Velbon カーボン三脚 中型 4段 3Way雲台マグネシウム製 Geo Carmagne E645M ”東扇島東公園で月とのコラボ”
航空機の撮影を始めてからずっと手持ちで撮っていたんですが、季節が良くなってきたこともあって、そろそろ夜撮にチャレンジしようかな、っていうことで、“Velbon カーボン三脚 中型 4段 3Way雲台マグネシウム製 Geo Carmagne E645M”を購入しました。今回もネットで注文したんですが、購入前に、リアル店舗で実物で比較検討した結果、こちらの製品を購入することにしました。購入動機の一番の理由は、望遠レンズに対応、そして軽さと丈夫さ、扱いやすさかな。
それと、実際に使ってみて知ったことなんですが、国内線の機内に持ち込める大型の三脚は、折りたたんだ状態で長さが60cmを超えてはならないというルールがあるそうです(JALとANAで大きめの機体)。この三脚は、ケースの上から測るとちょうど60cm、本体を図ると56cmということで、検査場でチェックはされるものの、セーフでした。国内線を利用する場合、荷物を預けると面倒なので、こういった仕様も重要なポイントだと思いました。
本格的な夜撮をスタートさせるにあたって、まずは製品の扱い方をマスターする目的で、ずーっと前から挑戦してみたかった月と航空機のコラボ撮影にトライしてみました。
場所は、”東扇島東公園”。
こちらをチョイスした理由は、”羽田空港”と月が上がっていく方角との位置関係です。この日は南風でしたので、下の地図に示した矢印に向って、航空機が離発着します。
BとD滑走路は着陸専用になるので、月が上がっていく高度より航空機が下に位置してしまうため、今回は除外。
C滑走路は、総じて北方面への離陸機になるので、旋回する分、離陸直後の高度がやや低めで、しかも月に被る確率は相当低くなります。
A滑走路は、総じて南方面への離陸機になり、かつ離陸直後は高度をグイグイ上げていくので、月と被る確率が高め、という想定をした結果、こちらのロケーションを選択した次第です。ここで注意しておきたいのは、北風の運用時は、滑走路の運用が逆になってしまうので、月とのコラボは望めそうになっていうことになります。それと、季節や時間、月の満ち欠けも、大きな要素になりますので、事前に下調べしておかないと、現地で悲しい思いをすることになると思います。
その日の風向きと天気概況は”weathernews”の検索機能、月の動きは”月の出・月の入りマップ”などで、事前にチャックしておくのが良いと思います。
こちらの公園へは”川崎港海底トンネル”を通ってくることになるので、基本、自動車かバスを利用することになると思います。海岸寄りの駐車場は利用できる時間に制限があるようですが、それ以外は24時間利用できる駐車場があるので、自家用車で行くのが無難だと思います。
トイレもあります。
バーベキューができるみたい。
事前に調べておいたデータをもとに、月が上がっていく方角に、今回購入した三脚でカメラをセット。
羽田空港から離陸するは、こんな感じで眺めることができます。
で、今回、現地で学んだことなんですが、月が水平線から登っていく過程のなかで、比較的早めのステージでしたら、大きめな航空機、例えば、ボーイング 777, 747系の機体が、月の高度と絡む確率が高そうでした。理由は、機体が重いので、その分、徐々に高度を上げていくからです。
一方、ある程度、周囲が暗くなって、月もかなり高い高度に上がってからは、逆に小さな機体をターゲットにするのが良いかもしれません。
ちょうど、その中間あたりの時間帯ですと、今回感じで撮影できました。今回は、この後、急に雲が厚くなってきてしまったので撮影を断念しましたが、次回は、チャンスがあれば、もっと明るい月とのコラボにも挑戦しようと思っています。
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