドルネームです)で公開していますので、興味がありましたら、そちらをご覧下さい。
今回は、熊本地震への配慮から自衛隊の参加度合いはミニマムでした。でもね、事前のアナウンスでは「被災地に向けた支援活動の場とするため、多くの来場を求める」というスタンスを明確にしていたので、ブルーインパルスの参加取りやめといい、側面アシストに徹していた海自といい、正直、フォーカスがブレた動きには残念な思いを感じた次第です。それと、理由は分かりますが、客寄せパンダ的な役割も担っているブルーインパルスのドタキャンは、地元の経済効果にも少なからず悪影響を与えたのではないでしょうか?
左にいるのは、ひつじのショーン。AV-9Bハリアーの部隊名が”Black Sheep”なので…
こちらは、普天間基地から来た”Flying Tigers”。
こちらは、韓国のOsan Air Baseから来たA-10。飛んでいるところを撮影したかったなあ。
こちらは、厚木のF/A-18。これらの機体をいずれ厚木で観れなくなるのは、寂しい限りです。
今回のお土産は、現在、ローテーションで岩国に駐留しているMCAS Beaufort, South CarolinaのCrusadersをデザインしたTシャツ。このTシャツが、デザイン的にも素材的にも一番良かったので。
この部隊、後日、厚木で飛んでいるところを楽しませてもらいました。
POOHが作ったアプリ”ウインドソック WindSock”を現地で動作確認した際のサンプルです。ご参考までに 。
ベースボールキャップ US Marine USMC 海兵隊 米国 ミリタリーキャップ 黒色 ブラック |
送料無料 米軍 海兵隊 ウットランドカモ.BDU AUC AOR1 三沙迷彩 カラーのベースボールキャップ |
ホームページ”THE POOH FILES”にも是非お立ち寄り下さい。