最近、”鉄の骨”を読んでみました
最近、”鉄の骨を読んでみました。
池井戸潤さんの作品は、ストーリーがとってもリアルで、しかも登場人物像もしっかりしていて、とっても面白いですね。今回も、実際にありそうなビジネスシーンをテーマに、ゼネコン業界を取り巻くダークな部分を背景に、談合という悪しき慣習に真っ向から挑む中小ゼネコンの葛藤の様をグイグイと描いています。しかも、この作品では、ゼネコンに勤める若手社員と、銀行に勤める女性行員との悩み多きやりとりも重なって、とっても人間味のある展開で、文庫本とは言え、600ページを超える長編ものを一気に読んでしまいました。この作品も、ビジュアル化すると、かなり面白くなりそうですよ。あ、既に”NHK土曜ドラマ 鉄の骨 DVD-BOX”が発売になっているんですね。こちらもいずれ観てみよっと。池井戸潤さんの作品としては、あの半沢直樹シリーズの最新本”銀翼のイカロス”が8月にリリース予定なので、そちらも楽しみです。
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