厚木基地 日米親善春まつり 2016 NAF Atsugi Spring Festival
昨年は別の予定と重なり参加できなかった“厚木基地 日米親善春まつり 2016 NAF Atsugi Spring Festival”に今年は行ってきました。もしかすると、来年は、厚木に米軍がいないかもしれないので、今年は貴重な体験かもしれませんからね。
当日、6時に東京の自宅を出発し、”相鉄線”のさがみ野駅に到着したのが7時。駅前でタクシーに乗って、厚木基地の待ち行列の最後尾に付けたのが7時10分。ちなみに、駅から基地のゲートまでは徒歩20分となっていますが、実際に歩くと30分ぐらいの距離かも。
ただ、想像していたよりも状況は良く、最後尾とは言ってもゲートから400mぐらいのところでしたので、出だしはまあまあっていう感じ。
この日のイベントスケジュールです。予定では10時に入場開始でしたが、9時には身元チェック(運転免許証とパスポートでOKでした)と手荷物検査を開始してくれました。ちなみに、噂では入場に3時間ぐらいかかったという過去の体験談をみていたので不安でしたが、今年は身元チェックは数秒で終わり、基地内のイベントアーチ付近までスムースに進むことができました。
9時50分には入場が始まり、お目当ての体験搭乗やグッズ購入、あるいは人混みが少ない地上展示の撮影など、人それぞれの思いを胸に、一斉にダッシュ!!
我が家は、ひたすらエプロン付近まで一気に向かいました。ゲートからエプロンまで、およそ1Kmぐらいの距離でした。ふう。
トイレの数、設置場所いずれもそこそこといった感じ。でも、時間帯によっては行列ができていました。
普段の撮影ポイントになる基地の外周からははっかり見ることができない管制塔。
バンカー前のエプロンも、こういう機会がないと歩けないので貴重な体験です。
こちらのフェスティバルの特色のひとつが、基地関係者や所属機との間の距離がとっても近いことかな。ご覧のように、所属機の周囲にはフェンスとかポールとか全くなく、自由に機体に触れることができます。
しかも、パイロットや基地関係者の皆さんがとてもフレンドリーで、まさに日米親善を絵に描いたような雰囲気でしたよ。
体験搭乗も至るところでやっていて、普段入ることのできない機内とか、ヘリのコックピットなどに搭乗できました。
食事は、米軍バージョンと海自バージョンに分かれていて、こちらは米軍バージョン。
厚木基地ならではのお土産は、Tシャツとマグカップ。あまりに定番のお土産ではありますが、どちらのデザインもなかなかいい感じで気に入っています。
こちらのフェスティバルは親善を目的にしてからなのか、他の航空祭と比べると、変なストレスが少なかったという印象でした。ま、敢えて言えば、近くにいた大声で喋るオジサン・グループとか、昼間から泥酔しているおじいさんとは、気になれないと言えばそうでもなかったですが、一番迷惑な三脚や脚立組はあまり多くなく、ま、皆さん和気あいあいとフェスティバルを楽しんでいました。こういった雰囲気の良いフェスティバルが、もしかすると来年なくなるとすれば、それはそれで残念なことだと思います。余談ですが、こちらのフェスティバルは、原則、日米の国籍を有している国民が対象で、それ以外の国籍の人は入場を断る場合がある、というルールも、こうした楽しいフェスティバルの運営の一助になったのかもしれません。北朝鮮やイスラム系は勿論のこと、南シナ海の領土権問題で国際情勢を悪化させている中国に関しても、こういった時期に、日米の軍事施設の敷地に入れないというのは、至って常識的な措置だと思います。出来ることなら、他の航空祭でも、同様の措置をもって、国としてのスタンスをより明確化すべきではないかと思います。
最後に、当日行われた訓練飛行の様子を掻い摘んで紹介しておきます。
当日撮影した写真は、”FlyTeamのチャッピー・シミズ マイページ”(チャッピー・シミズは、POOHのハンドルネームです)で公開していますので、興味がありましたら、そちらをご覧下さい。
POOHが作ったアプリ”ウインドソック WindSock”を現地で動作確認した際のサンプルです。ご参考までに 。
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