新緑が眩しい北海道 旭川・美瑛でグルメと航空機スポッティングの旅 (5) “旭川空港”
これまでに”旭川空港”を何度も利用しているんですが、空港周辺で航空機のスポッティングをしてみたのは今回がはじめてです。実は、前回の旅行でもスポッティングを試みたんですが、冬場だったので、今回のTALKに登場する撮影ポイントは雪が積もっていて、どちらもポイントまで車で行くことができませんでした。ですので、こちらの空港は季節が良い頃、ということになろうかと思います。(前回は、空港の展望デッキも閉鎖されていました)
今回は、このように天気も良く、しかも過ごしやすい気温。各撮影ポイントは、素晴らしい自然に囲まれ、空港周辺で航空機を撮影する人たちを何人も見かけました。
まずは、空港のアウトラインです。ご覧のとおり、滑走路は1本です。滑走路は、RWY16方面は丘の上、RWY34方面は丘の下側に見えます。つまり、滑走路を絡めたければ、RWY34方面からの撮影がベストということになります。こちらは、機上から見たRWY16方面の丘です。
滑走路の運用は、北風ならばRWY34、南風ならばRWY16の利用となります。のちほども触れますが、この季節独特なのかもしれませんが、風向きは頻繁に変わりますので、同じ航空機(定期便なら、概ね40分から1時間タームで離発着をしているようです)でも、着陸はRWY16だったのに、離陸はRWY34という場面に何度も遭遇しました。こちらの空港の離発着回数はあまり多くないので、シャッターチャンスは少なめで、風向きの変化と天気のコンディションが写真撮影にかなり影響します。とは言え、風向きと天候は、何ともしようがありませんけどね。
今回の撮影ポイントは、上の地図のように3箇所です。これらの撮影ポイント以外にも、背の高い脚立があれば、場所によっては空港のフェンス越しに、航空機を間近に撮影することができそうです。我が家のような旅行者は最小限の機材で撮影することになりますので、今回のような撮影ポイントか、あるいは空港の”展望デッキ”あたりが選択肢になりそうです。
それでは、3箇所の撮影ポイントを順番にTALKしていきます。
当日撮影した写真は、”FlyTeamのチャッピー・シミズ マイページ”(チャッピー・シミズは、POOHのハンドルネームです)で公開していますので、興味がありましたら、そちらをご覧下さい。また、 “500px”でお気に入りの写真を公開中です。是非、覗いてみて下さい。
まず最初は、旭川空港の敷地内にある”グリーンポート”という公園です。こちらは、徒歩でも気軽に行ける撮影ポイントです。ややRWY34 END寄りのロケーションにはなりますが、小高い丘から滑走路を見下ろすことができるので、とにかく遮るものは何もなく、航空機の離発着を家族連れでも気軽に楽しめる素晴らしい公園です。
機上からグリーンポートを見ると、こんな感じです。
RWY34 ENDからの離陸シーン。
続いて、”RWY34方面のからし菜が咲く丘付近”です。こちらの撮影ポイントは、文字通り、5月に”からし菜”が辺り一面咲くエリアです。ほぼ正面に、空港の滑走路を見下ろすことができるポジションなので、黄色いからし菜の花を絡めて、航空機の離発着シーンを撮影するには申し分ない撮影ポイントだと思います。
ちょうとわかりづらいかもしれませんが、機上から見るとこんな風景が広がっています。
こちらは、空港から距離があるので、車での移動がマストです。注意しておきたいのは、丘全体が農地になっていますので、大型の農耕車が行き交う場所でもあります。場所的には農道で、駐車場する特別な場所はありませんので、農家の方の邪魔にならないような配慮が必要です。車もさることながら、撮影に夢中になって農地は入るようなことのないよう注意が必要なエリアでもあります。
小さめの写真だとわかりづらいですが、南風でRWY16の運用時に撮影した写真から。
で、約40分後、同じ航空機が、北風のためRWY34の運用で離陸。そうなんです。着陸時にRWY16だったので、離陸時には、からし菜のエリアに向けて離陸かな、って期待しながら待っていたんですが、短時間の間に風向きが変わり、予想に反して逆方向に向けて離陸していきました。こちらの撮影ポイントで、是非、向ってくる航空機を撮影したかったんですけどね。んんん、残念!!
その後、1時間ぐらいの後には、また風向きが変わり、今度はRWY34の運用にスイッチ。雲が少なけば、雪山(十勝岳、富良野岳)をバックにアプローチしてくる航空機を撮影できそうですね。
で、今回は期待通り、からし菜を絡めた着陸シーンを撮影できました。
3箇所目は、“RWY34方面の畑付近”です。畑付近とは言っても、畑のなかではなくて、畑を見下ろす道路脇です。この時期、畑が水田になっているので、原風景を絡めた写真を撮りたい場合に適した撮影ポイントです。こちらも車での移動がマストですが、やはり農道に面しているので、駐車スペースには限りが有ります。車の停め方が悪いと、大型の農耕車が通行できなくなってしまい注意されることがあるそうです。
まずは、日中、RWY16の運用時に、こちらのポイントから撮影した写真です。どの航空機も、離陸直後、角度を付けて離陸していくので、水田との絡みとは言っても、やや無理がある構図になってしまいます。
同じ撮影ポイントで、RWY34の運用に切り替わったタイミングで撮影した写真です。
日没が近い太陽と絡んだ写真が撮れそうですね。
で、ここからが本番です。それなら、ということで、日没のタイミングに着陸する航空機と水田を上手にコラボした写真に挑戦してみました。
期待通り、日没時にはRWY34の運用のままでしたので、雪山(十勝岳、富良野岳)から着陸機が進入してきます。なかなかいい感じです。
日没がもう少し遅い時期だったり、あるいは、航空機がちょっとだけ定刻より早めだったら、もうちょっとバランスの良い写真が撮れたような感じもしますが、このシーンを撮影できるタイミングはこの時期だけですし、何より晴天である必要があるなので、旅行者的には満点に近いシーンに巡り会えたかな、って思います。えーと、この写真の焦点距離は38mmでした、ご参考までに。
こちらは、POOHが作ったアプリ”空港ファン AirportFun”を現地で動作確認した際のサンプルです。ご参考までに。
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