イギリス 世界最大級の航空ショー RIAT 2015で軍用機三昧 (3) “THE ROYAL INTERNATIONAL AIR TATOO” Lightning Pavilion 1日目の午前中

いよいよ、”THE ROYAL INTERNATIONAL AIR TATTOO”(RIAT)の初日です。実際には3日間開催しているんですが、1日目の金曜日はあまり飛行展示が多くないので、我が家は、土・日曜日の2日間、航空ショーに参加しました。詳しいことは、AIR TATOOのHPで確認できるんですが、飛行展示を観る場所とサービスによって”何種類ものチケット”が分かれています。我が家は、”Lightning Pavilion”というチケットを2日分購入しました。こちらのTALKでは、”Lightning Pavilion”というチケットの内容が中心です。チケットによって内容はかなり異なりますので、ご自身でチケットを購入する際は、コストやサービスの内容などを事前に確認して下さいね。
開催の1ヶ月ぐらい前になると、こんな感じで、航空ショーの参加に必要なグッズがパッケージで送られてきます。事務局からは現地のホテルにパッケージを送りましょうか?っていうメールが届きますが、現地とは言えいろいろとトラブルがあったことを聞いていたので、日本の自宅にパッケージを送ってもらうように依頼しました。

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このタグは、会場内の駐車場の入場に必要です。現地では、車のフロント部分に掛けておくと、このタグの色とコードで係員が駐車スペースに誘導してくれます。

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こちらは、航空ショーを観るパビリオンに入場するために必要なタグです。日別に違うカラーが用意されています。

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ガーミンのカーナビ”GARMIN ポータブルカーナビ 7型 nuvi2795 ブラック 116600 【正規品】”のお陰で、“フェアフォード空軍基地 RAF Fairford”までは迷わず行くことができました。

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飛行場近くになると、航空ショーを観る場所によって、道順が違います。基本は、車のフロントに掛けたタグの色が標識に書かれているので迷うことはありません。

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飛行場のエントランス付近まで来ると渋滞です。航空ショーの場合はこうした渋滞は避けられないので、出来るだけ早めに現地に入った方が良い良いと思います。

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飛行場周辺は、完全に交通規制がかかっています。

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AIR TATTOOのチケットは両日ともにSOLD OUT。なので、チケットフォルダー以外は、渋滞の列に並ばないで、という掲示板です。

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飛行場に入ります。(”Lightning Pavilion”のチケットでは、Gate Gからの入場でした。)

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車を指定された場所に駐めた後は、こちらのエントランスで、入場タグのチェックがあります。

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送迎用のバスを利用できますが、”Lightning Pavilion”のパビリオンまでは徒歩でも5分ぐらいです。

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パビリオンのエリアに入る前にもセキュリティがあります。

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こちらが、”Lightning Pavilion”のパビリオンのエントランス。

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パビリオンのなかは、航空業界の名だたる企業のブースが並んでいます。各ブースでは、各社が顧客を招待して、一日中パーティーが開かれていました。

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すぐ近くに、”ROYAL AIR FOECE RED ARROWS”の控室がありました。やっぱり、特別なチームなんですね。

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控室を覗いたら、RED ARROWSのパンフレットをくれました。もし、ブルーインパルスが参加するようなことがあったら、是非、このぐらい格好良いパンフ作って下さいね。

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一番奥に、航空ショーをゆったり楽しむための”Lightning Pavilion”というお部屋があります。

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こちらのお二人が、”Lightning Pavilion”のホスト役のポールさんとパトリシアさん。ホスト役を15年務めてらっしゃるそうです。

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こちらの”Lightning Pavilion”には、最大で70名まで収容できるんだそうです。ちなみに、両日ともに、アジア人は我が家だけでした。初日は企業用のテーブルもいくつかありましたが、翌日は全て個人客でした。

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荷物はこんな感じで置いておくことができますし、貴重品はよりセキュリティが高い場所で預かってくれます。

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朝9:30頃から、こちらのパビリオンで軽食のサービスが始まります。

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航空ショーの飛行展示は、”Lightning Pavilion”の外に用意された観覧エリアで楽しみます。
ロケーション的にはブルーのエリアで、飛行場的には管制塔のすぐ前あたりになるので、戦闘機がちょうど離陸するタイミングあたりの光景をほぼ正面で楽しむことができます。

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隣に並んでいるのは、各企業のブースです。企業の招待客が、特等席で飛行展示を楽しめるようになっています。

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パビリオン内はドレスコードがあるので、ジーンズなどは基本NG。ま、社会人的なズボンと襟付きのシャツであればOKでした。ちなみに、初日は企業の招待客が多かったのでスーツ姿が多かったですが、最終日の日曜日は個人客が中心でしたので、なかには短パン姿のお客さんも見かけました。
下の写真で柵の外にいる人たちはセキュリティ関係者と兵士さんたちです。

