ReflectorとQuickTimeでiOSアプリのデモビデオを作成しよう!
iOSアプリを開発していると、たまに困るのが、日本国内でしか利用できないサービスや特別なハードウェアを購入しないと動作を確認できないアプリをアップルさんに申請した時。このような場合は、大抵、アップルさんの方から、デモビデオを見せてくれる?って主旨でリジェクトされることが多いです。デモビデオを作って公開すれば、申請時の手続きもスムーズですし、申請後もユーザさんが操作内容を参照できるので、ちょっとした努力をしておくと、いろいろをいいかも。
でも、iOSアプリの動作をビデオに撮るって、実際にはどうすればいいの?実は、POOHも最初、そのあたりの事情を知らず、デジカメでiPhoneの画面を撮影していました。でも、画面撮影って、実際にやってみると、一人では難しいですし、一発でうまくいかないことが多いので、それなりにストレスを感じます。
そんな悩みを一挙に解決してくれるのが”Reflector”です。このアプリは、マックあるいはPC側にインストールするタイプで、何と、”AirPlay”でiOSアプリの画面をマック側で表示あるいは録画できるスグレモノです。
ちなみに、7日はお試しで利用できますが、お試し期間中は画面に透かしが入ります。ライセンス料は12.99ドルなので、少し使ってみて、これならと思ったら、使わなかった時のストレスとのトレードオフで、即ライセンスを購入だと思います。
大まかな操作感は次のとおりです。まずは、”Reflector”のインストールは済ませておいて下さい。
録画を始めたいタイミングで、”Reflector”を起動した状態で、iOS側の”AirPlay”をオンにします。下図のように”コントロールセンター”を表示して、”AirPlay”をタップしてマックとミラーリングします。
そうすると、マック側でiPhoneの画面が表示されますので、”Device”メニューの”Start Recording”項目を選択します。
録画が開始されますので、iOSアプリで録画したい操作を実行します。
録画を終える場合は、”Device”メニューの”Stop Recording”項目を選択します。そうすると、録画したムービーの保存先ダイアログが表示されますので、お好みの場所に保存して下さい。
続いて、マック上の操作を録画する方法をTALK。ま、こちらはご存知の方が多いと思いますが、”QuickTime Player”だけで録画できちゃいます。
“QuickTime Player”を起動後、”ファイル”メニューの”新規画面収録”項目を選択して下さい。
こんな画面が表示されますので、中央の赤いボタンをクリック。
フルスクリーンあるいは画面の一部、いずれかの録画モードを画面の表示にしたがってチョイス、今回は画面の一部を録画します。
録画したい画面の一部を選択後、”収録を開始”ボタンをクリックすれば、録画が開始されます。
録画を終了する場合は、メニューバー上のアイコンをクリックするだけです。
こんな感じで、iOS、マックそれぞれの動画の録画をした後は、”iMovie – Apple”で編集します。この手順だったら、投資額は12.99ドルのみ。POOHのように個人でiOSアプリを開発している場合、この程度の投資でデモビデオを作れるって、やっぱりアップル製品ファンとしては嬉しいですよね。
今回のTALKで紹介した便利なアプリを使って、実際に自分で作成したデモビデオです。ご参考まで。
こちらは、
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