写真家 ルーク・オザワ氏といく、ヒコーキ写真撮影セミナー@羽田空港
先週、”ANA”さんが主催している”写真家 “ルーク・オザワ”氏といく、ヒコーキ写真撮影セミナー@羽田空港”に参加してきました。
当日は、あいにくの雨模様。しかも前日のポカポカ陽気とは打って変わって、冬モードに戻ってしまい、ずぶ濡れで寒いなか、かなり揺れる海上で”羽田空港”を離発着する航空機の撮影を行いました。
この日は、14:00に”お台場パレットタウン水上バス乗船場“に集合。屋形船で羽田空港周辺の海上に向かいました。ちなみに、最悪に近い天候にも係わらず、皆さん、筋金入りのカメラ好きなのか、はたまたルークさんの人望のお陰なのか、ひとりの欠席もなく屋形船は満席。
この日の羽田は、北風の滑走路運用でしたので、RWY34LとRWY34Rに向って着陸、そしてRWY34RとRWY05から離陸といった感じでした。
羽田周辺の撮影ポイントまでの20分ぐらいの間、ルークさんの面白いトークで場が盛り上がります。
まずは、RWY16/34R滑走路に離発着する航空機の撮影からスタート。とは言え、このエリアはメチャメチャ波が高く海が荒れ気味でしたので、上下に勝手に動くレンズをなだめつつ、出来るだけブレない写真を目指して何枚か撮影。
続いて、RWY05/22滑走路を右手に眺めながら、RWY34L END付近の海上に向かいました。移動の途中にも撮影は可能だったんですが、なかんかハードな状況(メチャ揺れ)でしたので、RWY34L END付近の比較的穏やかなエリアに着くまでしばし休憩モード。
で、RWY34L END付近に到着後、屋形船の屋上?に登って撮影開始。波は比較的穏やかでしたが、雨足が激しくなり、横殴りの強風と激しい雨に耐えつつ、日没あたりまで撮影を続けました。
空が真っ黒なので、日没前にも係わらず夜撮モード、それにしても、これだけ船が上下左右に揺れると、露出を確保するためにシャッタースピードが遅くなっているので、写真がブレブレ、なかなか厳しい状況でした。
こんな劣悪な状況でも、スポッティング魂で初撮りのシップを何機か捕獲!!
で、いよいよ本格的な夜撮モードに突入。しかも寒さで指先が冷えて痛くなってきました。どこまで気合いが持つのか…
滑走路のENDまでにそれなりの距離があるので、伊丹みたいには綺麗に撮れませんが、ありったけのフォースの力で!!
強風でシップも機体を傾けながら着陸。
ま、予定では、穏やかな波のエリアで夜撮、という流れだったんですが、時間が経つにつれて、厳しいコンディションになってきたため、最後の1時間ぐらい船のなかでのんびりモード。あ、そうそう、軽食も料金に含まれていたので、おにぎりなどを食べつつ、
ルークさんの撮影の様子を眺めてました。やっぱり、プロの写真家さんって、カメラの構え方が違いますし、ターゲットの見極め方もキビキビしていました。それと、驚いたのは、あれだけ船が揺れ揺れだったのに、撮った写真は全て水平を保ってました。プロの写真家さんの1枚1枚がお金に変わるわけですから、狙ったターゲットは確実に物にする卓越したスキルがあるんですね。しかも、これだけの悪天候でも、めげずに被写体を探し続けるスタンスも半端じゃない感じ。流石です!こういう姿を間近に見れるだけでも、セミナーに参加して価値がありました。
天候が最悪ではありましたが、ルークさんとご一緒できて、とても勉強になりましたし、楽しかったです。次回は、清々しい天候のもとで、ご一緒したいです。
こちらは、POOHが作ったアプリ”空港ファン AirportFun”を現地で動作確認した際のサンプルです。ご参考までに。
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