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正面が滑走路です。

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こんな風に、テーブル席でゆったりと飛行展示を楽しむこともできます。

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アルコールなどのドリンクはいつでも頂くことができます。とりわけ、外国人のお客さんたちは、常にアルコールを飲みながら、飛行展示を楽しんでましたよ。

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パビリオンの隣りは、芝生席でした。こちらも、有料のエリアです。日本国内の航空祭は、概ねこんな雰囲気ですよね。

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今回、有料の航空ショーを体験して感じたことは、日本国内で開催される航空祭も、有料のサービスがあってもいいんじゃないかな、って思った次第。というのも、パビリオンで楽しんでいた一般のお客さんの多くが年配のご夫婦やカップルたちなので、芝生で大きなカメラを構えた面々と長時間一緒っていうと、なかなか自分たちのペースで楽しめないので、こうした高額のパビリオンをチョイスしているようでした。なかには、お祖父さんの誕生日のお祝いを兼ねて、っていうご家族もいらっしゃいました。
やはりニーズに合わせた多様性のあるサービスがあっても良いのでは?一部を有料化するだけでも、日々、少ない予算でギリギリの運営を強いられている自衛隊にとっても、多少なり補填ができて一石二鳥だと思うんですが、どうでしょうか?

パビリオンでは、無料のWiFiサービスを利用できます。但し、個別の電源コンセントはありませんので、場合によってバッテリー対策は必要かも。

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その日の詳しいスケジュール表をもらえます。このスケジュール表に書いてある時刻に沿って飛行展示がありますので、とっても便利。飛行展示で飛ぶ軍用機の詳細は、別冊のパンフレットで紹介されています。

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AIR TATTOOでは、スマホ・アプリも毎年リリースしています。こちらが今年のiOS版になります。

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パビリオンのなかに、ゲスト専用のトイレがあります。

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ウォシュレット付きではありません。民間航空機に搭乗した際に利用するトイレと同じように水が流れます。さすが航空業界っぱい感じです。

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以下、当日の午前中に行われた飛行展示を写真でご紹介しておきます。この日の午前中は、やや雲があったものの、概ね晴れというベストコンディションに恵まれました。
当日撮影した写真は、”FlyTeamのチャッピー・シミズ マイページ”(チャッピー・シミズは、POOHのハンドルネームです)で公開していますので、興味がありましたら、そちらをご覧下さい。また、 “500px”でお気に入りの写真を公開中です。是非、覗いてみて下さい。

日本国内の展示飛行と共通しているのは、飛行展示の間、メインのMCと、それぞれの部隊のメンバーがMCを務めて、展示飛行を盛り上げるってところ。逆に大きな違いは、RIATではヨーロッパ全土から選りすぐりのデモンストレーションチーム、あるいはアクロバットチームが参加していること。それと、後ほども触れますが、飛行展示中、飛行中のパイロットの肉声をリアルタイムに放送してくれることかな。日本国内の場合は、無線の取り扱い上、無理かもしれませんが、実際に観ながら聞いていると、臨場感が抜群にアップします。

CASA101EB Aviojet x8 Patrulla Aguila

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LM F-16AM Belgian Air Component 31 Squadron

離陸から派手さが際立っていた飛行展示でした。日本のような共有空港だとちょっと出来そうもない戦術フォーメーション。

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Boeing F/A-18C Honet Fiinnish AF HavLLv 11

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WAH-64D Apache x2 AAC3 Regiment

アパッチの運動性能をあますところなく披露していました。

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Panavia Tonado GR4 x3 RAF 31 Squadron

日本国内では観れないパフォーマンス。

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Kawasaki P1 JMSDF 51 Kokutai

現地では、とっても人気度が高かったP-1。次回は、是非、自衛隊の方ご自身でMCやって下さい。あ、そうそう、出来ればブルーインパルスも参加して!!絶対、他のアクロバットチームに引けをとらないと思いますよ。しかも、日本国内ではなかなか難しいけど、ここなら思いっきり飛行展示できるしね。

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VS Spitfire XIX x2 Rolls Royce

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ADM Mirage 2000N x2 French AF Escadron de chasse 2/4 La Fayette

ゴツくて、これぞ戦闘機!!って感じがしますね。

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Bell/Boeing CV-22B Osprey USAFE Special Operations 7 SOS

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こちらは、POOHが作ったアプリ”ココをマーク (Locuse)”を現地で動作確認した際のサンプルです。ご参考までに 。

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ホームページ”THE POOH FILES”にも是非お立ち寄り下さい。

tomohiko

長年に渡りMacintosh向けの自作アプリを作り続けているPOOHです。最近はiPhone,iPad向けアプリ開発にも挑戦中。グルメ、旅行、露天風呂、写真、サイクリング、映画、STAR TREKが大好き。レトロでSFなおもちゃを大量にコレクション。プレーリードッグと同居中。

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