羽田空港周辺の撮影ポイント (2) “羽田空港国際線ビル駅” “羽田空港駐車場”
昨日に引き続き、“羽田空港”周辺の撮影スポットをTALKします。
これまで、”城南島海浜公園”、”京浜島つばさ公園”、”東京都立東京湾野鳥公園”、”浮島町公園”といった航空機の撮影ポイントして知名度の高い場所を紹介してきましたが、どれも航空機がメインの写真撮影に適した場所っていう感じです。ま、そういった写真は多くの人たちが撮っているので、最近は、航空機そのものっていうより、空港や周辺の風景を絡めた写真が楽しそうさ場所を探し始めています。で、先日TALKした多摩川河口なんかは、ちょっと距離を置いて、遠目から航空機を狙ったり、朝日や夕陽と絡めた写真なども楽しそうですよね。そんな場所が他にもないかな？っていうことで、今回は電車ファンのブログを参考に、実際に行ってみた撮影スポットを2箇所TALKします。
どちらも、RWY34L(A滑走路)への着陸機、あるいはRWY05(D滑走路)からの離陸機狙いです。A滑走路については、その日、その時間帯の運用で、RWY16Rからの離陸機になることもあります。ま、どちらもいい感じで撮れそうですが、個人的には、この撮影スポットは着陸機狙いかな？
最初は“羽田空港国際線ビル駅”、”東京モノレール”の駅です。今回は、日の出のタイミングに現地を観に行ってきました。ここは、電車ファンの人たちのブログを参考に、もしかすると、と思い行ってみた次第。
こちらは羽田空港方面のホームですが、反対側、つまり浜松町方面のホームに、写真撮影のスポットがあるんです。
ガラスで囲まれた箱みたいなところは、駅のメンテナンスエリアなので立入禁止です。
電車の駅のホームなので、黄色い線から出ない、電車の運転に支障があるフラッシュは使用しない、といった常識的な制限事項はあるものの、A滑走路 34L ENDとD滑走路が遠くに見えます。ただ、この時は、ガラスがちょっと汚れていたので、写真撮影のスポットとしてはちょっと減点。
ここから撮影した写真のサンプルはこちらです。朝日に照らされたモノレールがメチャメチャ綺麗でした。これで、海が朝日でチカチカ輝いていたら最高ですよね。余談ですが、駅なので、トイレもあります。
日の出のピークを迎えると、モノレールが朝日を反射してメチャメチャ綺麗。これで、航空機が絡んで、しかも海がきらきら光っていればバストショットっていうことかも。それにしても、なぜかモノレールと航空機はなかなか絡んでくれません。
折角、ここまで来たので、空港内の第一旅客ターミナルと、第二旅客ターミナルの展望デッキでも航空機を撮影。
今回も、シャッタースピードを変えながら、流し撮りの練習です。
こちらは、A滑走路からの離陸と着陸機を素材に流し撮りの練習。少しつづスピードを落としながら試してみたんですが、あまり流れないなあ。フェンスが邪魔で、なかなか自由にカメラを動かせないっていうこともあるんだけど….
第二旅客ターミナルでも練習。C滑走路ってバックが海なので、流そうにもなかなか…
続いて、“羽田空港国際線駐車場”です。こちらは駐車場なので、一旦自宅に戻り、車で最上階の9階で現地をチェックしました。時間帯は、夕刻、夕陽が落ちるタイミングを狙ってみました。見える景色は、モノレールの駅とおおよそ同じですが、少し多摩川よりで、しかも高さがあるので、特にD滑走路の様子が見やすかったです。ただ、フェンスの幅が狭めで、しかも柵が太めなので、あまり大きな望遠レンズだと、ちょっとレンズをずらしただけでも柵が写り込んでしまいます。ですので、いつもは100-400mmを愛用しているんですが、ここでは70-300mmのレンズを使用しました。300mmまでなら、フェンスの柵の間にレンズを何とか通せましたよ。キツかったですが…
こちらで撮影した写真サンプルです。有料駐車場ということもあってか警備員の人が巡回にくるので、あまり長時間レンズを空港側に向けているのはどうかな？っていうところがあるので、最初の数枚は日中に試し撮り、そして予め日没の時間を調べて、短時間で夕刻に再度撮影した次第。
こちらのアングルですと、A滑走路へのアプローチの様子がメイン、滑走路へのタッチダウン前後は手間のビルがあって見えません。
D滑走路が風景の一部として見えますね。ちなみに、このショットは400mmです。
で、日没に向かうシーンのサンプルです。この日は雲が多くて、夕陽の光量が今ひとつだったのかも。
写真全体で夕陽を表現できていないのは残念ですが、ビルやD滑走路の橋脚部分などはちょっとだけ日没モード。
これだけ小さくしちゃうと分かりませんが、D滑走路でテイクオフ待ちのシンガポール航空と橋脚部分が綺麗な感じで光っています。このタイミングでモノレールが走ってくれると、もしかして、もっとマシな写真になったかも。ま、いずれも、空がガスった感じだとなかなか期待通りにはならないですよね。また、機会を見つけて再チャレンジだな！！
POOHが作ったアプリ”空港ファン AirportFun”を現地で動作確認した際のサンプルです。ご参考までに。
ホームページ”THE POOH FILES”にも是非お立ち寄り下さい。
